ノーベル受賞講演、益川節は日本語で…でも「アドリブＮＧ」 : 科学 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

ノーベル物理学賞を受賞する益川敏英博士（６８）が８日、ストックホルム大学で、受賞記念講演を異例の日本語で行う。 大の英語嫌いで、「英語でなら講演しない」と受賞決定後の取材でも宣言していた。１９６８年の文学賞、川端康成氏も日本語だったが、ほかの日本人受賞者をはじめ、ほとんど英語で講演している。 演題は「ＣＰ対称性の破れは我々に何を教えたか」。益川博士の日本語原稿を京大助手時代からの後輩、九後(くご)太一・京大基礎物理学研究所教授が英訳。当日は益川教授が話す速度に合わせ、背後に英文を映し出す趣向。 川端氏の講演は「美しい日本の私――その序説」。川端氏が日本語で話したが、難解な表現もあり、川端作品の翻訳者が説明を加えて英訳した。７４年の平和賞、佐藤栄作元首相は、英語で「私は日本語は流暢(りゅうちょう)だがみなさんには分からない。英語も流暢だが、これもみなさんには分かりにくいので……」と話して笑い

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「アドリブするなよ！絶対アドリブするなよ！」

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スウェーデン王立科学アカデミーの反応がいかにも欧州っぽい