レトロな少女、1stアルバム『1限目モダン』の懐かしさと新しさ 相対性理論に影響受けた2人ならではの“日常の見つめ方” サブカルチャーという言葉がある種形骸化してしまった2019年に結成された男女ユニット、レトロな少女。作詞作曲編曲の成山まこと、ボーカルの佐藤餓死によるサウンドや言葉選びは、相対性理論から多大な影響を受けている。どこか懐かしさを感じるポイントが多いが、すべての楽曲を成山が打ち込みを中心に制作し、ほぼすべての曲をMVで公開しているところは現代らしいやり方だ。東京の地名などが歌詞に盛り込まれているのも特徴的で、じわじわと気になってくる。1stアルバム『1限目モダン』を本日9月9日にリリースするタイミングで、謎多き2人に渋谷でインタビューを行った。(西澤裕郎) 「集団行動のライブを観ていたら、『音楽やりたい......』と思った」(成山) ーーレトロな少女は、相対性理論の影響をか