ニュージーランド北島にある首都ウェリントン(Wellington)の北わずか40キロの海岸、カピティ・コースト(Kapiti Coast)に現れた、南極からたどり着いたと思われるコウテイペンギン(2011年6月20日撮影)。(c)AFP/DEPARTMENT OF CONSERVATION/Richard GILL/HO 【6月30日 AFP】南極(Antarctica)に生息するコウテイペンギンの個体数が、地球温暖化によって2100年までに減少する可能性があるとする研究論文が、29日の英科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ(Nature Climate Change)」に掲載された。科学者らは、コウテイペンギンを絶滅危惧種に指定することや、生息地のいっそうの保護を呼びかけている。 今回の調査では、コウテイペンギンの繁殖や子育てに海氷が欠かせないことが浮き彫りとなった。餌となる魚やオ