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ブックマーク / yuhka-uno.hatenablog.com (28)

  • 30歳女性がCanal 4℃のハートネックレスをプレゼントされた件で考えた、色々なこと - 宇野ゆうかの備忘録

    ………………当に…………頂いた身で……こんなこと…アレですが……………………………(30歳) pic.twitter.com/YkPBS1oI6q — ご飯(30代独身会社員女性) (@into_mashumaro) 2020年12月22日 クリスマス頃に思いっきり炎上してしまった、Canal 4℃をプレゼントされた30歳女性のTweet。その後の人の補足によると、送り主との関係性は「飲み誘われたら行くくらいの友人」で、プレゼントの内容はハートのネックレスだったとのこと。*1 私はCanal 4℃というブランドを知らなかったので(一応4℃のほうは知っていたが)、最初は「うーん、4℃と言っても、シンプルなデザインのものもあるし、それなら30歳女性でもいけるんじゃ……」と思ったりしたのだが、「Canal 4℃のハートネックレス」だと知って、あと、ただの友人関係だと知って、正直「あー……やっ

    30歳女性がCanal 4℃のハートネックレスをプレゼントされた件で考えた、色々なこと - 宇野ゆうかの備忘録
  • 松山市役所の身だしなみルールから~「きちんとした格好」をしたければ、校則的服装指導はやめよう! - 宇野ゆうかの備忘録

    news.yahoo.co.jp 愛媛県松山市役所の職員向け身だしなみルールが厳しすぎると話題になっている。私が元記事を一読してまず思ったことは、「よくいる、学校の服装指導的な価値観が、世間一般に通用する服装ルールだと勘違いしている人が作ったのかな」ということだ。 ”愛媛・松山市役所に向かうと、中には職員向けに身だしなみルールが貼られていた。 「ミニスカートは不可。髪は意図的に染めることは不可。白髪染めは地毛の色で」など細かく指定されている。 物議を醸しているのは、「勤務時間中の身だしなみモデル」と題した規定。 ミニスカート不可など、赤で強調された禁止事項以外にも「結婚指輪以外の装飾品は身につけない」という気になるルールがある。” 葬式ですら、真珠の一粒イヤリングや一連ネックレスは良しとされているし、スーツを着る時に身に着けるタイバーやカフリンクスもアクセサリーなのだが……地毛を重んじてア

    松山市役所の身だしなみルールから~「きちんとした格好」をしたければ、校則的服装指導はやめよう! - 宇野ゆうかの備忘録
  • 「サイゼリヤの代わりに初デートで行きたい店」書いたらセクハラされた~エロとセクハラはき違え問題 - 宇野ゆうかの備忘録

    yuhka-uno.hatenablog.com 上の記事を書いたところ、こんなセクハラ記事を書かれていた。 sinnnori.hatenadiary.jp いやね、私もそこそこネット発信歴長いから、こういうことはもう珍しくなくて、「ああ、またかよ」って感じなんだわ。これまでのネット人生、ブログが炎上したり*1Twitterで絡まれたり変なコメントをつけられたりして、それらと渡り合ってきた経験が数えきれないほどあるしね。それなりにブログの読者数多かったり、Twitterフォロワー1万人以上いる人ならわかると思うけど、これくらい見られる人が多くなると、中には変なヤツも混じってくる。しかも書き手が女だとセクハラクソリプとかあるある。そんで、こういうこと言うと「ネタにマジレス」とか言うんでしょ知ってる知ってる(笑)。 “…少し真面目な感想も述べましょうか。 この記事を書いた方の、意見が変わるのも

    「サイゼリヤの代わりに初デートで行きたい店」書いたらセクハラされた~エロとセクハラはき違え問題 - 宇野ゆうかの備忘録
  • 私がサイゼリヤの代わりに初デートで行きたい店書いたよ!(関西版) - 宇野ゆうかの備忘録

    ta-nishi.hatenablog.com 語ってみようと思いました。 ao8l22.hatenablog.com ネット上におけるサイゼリヤデート論争の歴史。 何かと炎上しがちな「デートサイゼリヤはアリかナシか」論。私の考えは、「学生ならアリ。社会人の初デートはやめたほうがいい」派だ。 これは、「他県から来た人をサイゼリヤに連れて行くのはアリかナシか」でも共通したものがあると思う。人が「地元にサイゼリヤがないので、ぜひ行ってみたい!」と希望するのでない限りは、やめておいたほうがいいだろう。例えば、大阪に来た人の場合なら、「わなか」や「甲賀流」あたりのたこ焼きをべさせるほうが正解だと思う。 サイゼリヤ、良い店なんだけど、日常感がありすぎるんだよね。大人のデートなら、大人同士がゆっくりと話ができるところに行きたい。もちろん、一緒にいるのが既に日常になったカップルなら、サイゼリヤ

    私がサイゼリヤの代わりに初デートで行きたい店書いたよ!(関西版) - 宇野ゆうかの備忘録
    eririchan3031
    eririchan3031 2022/04/20
    ソワレとかも行ってみたい(妄想)
  • 「男らしさを降りる」話になると必ず出てくる「男らしさを降りるとモテない!」について。#国際男性デー - 宇野ゆうかの備忘録

    news.yahoo.co.jp 11月19日は国際男性デーだが、この手の話題には、必ず「『男らしさ』を降りるとモテない!」と言う人が出てくる。 これについては、もっと女性の多様性を信じたほうがいいと思う。一般に、女性のほうが男性より早くに性役割からの解放を目指す文化があったので、男性に「男らしさ」を求めない女性も沢山いる。 ただし、そういう女性は、男性から「女性らしさ」を求められることを嫌う。「男らしさ」を求められたくないのなら、自分も女性に「女らしさ」を求めるべきではないし、女性に「女性らしさ」を求めるのなら、自分も相手の女性から「男性らしさ」を求められるのは、まぁ当然だろう。 なんというか、男性の間では、「フィクションの女性像」が作られているなと感じる。 『日の包茎(著:澁谷知美)』の中には、「包茎を嫌う女性」というフィクションの女性像を男性が作り出し、男性同士で「そんなことじゃモ

    「男らしさを降りる」話になると必ず出てくる「男らしさを降りるとモテない!」について。#国際男性デー - 宇野ゆうかの備忘録
  • 日本の若者は投票しないように教育される説~投票率とブラック校則 - 宇野ゆうかの備忘録

    gendai.ismedia.jp 若者の投票率の低さは、たびたび話題になる問題ですね。まぁ日の場合、若者以外も投票率は全体的に大して高くはないのですが……中でも若者は低いということで、問題視されています。 私は、若者の投票率の低さは、学校の校則問題との関連が深いと思っています。 dot.asahi.com b.hatena.ne.jp 下の「黒タイツがダメなワケ~」の記事は、元のリンクが切れてしまっていますが、当時とても話題になったので、ブックマークコメントやtwitterあたりを見れば、なんとなくわかるかと。 ざっくり言うと、校則でタイツがベージュのみだったところ、生徒たちが黒タイツも認めてほしいと学校に掛け合い、生徒会議で黒タイツでも良いと出たのに、認められず、結局、保護者やOBを巻き込まなければ、校則を変えることができなかったという話です。 私は、これらの記事を読んだ時に、「若者

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  • 漫画『ルックバック』の犯人描写に見る、専門家による監修の重要性 - 宇野ゆうかの備忘録

    togetter.com 傑作と評されながらも、統合失調症に対する偏見に基づいているとも言われて話題を呼んだ漫画「ルックバック」。単行化されるに当たって、修正の後、再修正されたらしい。 私は、統合失調症については全く詳しくない。この件に言及していた多くの人と同じく、ただのド素人である。 ただ、この件については、以前見た産婦人科を舞台にしたドラマ「コウノドリ」の、聴覚障害者を扱った回を思い出した。 物語は、若い聴覚障害者の夫婦が出産を迎えるという話なのだが、まず、手話を半年習っただけの私が見て、すぐに「あ、聞こえる人が演じているな」とわかってしまった。 手話は、手の動きの他に、口の形や頷きや表情にも文脈がある。なので、ネイティブの手話者は独特の表情の豊かさがある。しかし、このドラマの夫婦は、そういった表情をほとんど作れていないように感じた。 また、出産を迎える女性のほうは、親から「聴覚障害

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  • 「ありのままの自分」に近い形で恋愛できた私~そこそこ長い喪女時代を経て~ - 宇野ゆうかの備忘録

    ta-nishi.hatenablog.com togetter.com 上のブログ記事を読んで、「はてな非モテ論壇懐かしい」という気持ちになった。そして、あれから10年以上経って、私はわりと「ありのままの自分」に近い形で恋愛できたなと思った。 Ta-nishi氏と私が大きく違う点は、私はさほどモテや恋愛に執着していなかったことだろう。自分に合う相手と出会えて恋愛できればいいけれど、そうでなければ一生処女でもいいやと思っていた。当然、特にモテる努力をしないので、いわゆる「喪女」だった。そんなわけなので、初めて付き合ったり性行為をしたりという体験は、けっこう遅かった。 私にとっては、自分が誰かと付き合えないことよりも、いい年した大人が恋愛未経験なのをおかしく思う社会のほうが問題で、息苦しさを感じていた。私が非モテ関係の話に興味を持っていたのもそういう理由だ。当時は今より恋愛未経験者に対する風

    「ありのままの自分」に近い形で恋愛できた私~そこそこ長い喪女時代を経て~ - 宇野ゆうかの備忘録
  • マジョリティは冷静なのではなく、鈍感なだけ - 宇野ゆうかの備忘録

    「トーンポリシング」という言葉があるように、差別や抑圧について怒ると、決まって「感情的だ」と言う人がいる。そういう人は、どうやら自分のことを冷静だと思っているようだ。 世の中には、「感情的な人は、ちゃんとした議論ができない」「感情的な人は正しくない」という思い込みがある。しかし、これはあくまでも、両者が対等なテーブルについていることを前提とした場合だけである。そもそも両者が対等ではない場合、特に、一方が抑圧する側でもう一方が抑圧される側である場合には、この前提は成り立たない。 例えば、こういうケースだ。 パワハラを受けて、思い出そうとするとPTSD症状が出て、過呼吸になって取り乱してしまう元社員と、平然としているパワハラ上司。 過労死で亡くなった元社員の遺族と、何が悪かったのかさっぱりわかっていないブラック企業経営者。 いじめを受けて、必死で反撃する子供と、へらへら笑っているいじめっ子 か

    マジョリティは冷静なのではなく、鈍感なだけ - 宇野ゆうかの備忘録
  • 「性格重視」の人に対する誤解~内面で選ぶ人は、よく話したことがない相手と付き合わない - 宇野ゆうかの備忘録

    「女は気持ち悪いオタクと付き合うのが嫌だから暴力的な男とでも付き合う」→「私は暴力的な人は嫌。大切にしてくれる人がいい」→「じゃあ付き合って」→「お断りします」→「断られたオタクに人権などなかった」→「交際を断ることは人権の侵害ではありません」→「お前は容姿で差別している」(?) — 架純 (@_kasumioO) August 14, 2018 「容姿より性格重視、容姿はさして気にしない」と言うと「じゃあ付き合って」「じゃあ〇〇とも付き合えるの?」みたいな謎のリプライや質問が飛んでくるけれど、「誰でもいい」とは言ってない。「容姿を気にしないなら交際を断る権利はない」みたいなの当に謎だからやめて…。 — 架純 (@_kasumioO) August 13, 2018 わりと以前のTweetの話を今さらするのも何だけど。当時、上のやり取りを見ていて、こう思った。 「そもそも、性格重視の人間

    「性格重視」の人に対する誤解~内面で選ぶ人は、よく話したことがない相手と付き合わない - 宇野ゆうかの備忘録
  • 美人に対する「認知の歪み」と、美人の災禍 - 宇野ゆうかの備忘録

    前回記事『女性は高い外見レベルを求められ、外見レベルが高い人の苦悩は無視される』では、「美人だって、虐待や貧困いじめ、その他世の中の人が経験する困難を経験しないわけではないし、美人だということでその苦悩がチャラになるわけではない」という話をしたが、それに対して、id:tureture30さんからブコメと記事へのコメントで以下の言及があったので、今回は「美人だからこそ経験する災禍」についての話をしようと思う。 id:tureture30 私はこの増田さんに近い価値観かもしれません。生まれ持ってきれいな女性は容姿を武器に男をい物にしているという先入観があります。それは人が意識していなくてもです。カッコいい男もそうなのでしょうけれど id:tureture30 ブコメでは語弊があるかもと思い補足です。 生まれ持って容姿の良い人は、 生まれ持ってお金持ちな人と同じように、 恵まれた環境を自覚

    美人に対する「認知の歪み」と、美人の災禍 - 宇野ゆうかの備忘録
  • 『非モテの品格』を読んで考えた、男性が精神科を受診しない理由 - 宇野ゆうかの備忘録

    何年か前に『非モテの品格 男にとって「弱さ」とは何か(著:杉田俊介)』というを読み、思うところが色々あったのだけれど、あまりにも思うことが多くて今まで書かずにいた。 このの内容は、ざっくり言うと、「非モテ」を軸にして語られる、男性の生きづらさについてだ。書から一部抜粋してみる。 “夢を諦めたこと。仕事もないこと。金がないこと。社会的な肩書がないこと。周りに友達がいないこと。もちろん、そのどれもが苦しかった。つらかった。 しかし、当時の僕にとって、一番苦しかったのは、恋人がいないことであり、恋愛・性愛の問題だったのである。” “思い出せば、多分あの頃の僕は、次のように考えていたのではないか。 自分には恵まれた容姿も才能もなく、社会的な成功や立身出世も、もう、望めそうにない。人生はこれ以上マシなものにはならない。けれども、恋愛の領域であれば、まだ人生のすべてを取り戻せる、一発逆転できるか

  • 優しくない人ほど自分のことを優しいと思っている説~虐待とDVとダニング・クルーガー効果 - 宇野ゆうかの備忘録

    「ダニング・クルーガー効果」という言葉がある。端的に言うと、その分野において能力が低い人ほど、自分の能力を実際よりも高く見積もっており、能力が高い人ほど、実際よりも低く見積もっているという認知バイアスだ。 私は、「優しさ」や「性格の良さ」にもダニング・クルーガー効果が適用できるのではないかと思っている。虐待やDVをする人ほど、自分のことを「優しい」と思っていて、自分の優しさレベルを実際よりも高く見積もっていることが多いからだ。 togetter.com 上のリンク先の、わが子を虐待していた人は、「子どもは好きですか?」ときかれて「子ども、大好きです」と答えている。おそらく、この人は、「子どもと遊ぶ」ことと「子どもで遊ぶ」ことの区別がついていなかったのではないだろうか。 虐待を受けて育った人からよく聞く話として、「うちの親は、虐待のニュースを見て、『なんてひどい親なの!』『子供がかわいいと思

    優しくない人ほど自分のことを優しいと思っている説~虐待とDVとダニング・クルーガー効果 - 宇野ゆうかの備忘録
    eririchan3031
    eririchan3031 2020/02/01
    素敵で常識的な子育てしてると思ってる人が過干渉とかの精神的虐待とかしてる場合もあると思う
  • なぜ「フェミニストはハイヒールを嫌っている」と思われるのか~すり替えのカラクリ - 宇野ゆうかの備忘録

    『王様の仕立て屋』という漫画の中で、「そういえば フェミニストの中にはハイヒールを蛇蝎の如く嫌っている人がいますけど」というセリフが出てきて、物議を醸していました。 この件について書いてみましたが、長くなりましたので、前編と後編に分けて書くことにします。 togetter.com フェミニストに対して、この登場人物のような認識を持っている人は、実際多くいます。一方で、実際にフェミニストが言っていることは、概ね「ハイヒールの強要をやめよう」なのですね。 欧米においては、カンヌ映画祭において、フラットシューズを履いた女性が入場を拒否されたことから、ジュリア・ロバーツやクリステン・スチュワートがレッドカーペットを裸足で歩くパフォーマンスをしてみせたりします。日においては、『#Kutoo運動』の提唱者である石川優実氏が有名ですが、石川氏も「職場におけるハイヒールの強要」を問題視しているのであって

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  • 相手の親に聞こえるように「あんな小さい子に虐待して…」と言ってはいけない理由 - 宇野ゆうかの備忘録

    電車で見知らぬおばちゃん達に『あんな小さい子に虐待して…』『だから若い子は…』って聞こえるように言われた。 子育ての経験あるなら蒙古斑と痣の違いくらいわかるでしょうに。お尻以外にも蒙古斑って出るのよ。それに若いのは関係なくないですか?酷い事言われ慣れてたけど流石にイラっとした… pic.twitter.com/KDdh73IIyO — 悠里 (@daren_1280) August 23, 2019 togetter.com ある親御さんが、赤ちゃんの足の蒙古斑から虐待を疑われたことで、お尻以外のところにできる蒙古斑についての理解を呼びかけています。 私は、このTweetを読んで、違う角度から気になることがありました。それは、おばちゃん達が、相手の親に聞こえるように「あんな小さい子に虐待して…」と言っていたこと。これは、仮に当に虐待だった場合、子供を危険に晒してしまう可能性があります。

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  • 選挙が苦手な人と、おしゃれが苦手な人は、似ているのかもしれない - 宇野ゆうかの備忘録

    選挙のことで彼女と喧嘩までしたんだけどな、どこの政党を支持するとかって話じゃないんですわ。「わからないものはわからない」って言われたんです。学校で政治や選挙のことなんか教えられてないから、選挙に行けとか言われると上から目線に聞こえる、って言われたんですわ。 — がんぺー (@gwangpee) July 21, 2019 togetter.com 上の彼女さんから、政治や選挙に対するコンプレックスを感じました。この反応、ファッションやおしゃれにコンプレックスを感じている人に、「もっとおしゃれしなよ」って言った時の反応に似てると思います。 Togetterのブコメにこんな意見がありました。 id:covacova なんか分かった気がするぞ。選挙に行かない人や、体制派にしか入れない人は、正解が何かを気にしているんだな。正解とは多数派で、正解に入れなかった自分を他人に見られるのが怖いんだ。まさに

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  • 『40歳までにオシャレになりたい!』より~おしゃれオンチとメシマズの共通点 - 宇野ゆうかの備忘録

    40歳までにオシャレになりたい! 作者: トミヤマユキコ 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2018/05/30 メディア: 単行(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る Webで連載されていた頃からちょこちょこ覗いていた、トミヤマユキコさんの『40歳までにオシャレになりたい!』がになった。内容は、普通の人はまず選ばないような服で、クセの強い「圏外ファッション」ばかりしていたトミヤマさんが、その場や立場に応じた装いができるようになりたいと思って、40歳を前に、おしゃれをなんとかしてみようと奮闘するもの。 ちなみに、前回記事『貧乏人の私がおしゃれになるためにしたこと』は、トミヤマさんの『40歳までに~』に触発されて書いた部分もある。 おしゃれオンチとメシマズの共通点 私は、そんなトミヤマさんの奮闘の様子を覗き見ながら、こう思った。 「そうか…!おしゃれオンチな人がおしゃれオンチな

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  • 東大生が上野千鶴子氏にインタビューした記事を読んで、色々考えたこと - 宇野ゆうかの備忘録

    todai-umeet.com 上の記事を読みました。なんか、最初はインタビュアーという役割の人としてインタビューしようとしていた編集部の皆さんが、途中から自分自身の個人的な話になっていくのが面白かったです。「個人的なことは政治的である」って、こういうことなんですかね? 読んでるうちに、ちょこちょこ気になることがあったので、ブログに書いてみたくなりました。 「男というだけで、ずっと悪者なのか」 まず、もらいださんの発言から。 “自分は男ですが、ここまで聞いていて、男というだけで、ずっと悪者なのかっていうことが一瞬よぎりました。 僕は、男女差別的な構造の中で生きていて、社会的に構築された自分としては女性からみたら敵になる部分が多いなと思うんですけど、男女差別的な構造を自分が選んだわけではないので、自分に直接責任があるかと言われたらわからないなと思って。” 性差別の問題について、こういうふうに

    東大生が上野千鶴子氏にインタビューした記事を読んで、色々考えたこと - 宇野ゆうかの備忘録
  • 「人権派」な人の性加害案件を見て、父の精神的虐待を思い出した話 - 宇野ゆうかの備忘録

    www.buzzfeed.com 「人権派」と言われ、弱い立場の人々に寄り添った活動をしてきた人が、セクハラやレイプをしていたことが発覚して、多くの人が「まさか、あの人がそんなことをするなんて」という反応をしているらしい。でも、私は特に驚かない。「ああ、父に似た人なのかな」と思うからだ。 私は今のところ、父が女性をレイプしたという話は聞いたことがないし、私自身が父から性的虐待を受けていたわけでもない。ただ、「反差別」で「人権派」な思想を持っていた父親が、一方で家族を抑圧し、娘の私に精神的に寄りかかって甘えていたことが、この構造と共通した部分があると思うのだ。 あと、最初に言っておくが、この手の人は右にも左にもいる。違いがあるとすれば、周囲の反応のほうだろう。 父は、自分に対する「NO」を受け付けない人だった。なので、私は、娘の好みなどわからない父親が買ってきたダサい服を、もらった時に「あり

  • 西武・そごうの、女性差別をテーマにした広告から読み取れるもの - 宇野ゆうかの備忘録

    【西武・そごう】わたしは、私。オリジナルムービー www.sogo-seibu.jp 西武・そごうの、女性差別をテーマにした広告に、Twitter上で疑問の声が上がっている。 まぁ、広告が表現したかったことはわからないでもない。挑戦だったのだろうとは思う。けれど、パイを投げた人たちの存在が透明化されているところや、女性が怒ってないところが、大手メディアで女性差別をテーマにした表現をする上での、現時点での限界なのかなと思った。 この広告ムービーにおけるパイは、女だからといって強要されること、無視されること、減点されること、女性が受けるセクハラや性暴力といったものの比喩なのだろう。しかし、女性にパイを投げる人たち(まぁ、大半は男性だろう)は、最初から最後まで登場しない。パイは最初から、何もない空間を漂っている。 投げつけられた後も、彼女の顔についたクリームを拭ってケアする他者が現れるわけではな

    西武・そごうの、女性差別をテーマにした広告から読み取れるもの - 宇野ゆうかの備忘録