兵庫県立神戸高校の運動部と試合した複数の県立高校の生徒計22人がインフルエンザに感染していることが分かった。少なくとも半数はバレーボール部員で、同部員ら5人の女子生徒に簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出た。神戸市などが遺伝子検査で新型かどうかを調べている。試合などの交流で感染した可能性がある。 神戸市内の県立高によると、8日、神戸高校とスポーツの交流戦をした。インフルエンザと診断された16人はバレー部やサッカー部などに所属している。 また、神戸市内の別の県立高校も2日、神戸高校を含む複数の高校のバレーボール部と試合した。男子部員ら3人がインフルエンザに感染している。同県高砂市の県立高校のバレーボール部も10日、神戸高と練習試合をし、部員3人にA型の陽性反応が出ている。【向畑泰司、金森崇之】