世界的な金融危機はスポーツ界にも及んでおり、サッカーでもビッグクラブの身売り話が連日報じられ、中堅以下のクラブでは選手への給料未払い問題が発生している。 冬の移籍市場ではイングランド・プレミアリーグの総移籍金額が前年比19%増、スペイン1部は同74%増だったが、レンタル移籍が増加するなど内実は不況の影を濃く反映。また、イタリア1部では前年比43%減だった。 こうした中で、世界4大監査法人の1つである「デロイト(デロイト トウシュ トーマツ)」が毎年行っているサッカークラブの長者番付「Deloitte Football Money League」が今年も発表された。4年連続首位となったスペインのレアル・マドリードをはじめトップ3には変動がなかったが、ポンド安の影響でイングランド勢の順位が相対的に低下している。 4年連続首位のレアル・マドリードは3億6580万ユーロ(約430億円)で、前年度よ