困っている人がいると放っておけない、助けてあげようと考える親切な人と、そうでない人は、生まれつき脳の構造が異なっている可能性があることがわかった。 米ケンタッキー州ジョージタウン大学の研究者らが、脳のなかでも特に感情を司る扁桃体の大きさが、利他的な人のほうが利己的な人よりも大きいことを発見した。大きな扁桃体を持つ人は、他者の不安や怯えをより繊細に感じ取ることができるのだという。
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中国・重慶(Chongqing)でスマイルマークの広告掲示板の前で電話をする女性(2005年3月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIU Jin 【4月3日 AFP】自分が「うれしい嫌悪感」や「悲しい怒り」の表情をしているかどうか、気になったことは? それを知るためのアプリケーションが、いつの日か登場するかもしれない。 米オハイオ州立大学(Ohio State University)の研究チームは、複雑なものを多く含む21種類の表情を、コンピューターに認識させる方法を開発した。これは従来コンピューターが識別可能だった表情の数の3倍以上にあたり、認知解析分野の画期的な進展として称賛されている。 認知科学者で、同大の計算機工学・電気工学の准教授、アレイクス・マルティネス(Aleix Martinez)氏は「われわれは『うれしい』とか『悲しい』といった単純な感情の表情を越え、人々が21種類の
京都大学は3月3日、2つのことを同時にしようとした時、それらが干渉しあってエラーの増加や反応時間の延長が生じる仕組みを、サルを用いた脳の「前頭連合野」の神経活動記録による研究で明らかにしたと発表した。 成果は、京大 こころの未来研究センターの船橋新太郎教授、同・渡邉慶研究員(現・オックスフォード大学研究員)らの研究チームによるもの。研究の詳細な内容は、米国東部時間3月3日付けで英科学誌「Nature Neuroscience」オンライン版に掲載された。 例えば、人通りの多い商店街を、助手席にいる友人と話をしながら車で通り抜けようとした時、運転者は対向車や通りを歩いている人、自転車に乗っている人などに注意を払って事故を起こさないように運転するという課題と、友達の話を聞いて理解しそれに対して的確に答えるという課題とを、同時にしなければならない。 このような場面において、ブレーキを踏むのが遅れて
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