プロ野球シーズンも開幕間近だが、日本一からもっとも遠ざかっているのは広島カープの34年(最後は1984年)、次いで1985年の阪神タイガースである。ここでは、私の大好きな阪神タイガース日本一の年を振り返る。 1985年の優勝は1964年以来「21年ぶり」と話題になった。この年は「新・ダイナマイト打線」の活躍によりセ・リーグを制覇し、清原和博が入る前年の西武を日本シリーズで4勝2敗で破り、日本一に輝いた。小学6年生だった私はこの時「滅多にないことだから!」と親から多数の「阪神優勝!」雑誌を買ってもらったものである。 この時冗談交じりに「次の阪神の(セ・リーグ)優勝はまた21年後かなwww」みたいなことを言われたが、実際は18年後の2003年であり、まぁ、同じようなものであるし、日本一からはもう32年も遠ざかっている。 この年の阪神の強さについては投手陣は決して強かったと言えないチームだっただ