衛星利用測位システム(GPS)電波の受信機能を搭載した腕時計が人気だ。 衛星から位置や時刻の情報を受信し、自動的に時間を調整でき、海外出張の多いビジネスマンら若い男性を魅了している。 国内メーカーは小型化や修正時間の短縮化など高機能を競い合う。 セイコーウオッチの「セイコー アストロンSBXB003」は、GPS衛星から時刻と位置情報を取得し時間を自動調整する。 新開発のGPS関連部品により従来品と比べ電力消費を抑え、主要部品を小型化した。希望小売価格は25万9200円。 価格は違うが、文字盤の色が青や白のタイプもある。 カシオ計算機の「オシアナス OCW−G十1000」は、地域に合わせてGPS電波と、室内でも受信できる 標準電波の受信を使い分ける。一押しで位置情報を取得し各地の標準時間帯やサマータイムを判別する。 色は黒や、一部にオレンジ色をあしらったタイプなど3種類。青とシルバーのタイプ
日本の大手腕時計メーカーのこの秋の新モデルが3日、でそろった。 GPS(全地球測位システム)を使い、より正確な時刻を示す商品を増やしている。 カシオ計算機は、ソーラー電波時計「OCEANUS(オシアナス)」の新製品「OCW―G1000」を10月25日に売り出す。 2都市の時刻を同時に表示でき、希望小売価格は税抜き20万〜23万円。 30〜40代の男性に人気のモデルで、「海外出張の機会が多い、ビジネスマンを意識した」(広報)という。 10月10日に売り出すシチズン時計の「エコ・ドライブ サテライトウエーブF100」(同17万〜24万円)は 世界最速の最短3秒で時刻合わせができる。 セイコーウオッチの「セイコーアストロン」の新作(同18万〜30万円)は、2012年に発売した初代より本体を 約30%小型化したスリムなデザインが売り。9月19日の発売だ。(高木真也) http://www.asah
セイコーアストロンは、全世界39のすべてのタイムゾーンに対応しており、ユーザーが時差やタイムゾーンを知らないときでも、ボタン操作ひとつで、いつでも正確な時間を知ることができる。 セイコーエプソンが開発した小型、高精度、低消費電力の小型GPSモジュールを採用。このGPSに、衛星からの微弱なシグナルを受信する小型アンテナなどを組み合わせることで、4基以上のGPS衛星からの電波を受信し、緯度、経度、高度情報を特定し、ユーザーの現在地を測位。地球全体を約100万個に分割したブロックの中から、自動的に現在地のブロックを特定し、正確な位置情報に基づく時差修正を行なう。 高度2万メートル上空を旋回する24個のGPS衛星には、10万年に1秒という高精度の原子時計が搭載されており、この時刻情報を使用する。 通常の電波時計とは異なり、電波塔による標準電波が届かない地域でも、衛星の電波による時刻修正が行なえる。
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