エアバスは現地時間7月12日、総2階建ての超大型機A380を減産すると発表した。現在の月産3機を2018年からは月産1機に落とし、製造ラインを維持する。 A380は現在、18社から319機受注。このうち半数近い142機をエミレーツ航空(UAE/EK)が発注している。6月末までに引き渡された機体は193機で、このうち約4割の81機がエミレーツの発注分となる。 2015年の引き渡しは、エミレーツへ15機、エティハド航空(ETD/EY)へ4機、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)とブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)、アシアナ航空(AAR/OZ)、カタール航空(QTR/QR)の4社へ2機ずつの計27機。一方、受注は12月16日のANAホールディングス(9202)による3機にとどまった。 今年4-6月期の引き渡し実績は、4月と5月はエミレーツへ2機ずつ、エティハド航空へ1機ずつ、6月は