クレジットカードの歴史をひも解くと、1958年にバンク・オブ・アメリカがVISAの前身であるバンクアメリカードを発行、アメリカン・エキスプレスが1959年にクレジットカードのシステムを導入し、日本でも1961年にJCBが登場している。しかし他の先進国と比べて、日本はクレジットカードの利用が遅れており、今なお現金での決済が一般的だ。 しかし近年、SquareやPayPal Hereのような、日本の現状を変える可能性を持つモバイル決済サービスが次々と登場してきている。これらはカードリーダーを装着したスマートフォンやタブレットでクレジットカードを読み取って決済を行うシステムで、手数料も3%台と控えめなこともあり、小規模な店舗でも導入しやすい。 クレジットカードが使えるシーンが拡大しつつある現在、今後の買う、売るといったフローがどのように変貌していくのか。クレジットカード決済サービス「Coiney