免震装置問題 第三者委が再発防止策案 NHKニュース

東洋ゴム工業が国に認定された性能を満たさない免震装置を製造販売していた問題で、国土交通省が設けた建築などの専門家による第三者委員会が２２日に開かれ、新たに工場への立ち入り検査を行うことなどを内容とする再発防止策案が報告されました。委員会では今後さらに内容を検討し、来月末に最終的な報告を取りまとめることにしています。 この中では、免震装置など安全に直結する製品については、国や性能評価機関が新たに工場などに立ち入り検査を行うとともに、過去に不正を行った企業についてはチェックを厳しくすることや、製品の品質や安全性に関する国際標準を活用して国が品質管理に必要な項目を示したうえで、性能評価機関がメーカーの作業工程を審査するといった内容が示されました。 これに対し、委員からは「立ち入り検査をしっかり行い、品質管理を万全にすべきだ」という意見の一方で、「国際標準だけで品質管理が本当にできるのか、さらに検

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