寅さん、両さん、そして翼――。人気キャラクターの銅像で街おこしを進めている葛飾区に来春、新たな銅像が加わることになった。区は、人気サッカー漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼の像を、作者の高橋陽一氏の地元・四つ木に設置する計画だ。区内には、すでに映画「男はつらいよ」の車寅次郎と、漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の両津勘吉の銅像があり、翼像が完成すれば、葛飾ゆかりの3大キャラクターが勢ぞろいする。区は「寅さん、両さんに続く第3のキャラクターで観光客の誘客をはかりたい」と意気込んでいる。 「キャプテン翼」は1981年に週刊少年ジャンプ(集英社)で連載が始まったサッカー漫画。南葛市立南葛小学校に転校してきたサッカー少年・大空翼が、仲間やライバルたちと競い合いながら成長していく物語。個性的な登場人物と「ドライブシュート」などの描写で、小中学生に一大ブームを巻き起こした。 テレビアニメ化され世界