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ブックマーク / srad.jp (37)

  • 100年前に欠けたアイルランドの図書館の本、戻る | スラド

    1707年に開館したアイルランド・ダブリンのMarsh's Libraryで今から100年前に紛失していた書籍が、古物商の店先で発見されていたそうだ(Irish Times)。 発見されたのは、全5巻で構成される「Galeni Librorum」のうちの1巻。古物商の店先から2012年に見いだされて戻されたという。この顛末はTHE LOST LIBRARY BOOKとして出版された。 一方で今年2月ロンドンのヒースロー空港近くの倉庫から200万英ポンドの価値のある稀覯書が盗まれ、違法薬物取引の金銭洗浄に用いられたという。なお、19世紀には図書館1冊を失うと1年の強制労働だったそうだ。 「文化財の観光利用や積極的な開放について、保護などの観点から学芸員が慎重になりがちだ」とした発言もあるが、そういう政治家や資格のない議員の圧力・行政家が、文書や標を廃棄する国とは違う世界がある。

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  • 筒井康隆のラノベ「ビアンカ・オーバースタディ」の続編、新人が勝手に書いて賞に応募した結果入賞、刊行へ | スラド

    「時をかける少女」などで知られる小説家、筒井康隆氏によるライトノベル作品「ビアンカ・オーバースタディ」の続編というライトノベル「ビアンカ・オーバーステップ」が3月15日に発売される。作は新人作家「筒城灯士郎(とうじょう・とうしろう)」のデビュー作となるのだが、筒井康隆に無断で執筆され、星海社の「星海社FICTIONS新人賞」に投稿された結果受賞して刊行に至ったという異色の経緯となっている。 公開されている新人賞の座談会では「全部80点」「破綻がないことこそが不満」と高く評価されており、編集者から「筒井さんのご承諾をいただけなくても、受賞はさせるべき」といった声があったようだ。その後正式に筒井康隆氏の承諾を得ての刊行になったという。

    筒井康隆のラノベ「ビアンカ・オーバースタディ」の続編、新人が勝手に書いて賞に応募した結果入賞、刊行へ | スラド
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    feel 2017/03/07
  • Re: 武雄市内の小学生 保護者各位 | yasuokaの日記 | スラド

    武雄市において「武雄市内の小学生 保護者各位」と題する怪文書が配布されたらしい。結構、面白い文書なので、一部、引用してみることにする。 このたび、武雄市内児童の読書推進を目的として武雄市図書館の利用カードの一斉作成をすることになりました。 ◇作成にあたりご確認いただきたいこと ・平成25年4月1日の図書館リニューアル以後、すでにお子様が図書館カードを作成されている方はお申し込みの必要はありません。 ・作成いただくカードは2種類のタイプからお選びいただけます。 A. 図書利用カード B. 図書利用カード(ポイント付き) ※それぞれのタイプにより規約がございますので、ご確認の上、お選び下さい。 ・2種類のタイプとも「登録申込書」と「保護者同意書」のご提出が必要となります。 で、「B. 図書利用カード(ポイント付き)」を選んだ場合は、小学生人の名前と年齢、および、保護者の名前と住所と電話番号が

  • デジタルネイティブ世代も電子書籍より紙の本を好む | スラド

    デジタルネイティブ世代も、電子書籍より紙のを好むようだ。楽しみのためでも勉強のためでも、紙ののほうが良いという(Slashdot、Washington Post)。 ワシントン大学で行われたパイロットスタディでは、電子版の教科書を購入した学生は全体の4分の1にしか満たなかったという。こうした学生らは「の臭いも覚えていないはず」の世代であり、専門家らはこの研究結果に驚いているという。 学生らが紙のを好ましく思う理由は、紙のだとより読書に集中でき、じっくりと熟読できるからのようだ。また、ストーリーや内容も追いやすいのだという。そして紙のの場合、の何処に何が記されているのかという「物理的なマップ」を頭に描くことができるのも重要なポイントのようだ。ページやテキストのレイアウトで、覚えておきたい情報が書かれている箇所を記憶することができる。例えば、「重要な対話は、の最初の方の、端が汚

    デジタルネイティブ世代も電子書籍より紙の本を好む | スラド
  • 子供向け辞典から削られた動植物名などの復活を求め、作家など28名がオックスフォード大出版局に公開書簡 | スラド

    英オックスフォード大学出版局が発行する子供向けの辞典「Oxford Junior Dictionary」では2007年版以降、自然の中で出会う動植物などの単語を減らし、IT関連など新しい用語への置き換えを行っているそうだ。これに対して28名の作家や詩人、ジャーナリストなどが共同で、削られた単語を次の版で復活させるよう求める公開書簡をオックスフォード大学出版局に送ったそうだ(書簡: PDF、 CBC Newsの記事、 The Guardianの記事、 The Oxford Timesの記事、 家/.)。 書簡では削られた単語の例として「ドングリ(acorn)」「ブルーベル(bluebell)」を挙げており、農業やべ物に関する単語も数多く削られたとしている。The Guardianの記事によれば、「カリフラワー(cauliflower)」や「栗(chestnut)」といった単語も削られてい

  • 逮捕された人物の著作物を販売停止することの是非は? | スラド

    先日、歌手のASKA氏が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されたが、これを受けてASKA氏が参加しているユニット「CHAGE and ASKA」の作品やASKA氏のソロ作品について権利を持つユニバーサルミュージックが、これら作品の出荷およびデジタル配信を停止することを決定したという。 今回の逮捕はその容疑内容、反社会的性質等、その影響の大きさに鑑みて、決して看過できるものではなく、厳正な措置を以って臨むべきとの判断に至りましたとのことだが、この余波を受けて、6月18日発売予定だったBD/DVD-BOX「宮崎駿監督作品集」の発売が延期される事態にもなっている。この作品集内に、スタジオジブリが制作したCHAGE and ASKAのプロモーション映像「On Your Mark」が収録されていたため。さらに、On Your Markを収録していたDVD「ジブリがいっぱい SPECIAL ショートショート」

  • 米シアトル市内の独立系書店のお得意様はAmazon従業員 | スラド

    米国内では、独立系の書店がAmazonとの競争により苦しい経営を迫られ、挙げ句に閉鎖せざるを得ないという話が後を絶たないが、シアトル市内の書店では、Amazonのおかげで売り上げが伸びるという対極の現象が起きているのだそうだ(The New York Times、slashdot)。 売り上げ上昇の理由は、Amazon社の従業員が書店でを買うためだという。シアトルにあるAmazon社に務める従業員の多くは熱心な読書家であり、Amazonではなく地元の書店でを購入することを好む傾向にあるようだ。シアトルで最大手の独立系書店Elliott Bay Book Companyによれば、Amazonに務める人の多くが顧客として同書店を利用しているとのこと。しかも、およそ20年にして初めて、従業員にボーナスが出せるほど多くの利益を得ているとのこと。

  • 人気MMORPG「WoW」でレベル90まで上昇させる課金アイテム登場、お値段60ドル | スラド

    Blizzardが開発・運営している「世界でもっともプレイヤーが多いMMORPG」である「World of Warcraft(WoW)」にて、キャラクターのレベルを現在のレベルキャップである90まで一気に上昇させる課金アイテムが販売される模様(slashdot)。 これは第5弾拡張パックのリリースに合わせたもの(Game*Sparkの記事)で、「新たに実装されるコンテンツをプレイヤーにすぐに楽しんでもらうため」に提供されるらしい。 しかし当然ながら既存ユーザーからの疑問の声も多く、数百時間かけてレベルを上げたのに、それが60ドルで買えるというのはどういうことなんだ、といった反応が出ているという。

  • 街中の書店が減少している理由はネットとは関係ない? | スラド

    ここまで、(男性向け)エロの事が出てこないのに軽く目眩がしました。 地域の零細書店ってエロの品揃えだけは豊富だったりしたじゃないですか。 そこまで極端ではなくてもエロで客引きして他のも買っていくという客は少なくなかった。 だから、(男性向け)エロが集客や書店の収入に大きく貢献していたと思うんですよ。最低でも90年代以降は。 でも、児ポ法や各都道府県の青少年健全条例での規制強化だけではなく世の中全体が「清潔嗜好」と言うか過度の潔癖症に陥って、比較的ライトなエロやエロ漫画をコンビニ等で売るには青いシールで封印する必要が出てしまった。 このコストが馬鹿にならなくて、05年前後に相当な数のエロ雑誌・特にコンビニ向けで稼いでいたエロ漫画が廃刊に追い込まれたわけです。 この狂気じみた潔癖症への流れの煽りを、コンビニではない書店もモロにかぶったのですわ。 エロを売るには、エロ専用書店かそ

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    feel 2014/01/02
  • 電子書籍を使って「本の読み進め方」の傾向を分析する | スラド

    インターネットが登場するまで、書籍を出版する側は読者のの読み進め方を理解できておらず、どのようなで読者が読飛ばしたり拾い読みしたりするのか、またはじっくり読むのかが謎のままであった。しかし、電子書籍の普及により、読者がどのようにを読んでいるのかを追跡可能になり、実際にそうした情報を収集して提供する企業も現れているそうだ(slashdot、New York Times)。 独立系出版のSmashwords社は、10月より定期購読サービスを開始した電子書籍ライブラリ「Scribd」上に225,000冊の電子書籍を公開している。また、同様に今秋よりサービスが開始された「Oyster」と呼ばれるライブラリにも電子書籍を公開している。こうした企業が集めたデータを利用して書籍の「読み進め方」を調査しているそうだ。 集められたデータによると、たとえば長編のミステリー小説では、話の結末を知りたくなっ

  • 「黒子のバスケ」脅迫事件、36歳の男を威力業務妨害の疑いで逮捕 | スラド

    /.Jでもたびたび話題に上るなど、今年各方面を騒がせた『黒子のバスケ』脅迫事件の容疑者が15日、ついに警視庁に逮捕された(毎日新聞、TBS)。 この脅迫事件は、週刊少年ジャンプ漫画『黒子のバスケ』に関連して、作者や関連イベント、果ては関連商品を取り扱うショップに対してまで、累計250通もの脅迫状が送り付けられた事件。2012年10月には実際に上智大学に危険物が置かれた例があり、コミケにおいて黒子のバスケ関連の同人誌の取り扱いが中止されるなど、多くの影響を与えていた。 報道によると、威力業務妨害の容疑で逮捕されたのは大阪市東成区、職業不詳、36歳の男性で、「ごめんなさい。負けました」などと容疑を認めていると言う。

  • SF作家チャールズ・ストロス氏、作品のアイディアをNSAが先に実行してしまったために執筆を断念 | スラド

    作品のアイディアをNSAが先に実行してしまったため、SF作家のチャールズ・ストロス氏は3部作として計画していた「Halting State」「Rule 34」に続くシリーズ第3作の執筆を断念したそうだ(Charlie's Diaryの記事、 家/.)。 ストロス氏はHalting Stateの執筆を始めたときに何かを予言するつもりはなかったが、現時点で実現していないのはスコットランドの独立と量子コンピューターによる公開鍵の暗号解読のみだという。スコットランドは来年9月に実施される国民投票の結果次第では独立してしまう可能性もある。第3作のアイディアはスノーデン氏の内部告発ですべてが紙くずになってしまったが、NSAがWorld of WarcraftやSecond Lifeまで監視していた(/.J記事)ことがとどめとなり、ついに執筆を断念したとのこと。リアリティーを追及するとフィクションが現

  • 「黒子のバスケ」、北海道や関東地方の書店チェーンも関連商品を一時撤去 | スラド

    人気漫画「黒子のバスケ」関連商品の撤去を要求する脅迫状が大手書店チェーンなどに送られている問題で、TSUTAYAに続いて北海道や関東地方のチェーン店でも店頭から商品を撤去する動きが出ているようだ(どうしんウェブの記事、 47NEWSの記事、 MSN産経ニュースの記事、 ねとらぼの記事)。 北海道で書籍や文具、CDなどを取り扱う大型店「コーチャンフォー」など9店舗を展開するリラィアブル(釧路市)は、11月3日に店頭から関連商品を撤去する。また、神奈川を中心に東京や千葉に合計35店舗を展開する書店チェーンの有隣堂(横浜市)は、全店舗の店頭から商品を一時撤去したことを10月31日に発表している。有隣堂では11月4日までの一時的な商品撤去としており、在庫は各店舗で保管して要望があれば販売するとのこと。

  • フランス政府、Amazonから独立書店を保護するため法律を改定 | スラド

    ストーリー by hylom 2013年10月30日 16時08分 しかし日の独立書店は下手するとただの下請けに近いからなぁ 部門より 現在、フランスではAmazonに対する反対運動が発生している。Amazonが送料無料かつ割引価格でを提供、フランスの伝統的な独立系書店のビジネスを損なう商行為を行っているためだ。フランスでは与野党一致で(日の再販制度のような)「ラング法」を改正した。音楽商品などの一部商品(中古は除く)に対し、ネットショップがセット割引や無料配信などを行うのを防ぐ内容になっているという(parallels、FRANCE24、Reuters、家/.)。 パリ副市長のLynn Cohen-Solal氏は、「我々は、我々のアイデンティティを維持しなければならない。そうでなければ、ニューデリー、ニューヨーク、ロンドン、パリどの店に行ってもまったくおなじものになってしまう

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    feel 2013/10/31
  • ゲーム起動時のロゴ表示を排除する試み | スラド

    最近のゲームでは、起動時にそのゲームのデベロッパーやパブリッシャーのロゴに加え、使用しているライブラリやミドルウェアなどのロゴなどが延々と表示されることが多い。しかし、PS4向けに開発されている「Killzone: Shadow Fall」ではこのような「ゲーム起動時のロゴ表示」をすべて排除したそうだ。これには、関係各所とのさまざまな調整が必要になったという(Choke Point)。 結果、このようなロゴはクレジット(ゲームクリア時のエンドロール?)のみに入ることになったという。開発者は、かつての「ゲーム機にゲームカートリッジを挿して電源を入れればすぐゲームをプレイできる」時代と同じ感覚を目指したとのこと。

  • CCC社長曰く、CCCの運営する図書館は「本のレンタル屋」 | スラド

    武雄市図書館を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の社長曰く、武雄市図書館は「実際にはのレンタル屋」だそうだ。 GLOBIS.JPによると、7月6日に行われた講演の場で、武雄市図書館について触れ、次のように発言したという。 ネットなどで流れる武雄市図書館の話は図書館としては信じられないようなものばかりだが、「レンタル屋」だとすると納得がいき、このような「レンタル屋」があってもよいような気がしてくる。ただ、「library」ではないので別の名前を名乗ったほうが適切だろう。今後も同様に図書館を廃止して代わりに貸屋を始める自治体が増えていくのなら残念でならないが。

  • 「10年間は何が何でも運営する」と宣言していたMMORPG、スタートから2年ちょっとでサービス終了 | スラド

    運営会社が「10年間の安心、安全運営宣言」と称して「10年間は何が何でも運営いたします」と宣言していたオンラインゲーム「KAROS ONLINE」が、8月12日にサービス終了を発表している。サービス終了は2013年9月19日で、正式サービス開始から約2年4か月での終了となる。 「10年間の安心、安全運営宣言」では「最後の1人が、ゲームをやめるまでサポートを続けます」、(売り上げが上がらなくても)「バイトしてでも運営いたします」としていた。最後の1人がゲームを辞めてしまったのだろうか。

  • 米政府、人気オンラインゲームのプレイヤーを「スポーツ選手」と認定 | スラド

    賞金稼ぎのプロも存在している人気のオンラインバトルゲーム「League of Legends(LoL)」のプレイヤーがこのたび、米政府によってスポーツ選手と認定された(Insideの記事)。 米政府にスポーツ選手と認定されると、海外のプレイヤーにスポーツ選手用ビザ(P-1ビザ)を発給できるようになるとのこと。LoLの開発および運営を行うRiot GamesのNick Allen氏は、「政府との紆余曲折の話し合いを経てようやくここまで来ました」という。

  • 「BOOKSCAN」のインタビューに応じた著名人に「出版広報センター」からお手紙が届く | スラド

    ここ最近、書籍や雑誌の電子化を代行する、いわゆる「自炊代行業者」の是非についてが話題になっている。このような代行業者の1つ「ブックスキャン」のWebサイトでは、電子化について肯定的な著名人へのインタビューが掲載されているのだが、インタビューを受けた1人である三重大学の奥村晴彦教授のところに、「出版広報センター」なるところから自炊代行業者の事業は著作権法上違法の可能性の高い事業である、奥村氏がブックスキャン事業の賛同者もしくは支援的な立場に見える、という「忠告」的な文章が届いたそうだ(奥村氏のTweet)。同様の文章は同じくインタビューを受けている西田宗千佳氏にも届いている模様(Tweet1、2、3、4、5、6、7、8)。

  • 「まんがの森」、残っていた唯一の店舗である上野店が2月いっぱいで閉店していた | スラド

    関東ではそれなりに存在感があった漫画専門の書店「まんがの森」最後の1店舗であった上野店が、2月いっぱいで閉店していた模様(lococom.jp)。 まだ「漫画専門店」が少ない時代から存在していた老舗であるが、2000年代に入ってからは徐々に店舗を閉鎖、ついに全店舗が閉店となった。

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    feel 2013/03/14