野球のデータ分析を手がける株式会社DELTAでは、先日、データ視点の守備のベストナイン“DELTA FIELDING AWARDS 2022”を発表しました。ここでは投票を行ったアナリストが具体的にどのような手法で分析を行ったか、またその分析からの感想を紹介していきながら、具体的に分析データを見ていきます。今回は遊撃手編です。受賞選手一覧はこちらから。 対象遊撃手に対する9人のアナリストの採点・コメント 遊撃手は源田壮亮(西武)が受賞者となりました。アナリスト9人のうち8人が1位票を投じ、90点満点中89点を獲得しています。源田の受賞はこれで6年連続。ルーキーイヤーの2017年以降、遊撃守備の争いは完全に源田を中心に回っています。アナリスト道作氏からは、「イニングが短かったにもかかわらず流石」とのコメントがありました。 ただ昨季とは異なり、今季の源田は1位満票というわけにはいきませんでした