2008/08/01 當山日出夫 先日(7月19日)の「ワークショップ:文字-(新)常用漢字を問う-」には、たくさんの方がいらしてくださいました。そして、懇親会も、もりあがりました。 意外だった(?)のは、印刷・出版関係の人が多かったこと。それにくらべて、日本語学(国語学)における文字研究者が、あまりいなかった。う~ん、これは、やはり、時代の流れなのでしょう。 日本語研究が、(新)常用漢字やユニコードといった、文字の規格について、イニシアティブをとれるという時代は、もう、終わった、と考えるべきか、私としても、いろいろ考えるところがありました。 5月の日本語学会(日本大学文理学部)のときは、会場は大盛況でした。これは、文字の規格というよりも、書記とか表記について、関心のある研究者があつまったせいなのでしょう。しかし、これからの日本語、特にその表記や書記を考えるためには、コンピュータを抜きにし