Koboは12月2日、E-Inkホールディングスと提携し、Koboストア・アプリをサード・パーティ系E-Readerに対して提供するプログラムを発表した。パートナー獲得を目ざしているが、自社デバイスの拡大が遅々とした現状で、依存度を減らしてベースを拡大する方向に転換したものと思われる。 遅かったがゲームを変える第一歩 KoboE-Bookストアとリーダ・アプリは、Android上で稼働するE-Inkデバイスで利用できる。それにより、パートナーは、現在のE-Inkデバイスの唯一最大のアプリである、世界最大級のE-Bookストアとリーダをデフォルトとすることが出来る。 E-Inkハードウェアを販売したいと考えるベンダー、あるいはE-Book販売から撤退したいベンダーにとって、Koboとの提携は悪くない選択肢だ。また、ドキュメント管理など非読書系ソリューションを加えて考えることもできる。カラーE