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ブックマーク / kousyou.cc (7)

  • 医療技術の革新?一瞬で止血するジェル”VETI-GEL”についてのTEDスピーチ | Kousyoublog

    ジョー・ランドリーナ: 一瞬で止血するジェル | Talk Video | TED.com TEDでとても興味深いスピーチが公開されていた。そのタイトルの通り、瞬時に傷口をふさぎ止血する”VETI-GEL”という製品を発明、実用化を目指しているジョー・ランドリーナ氏によるスピーチで、2015年1月には獣医師向けに、また2015年度中に人体向けに実用化を目指しているのだという。 スピーチによれば、細胞を構成しあるいは傷を治す役割を持つ、線維やタンパク質や糖からなる細胞外マトリックス(ECM)の「体が治癒する仕組みに働きかけて体の一部になりそれを検知した血液がファイブリン (線維素) を生成して10秒以内という早さで血が固まる」というジェルで、実用化されれば戦場の兵士から医療の幅広い分野まで効果が期待されるもののようだ。 素人目には十数秒で迅速に止血出来るというだけで凄い画期的な進歩のように

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  • 革命発生の3つの条件~フランス革命の背景まとめ | Kousyoublog

    公開日: 2012/04/03 : 最終更新日:2014/08/21 カテゴリー:ヨーロッパ史, 歴史・宗教 タグ:フランス, フランス革命, 世界史, 欧州, 近世 柴田 三千雄著「フランス革命(岩波現代文庫)」によると、革命の発生条件には以下の三つがあるという(注1)。」1)既存の支配体制の統合力が破綻すること 2)大規模な民衆騒擾、都市や農民の民衆蜂起がおこること 3)新しい政治集団になりうるものが存在すること1)既存の支配体制の統合力が破綻すること(1)アンシァン・レジームの行き詰まり革命以前のフランス「アンシァン・レジーム」の国家構造は「社団国家」と呼ばれる。「社団(コール)」とは都市、農村共同体、貴族、ギルド、教会、高等法院(最高裁判所)など「それ以前の何らかの自決権をもっていた組織や団体が解消されずに、国王によってそれぞれの団体に応じた権利を認可され」(注2)ることで成立し

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  • 睡眠のメカニズム、睡眠不足の悪影響等睡眠のことがよくわかるTEDスピーチ | Kousyoublog

    ラッセル・フォスター: なぜ人は眠るのか? | Talk Video | TED.com 神経科学者による睡眠についてのTEDスピーチ。とても面白かった。中世、睡眠の甘美な誘惑を讃えたシェイクスピアから、近現代、睡眠を否定的に語ったエジソンや「睡眠は弱者のもの」と切り捨てたサッチャーまでの睡眠感の対比を話のまくらに、睡眠の主な三つの学説のまとめから、睡眠不足や睡眠障害が生む様々な悪影響、睡眠をとりやすくする方法、睡眠と精神疾患の関係などまで、睡眠についてまとまったスピーチになっている。 特に睡眠不足は単に脳がちょっと機能しないだけということではなく、健康を害する様々な原因になっているという指摘は重要だ。睡眠不足は様々な事故の原因になる。交通事故の居眠り運転などは勿論、交代制勤務では充分な睡眠をとることができないが、チェルノブイリ事故、チャレンジャー号爆発事故の要因に過酷な交代制勤務による

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  • 「技術」の可能性と限界 | Kousyoublog

    欧州軍事技術史の名著として名高いバート・S・ホール「火器の誕生とヨーロッパの戦争」から 『技術は人間に関することではいつも複雑な役割を演じる。私たちは技術を、物質世界の姿形をきめ、以前は不可能だった人間の行動を可能にする――言いかえると、能力と力を与える――ものとみることになれている。私たちは、技術はまた、何ができるかに限界をおくということになかなか思い至らない。技術はこれ以上行動を組織することも企てることもできないといういわば天井を表すのである。だから完全な技術史は、新しい可能性を確立した変化だけでなく、完成した技術的「システム」あるいは集合体が、それを使う人々に否応なく課した制限をも記述しなければならない。 「制限というとき私は、ある時代の技術はもっと後世の技術ほど速くもなく、強力でなく、融通性も少ないかもしれないというわかりきった(そしてたいていは取るに足りない)事実を指しているの

    frasca
    frasca 2014/08/24
  • フィボナッチの登場、レヴァント貿易の隆盛、複式簿記の誕生、そして十六世紀欧州の数学革命 | Kousyoublog

    レオナルド・フィボナッチ 『インドの九つの数字は9、8、7、6、5、4、3、2、1である。これら九つの数字とアラビアではzephiriumと呼ばれる記号0でもって、以下に示すように、任意の数字を表すことができる。』(山義隆著「一六世紀文化革命 1」P318よりレオナルド・フィボナッチ著「”Liber abaci”算数の書」(1202年:未邦訳)冒頭の山による邦訳を孫引き) この一節で始まる1202年の数学書「”Liber abaci”算数の書」の発行が世界史上の画期であることは誰しもが認めるところだろう。商人で数学者のフィボナッチことピサのレオナルドは、書でアラビア数字のイタリアへの導入、同時にそれらを用いたイスラム社会の十進法での整数と分数の計算方法を解説、最初の回帰数列であるフィボナッチ数列の考案、歴史的には修辞代数に分類される代数学の提唱などをまとめ、当時の商業数学の集大成であ

    フィボナッチの登場、レヴァント貿易の隆盛、複式簿記の誕生、そして十六世紀欧州の数学革命 | Kousyoublog
  • 明治十三年、財政破綻目前で検討された3つの経済政策案 | Kousyoublog

    公開日: 2010/11/25 : 最終更新日:2014/05/09 カテゴリー:歴史・宗教 タグ:政治, 日史, 明治, 経済, 近代 明治十年九月(一八七七)、七ヶ月に及ぶ内戦となった西南戦争が終結する。しかし、成立して間もない明治政府の当の正念場はこれからだった。木戸孝允が西南戦争さなかの明治十年五月に病死、西郷隆盛は西南戦争で戦死し、明治十一年五月には大久保利通が暗殺され明治政府の実質的な指導者であった三人をすべて失った。さらに西南戦争の戦費が重くのしかかる。殖産興業政策を推し進めてきた明治政府はこれまで積極財政を取っていたため、毎年おおよそ4000万円~5000万円の歳入に対して5000万円~6000万円の歳出という赤字財政を続けており、さらに戦費は4200万円の不換紙幣を発行することで賄っていた。そのため明治十一年以降紙幣価値の暴落、物価の急騰という急激なインフレに見舞わ

  • クリミア・ウクライナ問題を黒海周辺諸国とリンクして俯瞰するまとめ | Kousyoublog

    ウクライナ情勢が緊迫の度を増してきた。次々と報道される内容に基づくと、ウクライナの親ロ政権が倒れたことでウクライナ内でもロシア系住民が多いクリミア自治共和国の親ロ勢力が軍を掌握、ロシアに支援を要請し、ロシアロシア系住民の保護を名目に軍の出動を行う方向で議会の承認を得て調整に入っているという。今後どのように事態が展開するか、専門家たちの間でも意見が割れているし、今後の情勢を見守るしかない。 ここでは現状を追いかけることから少し離れて、ウクライナ情勢を理解する背景として黒海周辺諸国に視野を広げてをもう少し歴史的に俯瞰してみる。なぜ俯瞰するのか、その理由としては、ウクライナがEUとロシアとを繋ぐガスパイプラインの中継点であることから周辺諸国への影響が大きいこと、元旧ソ連構成国で反ロシア傾向が強い点で南コーカサス諸国と同様の経緯があること、クリミアの実効支配の行方を理解するのに、反ロ共和国内親ロ

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