近年、点字図書館をはじめとする視覚障がい者情報提供施設・団体では、点字図書や音声図書に加えて、「テキストDAISY」と呼ばれる形式の電子書籍の製作・提供を行っている。 テキストDAISY図書は、文章を音声で読み上げさせる、文字を拡大させる、見出しやページ単位で移動できるなど、さまざまなアクセシビリティ機能を備えており、利用者は専用の再生端末やPCから、障がいの種類や程度に応じてそれらの機能を使い分けられる。 また、テキストDAISY図書の製作には点訳や朗読といった専門技能が不要なため、点字・音声図書より迅速に提供することができる。 しかし、紙書籍のスキャン画像からOCRソフトでデジタルテキストを作成する際、文字の誤認識のチェックなどを特定のスタッフに任せる従来の方法では、効率化に限界があるという。 そこで今回のプロジェクトでは、OCR処理したデジタルテキストの校正作業にクラウドソーシングを
この記事は 「バトル漫画における「敵をどう用意するのか」問題」を読んでの記事です。 幾つかの作品のネタバレありますのでご注意下さいませ。 はじめに 先日、痕跡症候群さんやゴルゴ31さん等で紹介されていましたので、気になって読んでみた記事がありました。 「バトル漫画における「敵をどう用意するのか」問題」 やまなしなひび−Diary SIDE−狂っているのは誰ださん 私達が生きている現実ではあまり見かけない「敵」をどう用意するのか に着目して、バトル漫画に於ける様々な世界観パターンから追求されておりました。 非常に興味深い記事でした。 この記事内のコメントも面白く、特に それより弱い奴から順番に出てくる方が実は問題ですw という一文に深く惹かれました。 確かにwww そこは、まあお約束としてツッコんではいけない点な気がしますけれど、漫画を中心にしてちょっとだけ考えてみます。 バトル漫画の不文律
独立した電子出版権創設に関する「中間まとめ」に対する意見表明 (文化審議会著作権分科会出版関連小委員会「中間まとめ」に関する見解) 2013年10月17日 一般社団法人日本ペンクラブ 日本ペンクラブは、「中間まとめ」において提案されている独立した電子出版権の創設に反対する。経済原理にのみに則って出来上がった電子出版権は、インターネット空間における言論表現の自由のあり方を揺るがしかねず、既存の紙メディアにおける出版行為にも重篤な影響を及ぼすものと考える。 本小委員会における問題点は、「はじめに」における電子書籍/電子出版の定義に顕著である。議論の根幹にかかわる重要な定義が《便宜的に》呼称されるようなことがあってはならない。ここでいう電子書籍はeBookというよりは広く読みもの系のDigital Contentsを総称しており、権利の主体、客体の範囲が不明確である。 自炊代行、プラットフォーム
JEPAセミナー「地方から電子出版市場を創りだす!」を取材してきたので、レポートさせて頂きます。今回は残念ながら商業メディアさんが乗り気じゃなかった……。 告知では、徳島県の株式会社教育出版センター 代表取締役社長 乾孝康さんと、宮城県の株式会社ココム 代表取締役社長 男澤亨さんが登壇予定だったのですが、男澤さんが諸事情により急遽来れなくなったため、JEPA 定例会運営委員会の副委員長で大日本印刷の池田敬二さんがピンチヒッターになっていました。 池田さんのパートは主に、地方の公共図書館と電子書籍、イーシングル(短い電子書籍)の2つのテーマでした。 地方の公共図書館と電子書籍 池田さんは武雄市図書館デジタル化推進協議会の委員も務めており、武雄市図書館にも何度か視察に行ったそうです。武雄市図書館は公共図書館と書店・カフェが併設されており、指定管理者制度でCカルチュア・コンビニエンス・クラブ(C
帝国データバンクが10月17日に発表した出版業界の決算調査によると、大手出版社の2012年度売上高は、10社中7社が減収だった。出版取次や書店でも減収傾向に歯止めがかかっておらず、同社は、「中小出版社を中心に、事業継続を断念するケースが今後も増加していく」とみている。 出版社の売上高トップは集英社(1261億円)だが前期比では4.4%減。このほか、講談社(2位)、小学館(3位)、角川書店(4位)、日経BP(5位)、宝島社(6位)、東京書籍(8位)が減収で、講談社と小学館、日経BPの減収は2期連続だ。 書籍は売れる本と売れない本が2極化しており、雑誌は週刊誌・月刊誌が長期低迷しているため、販売減に歯止めがかかっていないという。文藝春秋(7位)、光文社(9位)、ぎょうせい(10位)は増収だった。 損益は上位10社すべてが黒字で、うち9社が2期連続黒字。ただ、社有不動産の売却や赤字部門の縮小・撤
冊子の中綴じ製本というのは、一般的なホッチキスを使って行うのはまず不可能だ。なにせ一般のホッチキスでは、針を打つ先端の部分が、冊子の背となる位置まで届かないからである。専用の大型ホッチキスも発売されてはいるが、数千円という価格もあって、定期的な需要でもない限り、気軽に導入するのは難しい。 今回紹介する「ナカトジ~ル」は、既存のホッチキスとの組み合わせて使うことで、こうした中綴じ製本をいともカンタンに行える多機能定規だ。「ナカトジ~ル」の先端部分に、ホッチキスの台座にあたる金属パーツが付属しており、既存のホッチキスの針が出る部分と組み合わせることで、通常では届かない位置に針を打つことができる。B4、A3、新聞紙サイズに合ったガイド線が印字されているので、これらの位置に紙の端をあわせて綴じるだけで、中綴じが見事に完成する。
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