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ブックマーク / www.vogue.co.jp (4)

  • 又吉直樹が、新境地・小説『火花』で試してみたこと。

    「書いている時間は面白かったです。二人(主人公の徳永と先輩芸人の神谷)の関係性を描くということと冒頭の場面のイメージのみはあって、あとは書き進むうちに。最後も全く準備していない終わり方になりました。徳永にとっての神谷という意味では、僕の師匠はやっぱり太宰(治)ですけれど、太宰がこれを読んだら『感情に流されている』と言うでしょうね。ただ、小説はこうあるべきやという抑制で形を整えていくことが、寸止めのポイント制みたいに見えてしまうときがあって。それまでは丁寧にやっていたのに、急に叫びだして感情を爆発させるようなものって、音楽では多いけれど小説にはあまりない。お笑いでも音楽でもそういうものが個人的にも好きなので、実践してみました。 (文学の)ルールは忘れて、”かたまり”として捉えてもらえたら嬉しいです。純文学として褒めていただけるのももちろんありがたいですが、ルールを守ったうえで突き抜けているす

    又吉直樹が、新境地・小説『火花』で試してみたこと。
    frasca
    frasca 2015/05/05
  • 若き日の「丹下健三の眼」にせまる展覧会に注目。

    を代表する建築家、丹下健三。「世界のTange」と呼ばれ、海外で活躍した最初の日人建築家と言えるだろう。その名を知らなくても、代々木体育館や東京都庁舎など、丹下氏が設計した建築物に触れたことがあるひとは多いはずだ。 現在、TOTOギャラリー・間では、「TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三が見た丹下健三」展が開催中だ(3月28日まで)。処女作「広島平和会館原爆記念陳列館」のプロジェクト開始から、初期の代表作のひとつである「香川県庁舎」が完成するまでの10年間(1949~59年)、言い換えれば36〜46歳の丹下氏が「世界のTange」になっていくまでの10年間に焦点を当て、丹下氏自らが撮影した35mmフィルムのコンタクトシートを展示している。 写真には自身の作品だけでなく、桂離宮・龍安寺をはじめとする伝統建築や、ル・コルビュジエ作品、外遊中に交流した海外の建築家たち

    若き日の「丹下健三の眼」にせまる展覧会に注目。
  • 映画館でしか見られない、デヴィッド・ボウイの回顧展『デヴィッド・ボウイ・イズ』が公開に。

    昨年、ロンドンで開催され、大きな話題を呼んだデヴィッド・ボウイの回顧展を舞台にしたドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が、2015年1月24日(土)、新宿ピカデリーほか、全国10館で上映! 2014年、デビュー50周年を迎えた、デヴィッド・ボウイの回顧展を舞台にしたドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が、2015年1月24日(土)、新宿ピカデリーほか、全国10館で上映される(※新宿ピカデリーは、~29日まで、なんばパークスシネマは、~25日まで、その他の上映館は24日のみ上映)。 昨年、開催された回顧展は、イギリスの国立博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)の長い歴史において最もチケットが入手困難なイベントとなり、ネット上では偽造チケットすら出回るほどの人気を博した。その回顧展を舞台にしたドキュメンタリー映像である同作では、展覧会のキュレーターが、ステージ

    映画館でしか見られない、デヴィッド・ボウイの回顧展『デヴィッド・ボウイ・イズ』が公開に。
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    frasca 2015/01/22
  • 昨冬パリでも大きな話題に! ミステリアスな画家、フェリックス・ヴァロットンの回顧展。

    フェリックス・ヴァロットン《夕、ランプの光》 1899年油彩/板に貼り付けた厚紙 パリ、オルセー美術館 Paris, musée d'Orsay 三菱一号館美術館にて、「ヴァロットン―冷たい炎の画家」がスタートした。同展は、イスに生まれ19世紀のパリで活躍した画家、フェリックス・ヴァロットンの国際巡回展であり、日で行われる初の回顧展。展に先立ち、2013年10月2日から2014年1月20日まで、パリ会場であるグラン・パレで開催された同展の総来館者数は31万人に達し、大好評のうちに閉幕した。 白と黒のみの鮮烈なコントラストで表現した革新的な木版画によって、ヨーロッパにおける創作版画としての木版画を復活させたヴァロットンは、ボナールやヴュイヤールなどナビ派(19世紀末パリで活動した前衛芸術グループ)の仲間たちと交流。「外国人のナビ」と呼ばれて数多くの油彩画を残した他、挿絵、批評、演劇まで

    昨冬パリでも大きな話題に! ミステリアスな画家、フェリックス・ヴァロットンの回顧展。
    frasca
    frasca 2014/06/22
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