東海道新幹線で男がガソリンをかぶって火をつけ、乗客の女性が巻き込まれて死亡した事件から7日で1週間です。火災が起きたのは東海道新幹線のなかでもトンネルが多い区間で、運転士が列車を排気の悪いトンネルを避けて緊急停止させていたことが、NHKの取材で明らかになりました。 今回は列車が神奈川県内を時速およそ250キロで走行していた午前11時半ごろ、異常を知らせる非常ブザーが押され、運転士はすぐに手動で非常ブレーキをかけたということです。列車は徐々に速度を落としていきますが、このとき列車の先には短い3つのトンネルが連続していました。 運転士はこのままではトンネルの中に停止するおそれがあるとして、2つ目のトンネルの手前であえて列車を加速させたということです。 そして、トンネルを抜ける直前に再度、ブレーキをかけスピードを落とした状態で3つ目のトンネルを抜けて、列車を停止させました。 運転士は通常の訓練で
試合終了直後の澤らなでしこイレブン。呆然とする選手、淡々とする選手、慰め合う選手とそれぞれが、敗戦を受け止めた(撮影・岡田亮二) 女子W杯カナダ大会・決勝(5日、日本2-5米国、バンクーバー)元サンケイスポーツ編集局長で現役最年長のサッカージャーナリスト、賀川浩氏(90)が女子W杯決勝の観戦記を寄せた。点差が開いてもひたむきに攻めたなでしこの戦いぶりをたたえる一方で、肝心の決勝でショートパスをつなぐ本来のスタイルを出せなかった点を指摘。ロイドら新戦力が主力に成長した米国に対し、前回のドイツW杯とほぼ同じ顔ぶれだった点についても着目。日本サッカー協会の強化方針についても言及した。 なでしこのサッカーにはいつも驚かされる。いきなり3失点。4点目はハーフウエーライン付近から決められ、序盤で0-4。大量リードしたチームは雑になることもありがちでチャンスがないとは言えないが、冷静に考えれば、サッカー
命を突然絶たれた兄は、患者たちの「恩人」だった 大阪・北新地ビル放火殺人 遺志を継いだ妹が、2年たってやっと口に出せた「生きていてほしかった」
命を突然絶たれた兄は、患者たちの「恩人」だった 大阪・北新地ビル放火殺人 遺志を継いだ妹が、2年たってやっと口に出せた「生きていてほしかった」
東京大学は7月7日、銅酸化物高温超伝導体では、通常の超伝導体と異なり抵抗ゼロの超伝導温度よりも遥か高温から超伝導電子が生成されていることを発見したと発表した。 同成果は東京大学物性研究所附属極限コヒーレント光科学研究センターの近藤猛 准教授、同 Walid Malaeb 特任研究員、同 石田 行章 助教、同 辛埴 教授、東京工業大学応用セラミックス研究所の笹川崇男 准教授、名古屋大学工学研究科結晶材料工学専攻の坂本 英城氏、豊田工業大学物質工学分野エネルギー材料の竹内恒博 教授、東京理科大学理学部第一部応用物理学科の遠山貴巳 教授によるもの。7月7日付の英国科学雑誌「Nature Communications」に掲載される。 超伝導とは、物質を非常に低い温度に冷却した際に、電気抵抗がゼロになる現象のこと。銅酸化物高温超伝導体は安価な液体窒素温度でも超伝導転移するため、エネルギー問題を解決す
左から、東大泉商栄会(ゆめーてる商店街)の貫井武彦会長、アニメ監督の岡尾貴洋さん、松本零士さん、歌手・作曲家のタケカワユキヒデさん、西武鉄道の手老善さん、サイバーエージェント・クラウドファンディングの木内文昭取締役 西武鉄道沿線上に「銀河鉄道999」の世界を再現する――西武鉄道とサイバーエージェント・クラウドファンディングは7月7日、「銀河鉄道999現実化プロジェクト」をスタートした。クラウドファンディングによって作品ファンなどから資金を募り、原作者の松本零士さん監修のもと「車両の外装や内装、駅舎のデザイン」などを実施。作品の世界観を再現するという。 プロジェクト第1弾として同日、クラウドファンディングサイト「Makuake」上に特設ページを開設。個人/法人向けに5000円~30万円の支援コースを用意し、9月29日までに総額2999万円の調達を目指す。集めた資金を活用し、内装・外装にラッピ
巨額の整備費に批判が集まっている2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアム、新国立競技場(東京都新宿区)について、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)は7日の有識者会議で、2本の巨大なアーチなどデザインに伴う難工事に起因して、昨年5月の基本設計段階から増える整備費が約765億円に上ることを明らかにした。 JSCの河野一郎理事長は「予測できなかったこと」と弁明したが、あらためて見通しの甘さが浮き彫りとなった。 基本設計時に1625億円だった整備費は2520億円に膨れあがった。その他の増加分は消費税増税で約40億円、建築資材や人件費の高騰で約350億円と説明。完成後、50年間で必要な大規模改修費も、昨年8月の試算の約656億円から約1046億円となり、約390億円増大した。
「手塚治虫遺伝子解析プロジェクト」は同社の創立11周年を記念して立ち上げられたプロジェクトで、漫画家・手塚治虫氏が実際に使用していたベレー帽に残されていた遺髪と、血縁者の遺伝情報からDNAを採取し、同社の研究所で遺伝子解析を行うことで、同氏の性格や特徴を解き明かしていくというもの。 同発表会では手塚治虫の長男でクリエーターの手塚眞氏、モデルの前田典子氏、メンタリストのDaiGO氏がゲストとして登場し、それぞれの視点から遺伝子検査についてトークを披露した。 まず最初は、特殊メイクで治虫氏に扮した眞氏が登壇。眞氏はまず、今回のプロジェクトについて「非常に興味深いプロジェクトだと思う。遺伝子検査と聞くと体や健康のことかと思うが、天才性や心の中まで解析できると聞いたのでびっくりした」と評し、父親と似ているところはどこかという質問に対しては「顔は似ていると言われるが、体の動きとか、言動、ちょっとした
増嶋竜也は3月13日の明治安田J1・1st第2節・仙台戦(1△1)で左膝前十字じん帯損傷を負い、全治7か月との診断を受けた。リハビリは慎重さ、根気の求められるプロセスだ。 しかしそんなリハビリも段階が進んで「あす(左足の)パワーの測定をして、それが合格なら、あさってからジョギングに入る」(増嶋)という段階まで漕ぎつけた。 リハビリはじん帯が伸びないようにゆっくり、曲げ過ぎないように気を付けて行う屈伸運動からスタート。ウォーキングやスクワッド、軽いジャンプと少しずつ強い動きに移っていった。そしてジョギングはトレーニングの場所も屋外になる。 「やっと外に、娑婆の世界に出られる!どれだけ陽を浴びてないか…。外に出るのは車の乗り降りだけですから」(増嶋)。すっかり“美白”になってしまった顔面を少し緩めながら、増嶋は太陽を懐かしんでいた。
1971年7月に第1巻『大宇宙を継ぐ者』でスタートした〈宇宙英雄ローダン・シリーズ〉は、7月8日発売の『テラナー』で、ついに第500巻を迎えます。 世界最長のスペースオペラをここまで継続できたのは、ひとえに読者のみなさまがたの熱いご支援のたまものと感謝しております。 さらには、単独で200巻以上もの翻訳を続けられた初代訳者の松谷健二氏、300巻以上ものカバーと插絵を描いてくださった依光隆氏の功績があったからこそですし、松谷氏の後任の訳者の方々、依光氏の後任の工藤稜氏のおかげでもあります。 この第500巻の後半6章で、ここまでの簡単なローダンと人類(テラナーたち)の歴史、すなわち、第1話から第999話までのあらすじをたどっていますので、かつてローダン・シリーズを読んでいた方でしたら、第500巻からまた読みはじめることもできます。 ローダン・シリーズ第500巻刊行を記念して、SFマガジン201
2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場について、運営するJSC=日本スポーツ振興センターが開いた有識者による会議で、改築費は斬新なデザインにこだわるなどした結果、当初よりも900億円多い2520億円になることが決まりました。膨大な建設費に批判が集まるなか、5年後に向けた計画が進められることになりました。 会議の中で、JSCは、新国立競技場について斬新なデザインの象徴となる「キール・アーチ」と呼ばれる弓の形をした柱を残して、開閉式の屋根の設置を先送りにし、観客席を一部着脱式にしたうえで、改築費を去年5月の基本設計からおよそ900億円増やして2520億円にすることを報告しました。 増額分のうち、最も多いおよそ765億円は、「キール・アーチ」を造って設置するために必要な特殊な技術や資材のための経費などだということです。 また、建設費に含まれていない、開閉式
景観・歴史・文化・環境・生態系などの破壊に目をつぶり、ひっそりと進行している開発計画は数多い。それは本当に必要な事業なのか? 地元住民はどれだけ情報を与えられているのか? 全国各地で進められている、“あまり知られていない”開発計画の現状をリポートした!! 静岡県沼津市の巨大古墳が、道路建設で削られようとしているという。 この「高尾山(たかおさん)古墳」の実像が明らかになったのはつい最近、’08年のこと。沼津市中心部と東名沼津IC・国道246号方面を結ぶ都市計画道路「沼津南一色線」の建設のため、その計画線上にあった2つの神社が隣接地に移転となった。すると、その下から巨大な前方後方墳が出現したのだ。しかもこの古墳、考古学的には非常に重要なものだという。静岡大学の篠原和大教授はこう解説する。 「高尾山古墳は、東日本最古・最大級の古墳です。築造は230年頃、埋葬は250年頃と推定されています。邪馬
「グループリーグ、決勝トーナメントとも日本は組み合わせに恵まれていた」という声は多い。ドイツ、アメリカ、フランスなどFIFAランキング上位3か国が、逆の山に入ったからだ。 日本はグループCで、フル代表の世界大会で勝点を挙げたことのないスイス、カメルーン、エクアドルと同居した。確かに一見すると、楽な組み合わせだ。スウェーデン(GLでナイジェリア、アメリカ、オーストラリア→決勝Tでドイツ)やドイツ(決勝Tでスウェーデン、フランス、アメリカ)のように組み分けられたら、どんな国でも優勝は困難なものになる。 しかし、実はひとつだけ大きな落とし穴が用意されていた。準々決勝だ。中6日でラウンド16の戦いを他グループの3位国と対戦した日本は、準々決勝でブラジルの入ったグループEの1位国か、アメリカの入った激戦区・グループDの2位国と当たる。 中3日の日本に対し、対戦相手は日本よりも2日休養日が多い中5日。
東京・池袋の西武池袋本店にある書店「リブロ池袋本店」が20日に閉店する。1980年代に「セゾン文化」の一翼を担った書店との別れを惜しむ作家や漫画家が同店地下1階の柱に寄せ書きし、多くの客が足を止めている。最後のブックフェアを眺めて涙を浮かべる客もいるという。 「いつまでもぼくの学校です。ありがとう」。かつて百貨店内にあった洋美術書店に勤めたフリーライターの永江朗さんは、柱にそう書き込んだ。作家の高橋源一郎さんや社会学者の上野千鶴子さんの直筆メッセージや、漫画家の江口寿史さん、吾妻ひでおさんらのイラストもある。 寄せ書きが始まったのは先月12日。「ツレがうつになりまして。」の作者である細川貂々(てんてん)さんが最初で、現在30人以上のサインが集まっている。今月1日にはインテル・ミラノの長友佑都選手が来店。「感謝!」というコメントとサインに携帯電話のカメラをかざす若い客の姿が目立つ。 同店では
ジョギングする人々。米ニューヨーク州ロングアイランドビーチで(2014年8月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Bruce Bennett 【7月7日 AFP】通常は高齢者を対象に行われる老化の研究だが、6日に発表された研究によると、老化の進行については、20代半ばでも検知できる可能性があるという。米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に研究論文が掲載された。 研究チームは、1972~73年にニュージーランドで生まれた954人を対象に、それぞれ26歳、32歳、38歳の時点の腎臓、肝臓、肺機能、歯、目の血管、代謝機能や免疫システムについてのデータを収集し、被験者の健康状態について調べた。研究では、コレステロールや運動レベル、テロメア(染色体の末端部分)の長さについても測定され
Googleの検索ページにアクセスすると、時々現れる特別なロゴ"Doodle"。1998年8月30日の「バーニング・マン・フェスティバル」の時に始まったのが最初で、祝日や記念日などにちなんでGoogleの検索ページに掲載される、デザイン化されたGoogleのロゴだ。Googleを利用している人なら、誰でも一度や二度は目にしたことがあるのではないだろうか。 本日7月7日に公開されたDoodleは、日本を代表する特撮映画の第一人者・円谷英二さんの生誕を記念したものだ。『ゴジラ』や『ウルトラマン』シリーズの生みの親である円谷さんが誕生したのは1901年7月7日。Googleはその生誕を記念してDoodleを制作した。 Doodleの制作は、Google本社にあるイラストレーターと技術者のチームが担当している。今回のロゴ制作にあたっては、円谷英二監督が創立した円谷プロダクション(円谷プロ)が協力。
前回大会の再現となった女子ワールドカップ決勝。アメリカの執念の前に一敗地にまみれ、銀メダルに泣いたなでしこジャパンだが、序盤に大量4失点を喫しても下を向くことなく宿敵にくらいついた。日本中のファンの胸を打った「折れない心」の源泉を探る。 アメリカが開始早々から奇襲を仕掛けてきた理由 スタジアムに「U.S.A.コール」が鳴り響くなかで、新たな世界女王が歓喜の雄叫びをあげる。同じ舞台から日本中へ笑顔と勇気を届けてから4年。なでしこジャパンは宿敵アメリカの姿を脳裏に焼きつけながら、勝者を称える拍手を送ることを忘れなかった。 PK戦の末に苦杯をなめた前回大会の借りを返すべく、アメリカは奇襲を仕掛けてきた。前半わずか3分。右CKをグラウンダーで蹴ってくる。虚を突かれ、反応が遅れたなでしこをあざ笑うように、フリーで走り込んできたMFロイドの一撃がネットを揺らした。 今大会で初めてリードを許す展開に、浮
九州大学病院は、成人T細胞性白血病(ATL)に対する新たな複合的ワクチン療法の治験を開始した。九州大学らの共同研究グループが開発した樹状細胞ワクチン製剤をATL患者に投与し、その安全性を評価するという。 九州大学は2015年6月19日、九州大学病院で、成人T細胞性白血病(ATL)に対する新たな複合的ワクチン療法の治験を開始したと発表した。治験では、九州がんセンター、九州大学、東京医科歯科大学などの共同研究グループが開発した治験薬を用いるという。 ATLは、リンパ球に成人T細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)が感染して起こる難治性の血液がんとなる。HTLV-1に感染したリンパ球であるATL細胞の表面には、正常なリンパ球にはないウイルス蛋白(Tax)が現れるため、同研究グループでは、Taxを標的とする樹状細胞製剤(ATL-DC-101)を作製。ATL-DC-101は、患者の体内で他のリンパ球
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