本棚の本の整理を兼ねて、読んでいなかった本を集中的に読んでいる今日この頃。 ああ、なんでもっと早く読まなかったのか、と思った本。 メディアの軽業師たち―マクルーハンで読み解く現代社会竹村 健一 ビジネス社 2002-07by G-Tools はっきりいってこの本は「マクルーハン解説本」ではありません。 むしろ「マクルーハニズム」の本です。 Amazonの書評を見ると、「自分はこの本評価できません。なぜかと言うと、ちょっと読むと確かに面白くて分かりやすいように見えますが、よく読むと何を言っているのか矛盾だらけで全然分からないからです。」、「例えばマクルーハン用語の解説にもある「ホット」「クール」「インボルブメント」等の言葉は、この本に書いてあるとおり感覚としてはなんとなく分かるような気がするのですが、それを使って何か考えようとした時、厳密な概念としては曖昧過ぎてまるで役に立たないので、面白い