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儒教に関するfunaki_naotoのブックマーク (188)

  • 朝鮮朱子学 - 東京大学出版会

    朝鮮朝の朱子学の定型化はどのように進んだのか? そして、朝鮮朝固有の朱子学はどのような過程を経て成立したのか? 李滉と李珥を軸に、朝鮮朱子学の成立の経緯とその思想について詳細に論説。基書かつ重要文献として、必読の書。 前言 上編――中国元の朱子学から朝鮮固有の朱子学へ 第一章 朱子学の東伝――高麗朝末期,元学の隆盛 第二章 朱子学の刷新と高麗の革命――元学から独自の学へ 第三章 権近の朱子学 第四章 朝鮮朝前期朱子学と陽村学 第五章 士林学の台頭と朱子学の変質 下編――朝鮮朱子学の成立とその学術 第六章 士禍と清隠の学 第七章 豊穣な知の世界――退渓学成立前夜の朱子学をめぐって 第八章 李滉略伝――経世行道と隠居問学の葛藤 第九章 李滉と朝鮮朱子学大一統 第十章 退渓心学と『心経附注』 第十一章 李滉の四端七情分理気論――退渓心学,道徳感情の研究 第十二章 李滉の最後の哲学挑戦――理の実

    朝鮮朱子学 - 東京大学出版会
  • 武士の道徳学 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』

    ISBN コード : 9784047037229 サイズ : 四六判 総ページ数: 300ページ 商品寸法(横/縦/束幅): 128 × 188 × 20.0 mm ※総ページ数、商品寸法は実際と異なる場合があります 十八世紀初頭、江戸幕府に仕えた朱子学者・室鳩巣。新井白石の推挙により幕儒として召し抱えられた鳩巣は、徳川吉宗が行った「享保の改革」の相談役として活躍。自身の没後にも、著書『駿台雑話』が松平定信による「寛政異学の禁」の骨子をなし、明治から昭和戦前にかけて国語教科書に採用されるなど、その影響は近代にまで及ぶ。室鳩巣の歩みと影響を追うことで、思想、歴史、文学などにわたる日人の道徳観を解き明かす。 ●川平 敏文:1969年福岡県生まれ。九州大学大学院教授。九州大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。熊県立大学文学部助教授、准教授を経て、2014年より現職。専攻は日近世文学・思

    武士の道徳学 徳川吉宗と室鳩巣『駿台雑話』
  • 孟子の革命説 - 十八世紀における日本・ヨーロッパでの展開

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  • 顧炎武と平賀中南の春秋學 野間 文史(著/文) - 明徳出版社

    紹介 二千年以上の長きにわたり中国のみならず、日を含む東アジア各国に強い影響力を与え続けた儒教思想。その儒教思想の中で重要視された経書、『四書五経』の一つで、中国最古の書物の一つでもある『春秋』。 書は文献に基づく実証的な古典解釈「考証学」に基づいて歴史、古典、思想、等について解釈した書、顧炎武『日知録』の(春秋篇)の訓読訳註である。 さらに江戸時代中期の経学者平賀中南の『春秋稽古』全八十一巻の巻三十五「経博総論」と巻七十「左伝禦侮」、そして巻七十六「公穀胡斥妄」冒頭部分の訓読訳を付した。

    顧炎武と平賀中南の春秋學 野間 文史(著/文) - 明徳出版社
  • 平安朝文学と儒教の文学観 源氏物語を読む意義を求めて - 工藤 重矩(著)

    工藤 重矩(著) A5判  312頁 上製 定価 6,500円+税 ISBN 978-4-305-70740-6 C0093 在庫あり 奥付の初版発行年月 2014年10月 書店発売日 2014年10月20日 登録日 2014年09月24日 解説文学は何の役にたつかという問への我が国の思考の跡をたどる。平安時代、儒教的価値観の埒外にあった和文学は、存在意義をどう主張してきたか。和文学の側の苦闘の跡を儒教の文学観との関わりを通したどる。 紹介平安時代、儒教的価値観の埒外にあった和歌や物語は存在意義をどう主張したのか。文学は何の役にたつかという問への思考の跡を辿る。 「文学は何の役にたつか」という問への、我が国の思考の跡をたどる。 平安時代、古今和歌集にしても源氏物語にしても、和文学(和歌や物語等の仮名の文学)がその存在意義を主張しようとすれば、その障壁は常に儒教の価値観であった。平安時代の和

    平安朝文学と儒教の文学観 源氏物語を読む意義を求めて - 工藤 重矩(著)
  • 近世日本社会と宋学 増補新装版 - 東京大学出版会

    宋学は、中国・朝鮮では体制の正統思想であったが、近世日では次第に浸透しつつも、ある違和感を伴う外来思想としてあった。この宋学をめぐる受容と反撥・軋轢と変容の壮大な思想実験劇として儒学思想の展開を捉える。新たに新井白石に関する論考を増補。 宋学と近世日社会――徳川前期儒学史の一条件 はじめに 第一章 徳川前期における宋学の位置 第一節 その「盛行」/第二節 幕府との関係 第二章 宋学と近世日社会 第一節 形式の適用/第二節 「士」/第三節 「家」/第四節 「礼」 第三章 儒学史の一解釈 補論1 伊藤仁斎・東涯――宋学批判と「古義学」 一 はじめに/二 批判の対象/三 批判と主張/四 主張の背景 増補にあたって 補論2 「礼」「御武威」「雅び」――徳川政権の儀礼と儒学 一 儒学の「礼」/二 徳川将軍をめぐる儀礼と儀式/三 新井白石の改革/四 吉宗による逆転 /五 むすび

    近世日本社会と宋学 増補新装版 - 東京大学出版会
  • 2000年以上失われていた儒教経典『楽経』を発見か

    中国中部にある湖北省荊州市では2019年から現在まで、戦国時代(紀元前476~前221年)の簡牘(かんどく、木簡や竹簡を指す)が1万枚以上も次々に出土し、その修復や整理、研究なども各国の注目を集めています。荊州博物館の王明欽館長はこのほど中国中央電視台(中央テレビ、CCTV)の番組の「簡牘でわかる中国」に出演し、これらの簡牘に関する最新の研究成果を紹介しました。 王館長によると、考古学者は2021年、荊州市荊州区洪聖村にある王家嘴楚墓で3200枚以上の戦国時代の簡牘を発見しました。うち160枚ほどに記載されていた内容は、すでに失われてしまった儒教で重視される戦国六経の一つの「楽経(がっけい)」である可能性が高いとされています。『楽譜』と暫定的に命名されたこれらの簡牘は二行で書かれ、主に十干や数字、一部の簡潔な記号があり、豊かなリズムが示されており、2000年以上前の輝かしい儀礼音楽文化

  • 孝経・曾子 - 岩波書店

  • 東アジア都城と宗教空間(網 伸也 編)| 京都大学学術出版会

    儒教による正統性の誇示と、仏教による安寧の保証。王権の支配には、常に「信仰」が伴う。儒教的空間を作り出す古代都城に、仏教が寺院を構える多様な宗教空間という東アジア共通の都の在り方に、各国独自の祭祀形態が生み出されていく。権力装置との影響関係、祈りの場としての重層的構造。宗教空間に焦点をあてる画期的な古代都城史。 〔執筆者紹介〕 掲載順 網 伸也(あみ のぶや) 1963年生まれ 近畿大学文芸学部 教授 主要業績 『平安京造営と古代律令国家』(塙書房、2011年) 「長岡京から平安京へ」(吉村武彦・吉川真司・川尻秋生編『シリーズ古代史をひらく 古代の都―なぜ都は動いたのか』岩波書店、2019年) 李 陽浩(り やんほ) 1968年生まれ 大阪歴史博物館 学芸員 主要業績 「難波宮」(広瀬和雄・山中章・吉川真司編『講座 畿内の古代学 第Ⅲ巻 王宮と王都』雄山閣、2020年) 「中期難波宮をめぐ

    東アジア都城と宗教空間(網 伸也 編)| 京都大学学術出版会
  • 二松学舎大学 | 二松学舎大学 陽明学研究センター 公開シンポジウム 「水戸学と尊王攘夷 ―近代日本の漢学と陽明学―」開催のお知らせ

    ※  入場無料・予約不要 Zoomでのご参加を希望される方は、11月29日(水)18時までに下記QRコードまたはURLから必要事項をご登録の上お申し込みください。

    二松学舎大学 | 二松学舎大学 陽明学研究センター 公開シンポジウム 「水戸学と尊王攘夷 ―近代日本の漢学と陽明学―」開催のお知らせ
  • 「時勢」という考え方(1) - 達而録

    汪暉著・石井剛訳『近代中国思想の生成』(岩波書店、2011)の序論・第三節「天理/公理と歴史」に、「時勢」概念について要領よくまとまっており、分かりやすかったのでご紹介します。以下、p.119~125の内容を整理したものです。一部、私の言葉を加えて説明してありますので、ご注意ください。 儒教・経学的な考え方では、聖人によって治政が行われた夏・殷・周(三代)の礼楽制度が、理想的な道徳を備えたものとして崇められています。そしてこれが崩壊し、現実の制度が理想的ではなくあった状態(道徳的合理性を保障しない状態)がその後の時代ということになります。三代の礼楽は、道徳評価の最高尺度の根拠である「天理」を備えたものですが、それが断絶した後の儒者にとっては、この「天理」をどう把握するかが課題となるわけです。 その断絶を乗り越えて「天理」に到達するために導入されるのが、「時勢」という観念です。これは「時の勢

    「時勢」という考え方(1) - 達而録
  • 漢文を始めて学ぶ人に向けて:「経書」とは? - 達而録

    中国において伝統的に重視されてきた古典のグループに、「経書」と呼ばれるものがあります。経書は、「聖人」と呼ばれる理想的な人格を持つ人によって編集されたとされる書籍群です。これらは儒教において聖典とされ、中国に限らず、儒教文化を取り入れた古典の中心に位置し続けてきました。 「経書」のうち、最も基的なものは「五経」と呼ばれています。以下の五つのです。 ・『易』:陰陽と六十四の卦によって世界の成り立ちを示す書。 ・『書』:尭、舜、禹ら伝説の聖人の発言を集めた書。 ・『詩』:各地の民謡や民楽、祭祀の音楽を集めた書。 ・『礼』:礼の制度(冠婚葬祭、外交、官職)などを記した。 ・『春秋』:孔子が編纂したとされる春秋時代の歴史書。 これを細かく分けると十三種類あり、「十三経」と呼ばれています。上にあげたもののうち、『礼』が三種類に分かれて、 ・『周礼』:周の官職の仕組みとその役割を解説した書。 ・

    漢文を始めて学ぶ人に向けて:「経書」とは? - 達而録
  • 十七・十八世紀の日本儒学と明清考証学 石 運(著/文) - ぺりかん社

    紹介 十七~十八世紀における日儒学の勃興は、中国における明清交替の波を受けてさまざまな異色の思想を生んだ。中国で起こった「理学」(朱子学)から「考証学」への転換を視野に入れながら、近世日という特殊な「思想空間」を読み解く注目の研究。 目次 序 論 一、問題の所在と研究史の整理 二、研究の視点・対象・方法 三、書の構成 第一章 「大礼の議」事件以降の明代思想世界と近世日儒学の始動 はじめに 一、「大礼の議」事件と明代後期の思想動向 二、東アジアにおける「大礼の議」事件の波紋と明代学問思想の東伝 まとめ 第二章 経書の「読み方」から見る十七世紀末~十八世紀初めの日儒学 はじめに 一、林羅山・林鵞峰の経書研究と近世初期日儒学の様相 二、伊藤仁斎の経書研究──「四書」に対する問題提起 三、明代経学の学習と古義学的経書理解の成立 まとめ 第三章 荻生徂徠と十八世紀における儒学「知」の普

    十七・十八世紀の日本儒学と明清考証学 石 運(著/文) - ぺりかん社
  • 熊沢蕃山 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

  • 「生き方」の中国史 - 岩波書店

  • 医学と儒学 - 株式会社 人文書院

  • 中島隆博『中国哲学史』(中公新書) 7点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    4月5 中島隆博『中国哲学史』(中公新書) 7点 カテゴリ:思想・心理7点 「哲学」というと、どうしても西洋のものということになり、中国や日のものは「思想」という形で括られることが多いですが、書は、あえて「哲学」という言葉を使い、西洋哲学や仏教との比較や対話も試みながら、中国哲学の歴史を描きだしてます。 中国の思想を紹介するは数多くありますが、基的には諸子百家を中心にそれぞれの違いなどを論じたものが多いです。そうした中で、書は、中国内の関係(例えば孔子と老子)だけではなく、中国の外から来た思想との関係(例えば儒教と仏教、キリスト教)を見ていくことで、より立体的な中国哲学の姿を構築しています。  索引なども入れれば360pを超えるで、内容的にも難しい部分を含んでいるのですが、今までにないスケールで中国の思想を語ってくれているであり、中国社会を理解していく上でも興味深い論点を含ん

  • 生成と統合の神学 久保 隆司(著/文) - 春秋社

    紹介 近世前期を生きた巨星・ 山崎闇斎(1619-1682)。その「神儒兼学」思想の質に迫るため、井筒俊彦、エリクソン、ユング、最澄、天海、朱子、メルロ?ポンティ、メーヌ・ド・ビラン、デカルト、証聖者マクシモスなど、超域的な学問リソースを駆使して考察する。風土論・身心論・超越論の観点から立体的に浮かび上がる、枠組みを超えた闇斎神学、そして「日」。 目次 はじめに 現代という課題と「大きな物語」の再生 山崎闇斎の略歴 序章 闇斎思想の質と意義に関する枠組み 一 書の動機と目的 二 書の構成と主な方法論、または視点の概説 三 関連する先行研究の概観 第I部 〈 風土論 〉 第1章 山崎闇斎の神学思想における基盤としての「共時性」の考察――『大和小学』から見える「山王」との関係性とレンマ的視点からの再評価について―― はじめに 一 ライフサイクルにおける『大和小学』の位置づけ 二 『大

    生成と統合の神学 久保 隆司(著/文) - 春秋社
  • 音楽に感情はあるのか?―嵆康「声無哀楽論」(2) - 達而録

    「声無哀楽論」は、当時の音楽論としてのみならず、当時の玄学や儒教批判の文脈、また文学としての評価など、さまざまな観点から読むことのできる文献ですから、研究も数多くあります。今回記事を書くに当たって読んでみた論文は以下です。 福永光司「嵆康における自我の問題―嵇康の生活と思想」(『東方学報』32、1962) 宍戶友紀「嵆康の「聲無哀樂論」について」(『中國文學報』76、2008) 玉木尚之「音楽と感情 : 「声無哀楽論」の嵆康の論の問題」(『高知大学教育学部研究報告』73、2013) 福永氏は、他にも「嵆康と佛教 : 六朝思想史と嵆康」(『東洋史研究』20-4、1962)など、嵆康に関する研究をさまざまな角度から試みています。 今日は、福永光司「嵆康における自我の問題―嵇康の生活と思想」の整理に沿って、嵆康「声無哀楽論」の論理を簡単に整理しておきましょう。 前回読んだ通り、嵆康の狙いは、「音

    音楽に感情はあるのか?―嵆康「声無哀楽論」(2) - 達而録
  • 辻本雅史『江戸の学びと思想家たち』(岩波新書) 8点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    1月31 辻雅史『江戸の学びと思想家たち』(岩波新書) 8点 カテゴリ:思想・心理8点 江戸時代の思想家をとり上げたですが、それぞれの思想家の思想を綿密に解説するのではなく、彼らがとった学びのスタイルと利用したメディアに注目して論じていることが書の大きな特徴です。 同じく江戸の思想家をとり上げたとしては田尻祐一郎『江戸の思想史』(中公新書)があり、面白く読んだ記憶がありますが、『江戸の思想史』が儒学から蘭学までさまざまな人物をとり上げたのに対して、こちらは山崎闇斎、伊藤仁斎、荻生徂徠、貝原益軒、石田梅岩、居宣長、平田篤胤ととり上げる人物をかなり絞っています。 その代わりに書が注目するのは彼らの学び方であり、受容のされ方です。ここに注目することで書は思想だけはなく、江戸時代の社会のあり方にまで考察を広めています。 日史の教科書だとどうしても断片的にしかわからない思想家たちに、