デザイナーから厚い信頼を寄せられている「モリサワフォント」。はてなでも、さまざまな場所で利用しているフォントです。そんなモリサワさんが、新たにアプリ・ゲーム制作者向けフォント製品をリリースしました。製品の特徴や「異例の3ヶ月リリース」というスピード感の裏側を、担当のおふたりに伺いました。 (※この記事は、株式会社モリサワによるPR記事です) ▽ MORISAWA App Tools ONE | 株式会社モリサワ 「モリサワフォント」は、株式会社モリサワさんが開発・販売しているフォントです。デザイナーさんであれば、お世話になったことのある方も少なくないでしょう。 はてなでも、モリサワフォントのお世話になっています。例えば、はてなブログで2015年に実施した「はてなブログ大賞」のバナーでは、モリサワフォントの「すずむし」を使用しました。 ▽ はてなブロガーが選ぶ2015年のベスト記事は? 「は
(定員に達したため、申し込みを締め切りました。キャンセル待ちをご希望の方はご連絡ください) エドワード・ジョンストンがロンドン交通局のために1916年に制作した地下鉄書体「ジョンストン・サンズ」は後世に大きな影響を与え、その後のCIデザインの始まりとも言われています。ロンドン地下鉄の書体誕生から100年にあたる今年、その制作者、エドワード・ジョンストンに関するトークイベントを開催いたします。 長年ジョンストンの研究をしてこられた後藤吉郎先生と山本政幸先生をお招きし、ジョンストンの著書『Writing and Illuminating, and Lettering』など、貴重な資料の現物やスライドを見ながら解説をしていただく予定です。ジョンストン研究の第一人者から直接お話をうかがえる機会ですので、ぜひご参加ください。(下の写真は当日お見せする予定の資料です) ————————————————
文字フォントの1つである「ヒラギノ角ゴシック」をW0~W9まで一列に並べてみたところ、「W0の雪だるまだけ他とデザインが違う」というツイートが話題になりました。 なぜW0だけがこうしたデザインとなったのか、開発元に取材しました。 W0の雪だるまは黒い帽子をかぶっている(Yusuke Teradaさん提供) きっかけとなったのはTeX2img(TeXソースコードを画像で出力するアプリ)の開発者としても知られるYusuke Terada(@doraTeX)さんのツイート。 ヒラギノ角ゴシックのW0からW9まで雪だるまを1列に並べると、確かにほかの雪だるまが白い帽子なのに、W0の雪だるまだけは黒い帽子をかぶり、微笑んでいるように見えます。 この違いについてYusuke Teradaさんは、TeXデベロッパー界では、「雪だるま」で遊ぶのが一種の「お約束」となっていると言い、今回の「W0だけ雪だるま
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、オリジナル書体「秀英体」で活版印刷の風合いを再現した「にじみフォント」を開発しました。第1弾として「秀英にじみ明朝L」を、ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京 社長:阿多親市 資本金:664百万円以下:SBT)のWebフォントサービス「FONTPLUS」で、11月18日に発売します。 【開発の背景】 DNPは、前身である秀英舎の時代にオリジナル書体「秀英体」を開発し、100年以上にわたり、時代の変遷にともない開発を続けています。近年、デジタルメディアが進展するなか、出版や広告の分野では、古びた和紙や木目のテクスチャー(質感)、手書き文字などを活かし、あえてアナログな風合いを加えて温もりや手触り感を表現することが増えています。また、印刷用の版の凹凸の凸部分にインクをつけ、紙に転写する活版印刷の
福岡市中央区天神。天神駅から徒歩10分の場所に、ラーメン店「Shin-Shin」はあります。 昼なら常に行列ができ、夕方でも満席。 友人にも、「Shin-Shin」が大好きな人がいて、一度は行ってみたかったお店です。アイドルタイムの16時過ぎにうかがいましたが、お客さんが入れ代わり、立ち代わり……。 超話題店ということもあり、この日も奥のテーブルでは別の取材が行われていました。 そして、早速ラーメンを注文してみました。 ▲博多Shin-Shinラーメン(600円) ネギが多くて、ネギ好きな私としてはうれしいです。全体的に美しい。 (ネギが苦手な方は、注文する際に「ねぎ抜き」と伝えていました) チャーシューも脂っぽさではなく、見た目からうま味が凝縮されている感じ。これはうまそう! まずはスープ。 ……!! あっさり豚骨です。あっさり、なのに、うま味がすごい。 1度スープを口にしたら、何度もス
秋から冬にかけて、家の玄関から外に出ると仄かに焦げた匂いが鼻に届くことがあった。街をまわる石焼きいも屋の匂いだったのかもしれない。どこか哀しげなあの石焼きいもの歌とともにある昭和の記憶だ。 石焼きいも屋を見る機会は減った。それでも、スーパーマーケットやコンビニエンスストアのレジ横に居場所を変えつつ、焼きいもは人々を誘いつづける。カロリーは気になるが、「それはそれ、さつまいもはさつまいも」と思って頬張る人は多いだろう。 今は、おやつとしての印象が強い。だが、かつては人々の命を支えるほどの役割を担っていたこともあったという。時代ごとに、日本人の「さつまいも観」は変化してきたにちがいない。どのような歴史を歩み、そして現在どのような進歩を遂げているのだろう。 今回は「さつまいも」をテーマに、歴史と科学を前後篇で追っていくことにしたい。 中国から琉球、種子島、そして薩摩へ 南西から北東へ。これが、日
秋の味覚「さつまいも」の歴史と科学を前後篇でたどっている。前篇では、さつまいもが日本にどう伝播し、どう育種(品種改良)されてきたかを追った。 17世紀初頭、中国などから琉球地方に伝わり、18世紀にかけて本州各地に広まっていった。並行して品種の導入や改良も進み、極多収性の品種などが戦中戦後の食糧難を救ってきた。 飽食の現代、さつまいもの「救荒作物」としての役目は終わったように思える。だが、研究開発者たちは、さつまいもの新たな魅力を引き出そうと育種を続けている。 そこで後篇では、さつまいもの育種に取り組む農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)主席研究員の片山健二氏に、現代のさつまいも育種の事情を聞くことにした。2010年以降も、国内勢力図を大きく変える品種が誕生しているのだ。どんな品種だろうか。 新品種が出回るまで10年以上の長い道のり 作物の風味を良くする、収量を増やす、病気への抵抗性を
以前、記事「[商用利用可能!高品質なオススメ日本語Webフォント8選(無料フォント多数)](https://ics.media/entry/13498/)」にて日本語のWebフォントを紹介しました。無料のWebフォントを中心に紹介しましたが、種類が少なく使いたいフォントがないといった場合も多いかと思います。 そういった場合に有償のWebフォントサービスが候補として挙がりますが、使用できる書体数やPV数の制限などサービス内容の違いがあり、どのサービスを選択するか悩ましいのではないでしょうか。今回は5つのWebフォントサービスを取り上げ、それぞれで扱っている書体数やプラン内容などを徹底比較します。 TypeSquare 「TypeSquare」はモリサワが提供しているWebフォントサービスです。800を超える書体(和文フォントは695書体)から選択可能で、主な書体として「新ゴ」「リュウミン」「
対象環境: macOS Windows 実行形式: Application Script 対象アプリ: None InDesign Illustrator Photoshop Excel 検索キーワード: このサイトで配布しているソフトウェアは、すべてフリーウェアです。 個人用・商用関係なしにご使用いただけますが、 無保証・無補償・無償提供のためサポートやリクエストなどには お応えできませんので、予めご了承ください。 このサイトへのリンクや掲載などは、ご自由になさってください。 フリーウェアの公開・更新情報は、Bluesky・X(Twitter)・RSSで配信しています。 配布しているソフトウェアの不具合のご連絡は、不具合の報告フォームから送信可能です。 新しもの好きのダウンロードさんで当サイトのフリーウェアを掲載していただいています。 いつもありがとうございます。
この記事を読んで、昔塾講師やら家庭教師やらを掛け持ちしていた頃のことを思い出しました。 AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか? これまでのところ、テストを受験した公立中学校生340人のうち、 約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、 約2割は、基礎的な読解もできていない ことが明らかになってしまった。 以前Books&Appsさんに寄稿させて頂いた記事でも触れたんですが、塾講師を「出来る子をもっと伸ばす」人と「出来ない子をなるべく救い上げる」人に分けたとしたら、私はもっぱら後者でした。 で、私が塾講師をやっていた頃も、「問題文を読解する」という段階で苦戦する子は何人もいました。 手前みそですが、上記記事からの引用です。 塾講師時代、子どもの「勉強わからない」に対処するうちに学んだこと 国語で印象に残っているのは、「そもそも数行以上の文章を、意味を
TOP › 本、ゲーム、アニメ 黒川光博×齋藤峰明「虎屋とエルメスに見る『老舗の流儀』とは」 2016/11/21(月) 19:00~2016/11/21(月) 20:30 イベント受付開始時間 2016/11/21(月) 18:30~ la kagu(ラカグ)2F レクチャースペースsoko 虎屋500年、エルメス180年――過去の挑戦の連続に、現在(いま)はある。だれもが認める「老舗」企業の当事者ふたりが、百年単位の歴史を背景に、最先端を走り続ける企業の舞台裏を語りつくします。 聞いてみれば、「従業員は『ファミリー』の一員」「流行に惑わされない」「すべては職人の経験からはじまる」「日々の生活の中に発想は生まれる」と共通点があがります。ですが、その実行は簡単ではないはず。実際はどんな工夫を日常でしているのでしょうか? その答えと、新刊『老舗の流儀~虎屋とエルメス』のさらなる舞台裏を、ライ
モーツァルトのK545のソナタをグールドで聞く。YURIKAMOMEさんがとりあげておられ、久しぶりに思い出して(授業では時々思い出してちょっとだけ弾いたりしているが)疲れのたまっている土曜の朝には良いかなと聞き始めた次第。 第1楽章の第1主題。グールドの演奏は実に奇妙だ。何が?原典ではどうだったか憶えていないけれど、一般に流通している楽譜は次のようになっている。 左手にはレガートとなっていて、私の知るほとんどの演奏はレガートで演奏しているのだが、グールドはスタッカートで演奏していて、極めて歯切れがよい。それに右手と左手のバランスもほとんど差がなく一体化して聞こえる。 この部分が受け入れられるかどうかが、この演奏についての試金石となる。受け入れられない人は、グールドとは縁がなかったと思ってもらう方が良い。無理してつき合っても険悪になるだけだから。ちなみにグールドはモーツァルトの楽譜を自由に
「モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K364」という作品に対し、私は魅力を感じていなかった。そのことを説明するに、私はオットー・フリードリック著「グレン・グールドの生涯」から、長くなるが下記を引用しよう。 「こういった評価の中で最も奇妙だったのが、一生を通して表明した、モーツァルトに対する反感と不満である。インタヴューのときに、モーツァルトは『だめな作曲家』で、彼は『早死にしたのではない。死ぬのが遅すぎたのだ』と語るのをグールドは楽しみとしていた。このグールドらしからぬ無情な宣言の論法は --- モーツァルトの最良の作品は、二十代前半のものである。『嫌悪』するのは、交響曲第四十番ト短調や歌劇《魔笛》のような後期の名曲である。そして、もしモーツァルトが人間の寿命と言われる七十歳まで生きていたら、彼は『ヴェーバーやシュポーアの一種の混血に変わっていただろう』というものだった。こういった非難を
お知らせ ダイレクト・トランファー CDR 特価セールの価格(半額)をそのまま継続します!! 新着情報 2020/04/01 78CDR=3793まで追加してあります。 2018/04/30 新譜を追加しました。3720~3725番 2018/03/17 新譜を追加しました。3714~3719番 2018/01/07 新譜を追加しました。3699~3713番 2017/10/04 新譜を追加しました。3689~3698番 2017/07/12 プレスCD 78CD-3003を追加しました。 2017/07/12 新譜を追加しました。3674~3688番 2017/05/18 新譜を追加しました。 ~3678番 試聴可能になりました。 ~3673番
ジャケットからしてタマんないですね。 ど派手なピンク色の壁の前で、上半身裸にソフト帽とグラサンでキメたオヤジが写るジャケット。 いかにもサンバの顔役といったヴェーリャ・グァルダの貫禄ぶりにタジタジです。 47年にインペリオ・セラーノを創設したメンバーのひとりでもある、 マノ・デシオ・ダ・ヴィオラの74年作。 オリジナルのタペカール盤はどうしても見つからず、長年日本盤でガマンした1枚で、 ブラジルでCD化されるとは、なんだか感慨深いものがあります。 カーニバルで歌われるサンバ・エンレードにテーマ性をもたせて物語にしたのがマノと言われていて、 このアルバムにもそんなマノのサンバ・エンレード名曲がずらりと並んでいます。 なかでもマリア・クレウザも歌った“Exaltação A Tiradentes” が個人的なフェバリット。 エンレード作家として名高いシラス・ジ・オリヴェイラとの共作曲 “Her
前回マノ・デシオ・ダ・ヴィオラの記事で、70年代にルーツ・サンバと出会った時の 彼我の埋めようのない距離に畏敬の念を抱き、サンバにのめり込んだと書きましたけど、 サンバはそんな遠い存在のものばかりじゃ、もちろんありません。 日本人の自分との距離感をまったく感じさせない同世代感覚のサンバだってたくさんあって、 親しみやすい都会派のサンバなら、なんの遠慮もなく肩に手を回せる気安さがあります。 アナ・コスタはそんな友達感覚いっぱいのサンバの代表格でしょうか。 テレーザ・クリスチーナなどとともに、ラパの新世代のサンバ・シーンを牽引してきた人で、 伝統サンバの土臭さとも無縁なら、裏町街道をいくマランドロとは生まれも育ちも違う、 マンション暮らしをしてそうな都会っ子のサンバを聞かせてくれます。 かつてはやくざ者やゴロツキが闊歩した危ない街ラパも、いまや観光客が夜出歩けるほど 安全でクリーンになったそう
名盤は一日にしてならず。 アフリカン・ポップスの金字塔、サリフ・ケイタの『ソロ』もその例外ではありませんね。 サリフ・ケイタがこのアルバムで華々しく世界デビューしたように今では思われていますが、 発売当初から爆発的ヒットを呼んだわけではありませんでした。 むしろ最初に日本に入ってきた時は、かなり冷淡な反応だったように記憶しています。 なんせ当時の日本のアフリカ音楽ファンといえば、 リンガラ(ルンバ・ロックのこと)しか聴かない、 偏ったマニアがはびこっていた時代だったので、 サリフ・ケイタのプログレッシヴなサウンドは、まるでウケが悪かったんですよ。 日本でアフリカ音楽の輸入盤をもっとも数多く紹介していた雑誌 『ブラック・ミュージック・リヴュー』でさえ、このアルバムを取り上げずじまい。 同誌の87年ベスト・レコードでも、 誰一人このアルバムを挙げなかったという完全無視状態には、 呆れを通り越し
「ブラウティハムはフォルテピアノ界のミケランジェリ?」 2017年02月15日 鈴木淳史のクラシック妄聴記第67回 ...つねに、響きはキラキラと洗練されていて、まるでミケランジェリがモダン・ピアノでやった繊細極まりないコントロール感がこの人にはあるのではないか。
最近は20代の若いグループの音源のMIXとマスタリング、30代後半のバンドの録音を手伝っている。そして、これから一緒に仕事を始めるバンドの楽曲についてもあれこれ考えている。そのバンドは俺と同じ世代だ。 ここのところ、よく考えるのは「やめなくてもいい音楽」について、だ。 大体のバンドとかミュージシャンは売れない場合、解散とか廃業ということになってしまう。彼ら自身がそれを選択していたとしても、どこかしら産業や社会の構造から要請されているようにも感じる。でも、これは、これまでの音楽のあり方、というかここ数十年の音楽のあり方のひとつだった「だけ」なのではないかと俺は思う。 新人として若い子たちがメディアやレーベルからフックアップされて、(ヒットという意味で)売れなければ放り出されて、ともすると彼らは音楽をやめてしまう。メディアやレーベルはあまり変化せずに、作り手たちだけが入れ替わって行く。中には売
江戸時代の蘭学者の前野良沢が翻訳し、博物書として江戸時代に紹介されたオランダ語の原書が千葉市で発見され、当時の蘭学を知る貴重な資料として注目されています。 千葉市の神田外語大学にある海外の書物を収めた文庫で見つかりました。 「解体新書」の翻訳で知られる蘭学者の前野良沢は、この「諸術秘蔵」のうち、当時の日本では広く知られていなかったアスベストに関する記述の部分を翻訳していましたが、原書は見つかっていませんでした。 原書では、アスベストが岩石の間などからとれる鉱物であることや、熱に強く丈夫な性質を持っていることなどが挿絵つきで紹介されています。 神田外語大学の松田清客員教授は、「初期の蘭学者がどのように翻訳にあたっていたかを知る貴重な資料だ。翻訳としては完璧ではないが、外国の書物からなんとか知識を得ようとした蘭学者の苦労もよくわかる」と話しています。
熊本地震の被災地で図書館司書らが「地震の記録」となる資料の収集に奔走している。本や雑誌だけでなく、捨ててしまいがちな避難所の貼り紙やチラシも保存する。次の災害に備えて「生きた経験」を伝え、生かすためだ。 震度7が2度襲った熊本県益城町。10月に再開した町図書館に「地震の記録」の展示コーナーができた。「トイレそうじのお手伝いをしてくださる方 大歓迎」「ガソリンあり タバコ注意」「食事は腹八分目に」――。避難所にあった貼り紙からは、感染症防止のために必要な仮設トイレのそうじの手が足りなかったり、不案内な場所での喫煙で危険な状況が生じたり、栄養が偏りがちな食事で体調を崩したりといった課題が見えてくる。 全国から届いた絵手紙や折り紙、芸能人らがうちわや段ボールに走り書きした激励の言葉も壁一面に展示。子どもや高齢者向けの行事案内、避難所運営のノウハウを書いた書類もある。支援物資のトイレットペーパーな
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