ジョージア首都トビリシで大洪水 動物園からトラやライオン脱走 ジョージア(グルジア)の首都トビリシで、カバを救助する人々 Photo By AP=共同 ジョージア(グルジア)の首都トビリシで13日夜、豪雨による大洪水が発生し、14日までに12人が死亡した。動物園も被害に遭い、トラやライオン、クマ、オオカミなどの猛獣が市内に逃げ出し、警察が捜索している。軍も動員されているという。インタファクス通信などが伝えた。 豪雨によって川が氾濫し、民家や建物が次々と損壊。川の近くにあった動物園は大きな被害を受け、破壊されたおりなどから、多くの動物が逃げた。洪水から動物を救おうとして、水害の犠牲になった職員もいるという。 共同電によると、猛獣については見つけ次第、危険性を考慮して射殺することにしており、警察の特殊部隊が病院の敷地内にいたオオカミ6匹を射殺した。このほかクマとハイエナを1匹ずつ射殺した