アマゾン、Koboおよびソニーの3社が共同で、アクセシビリティ法令に関するFCCの遵守要求からE-Readerを永続的に除外することを申し立てていたことが報じられた(書面=PDF)。もともと文章を読むという単一の目的のために開発されたベアボーン・デバイス(半完成品)であるという理由だが、図書館、教育関係者などから懸念が表明されている。FCCはこれに対するコメントを9月3にまで受け付け、最終決定を下す。 2010年に成立した「21世紀の通信・ビデオへのアクセシビリティに関する法律」(Twenty-First Century Communications and Video Accessibility Act)は、「エンドユーザー向け端末を含む高度通信サービス(ACS)のための装置」が「障碍を持った人でも利用できるよう、アクセス可能」でなければならないとしており、政府は製造業者に遵守を命令する