新興５か国が設立の銀行 世界銀行と連携強化 | NHKニュース

中国などの新興５か国、ＢＲＩＣＳが設立した新開発銀行は、世界銀行との間でインフラ関連の融資を共同で行うなど連携を強化していくことで合意し、中国の影響力が大きい国際的な金融機関が存在感を高めています。 それによりますと、低成長が続く世界経済を底上げするため、新興５か国や発展途上国のインフラ関連の融資を共同で行うことや、融資などに関する情報やノウハウを共有するなどとしています。 新開発銀行のカマト総裁が「世界銀行の支援に感謝するとともに、今後連携を深めていきたい」というコメントを出したのに対し、世界銀行のキム総裁も「成長を後押しする開発プロジェクトを支援していく」としていて、双方が今後、協力を進める姿勢を示しました。 ことし４月にはＡＩＩＢ＝アジアインフラ投資銀行も世界銀行と提携していて、中国が大きな影響力を持つ国際的な金融機関が存在感を高めています。

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