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ブックマーク / www.jagat.or.jp (385)

  • 単なる検索技術ではない、「セマンティック」について - JAGAT

  • 自動組版 もうひとつの必然性 - JAGAT

    ITで変わりつつあるところ。チラシ、POP、ラベル、POS、配送伝票や物流管理などが有機的に結びついた機能的なビジネスは、自動組版に向いた世界である。 印刷工程はCTP化してしまった今となっては、もう作業の最短時間は丸見えになっていて、印刷機の回転を速くするか版サイズを大きくするかしか、速度を向上させる方法はないし、それは現状の印刷需要からすると飽和するところまでいっている。プリプレスからCTPに関してもネットワーク化によって中間工程の滞留時間がなくなったので、単純に時間短縮する余地はないといってもよい。 しかし大量にコンテンツがある場合は、かつての情報誌がコンピュータ処理での自動組版を発展させたようなことが、今はDTPソフトのプラグインソフトで行うとか、XSLで行うなどの方法で開発途上である。情報誌の時代から数えると20数年もこのようなことに取り組んでいることになる。こういったことが進む

  • 制作と印刷の明確な分離で効率化とコスト削減を実現する - JAGAT

    ITソリューションベンダーの世界企業であるヒューレット・パッカード社では、業務改革の一環として印刷物購買スキームに関して印刷と制作における新たなルールを設け、より効率的な印刷発注を実現する仕組みを導入した。 ワールドワイド統一のスキームで印刷物購買の改善を図る 企業内のコミュニケーションの多くは電子メールで済まされるようになり、社内で活用するドキュメントも電子化が着々と進んでいる。企業内で紙を使用することそのものが、急激に減少してきている。 こうした動きは社内のみならず、外部に対しても進んでいる。その多くはインターネットを活用したものであり、製品のプロモーションなどにおいて、ウェブサイトや電子メールを活用して様々な情報を提供することがごく当たり前のものになった。そうした反面、印刷物の効果についてはだれもが認めるものであり、短絡的に電子化=印刷物の放棄にはつながっていない。特にプロモーション

  • 印刷物の目的からみた「紙」の効果 - JAGAT

    紙に求められる機能とは、用途によりコスト(薄さ)や軽さ、高級感や保存性、可読性や強度などさまざまである。 8月31日にJAGATにおいて、プリバリセミナーが開催された。今回は、紙をテーマにその訴求力の高さと用途の多様性について講演が行われた。 当日は、JAGAT参事 相馬謙一がオリエンテーションを務め、紙の専門商社である(株)竹尾 新事業開発室 マネージャー 古俣和宏氏に講演いただいた。 印刷物による紙の選び方と使われ方 まず、紙の選び方の基準として、紙に求める機能から説明された。紙に求める機能の代表的なものとして、新聞、チラシ、DM、カタログ、図録、書籍、包装紙などへの要求機能などがあり、新聞であれば、文字情報伝達+タイムリー性であったり、チラシであれば、多量+コスト(薄さ)+低再現性、DMであれば、レスポンス(感性)+軽さ+情報、カタログでは、再現性+高級感、図録は、再現性+保存性、書

  • DTPは楽しいですか? - JAGAT

    人は子供のころからいろんな刺激を受けているので、新しいビジュアルの世界と交流しながらDTPも伸ばしていける。 日少子化のために学校はどこも生徒を集めるのが大変になっている。親御さんも学校も若い人がどんな仕事に意欲的に取り組むのか考えるのに苦労している。決して若者にこびるものではないが、若者がやる気を出さない仕事というのは、別の方法に置き換わっていくというのも歴史の必然である。かつてのアナログプリプレスに比べればDTPは楽で創造的な要素も加わった。今では写植や製版を知らない人が印刷物制作の過半数ではないかと思う。 しかしDTPは写植や製版の代替品ではない。DTPの最初のコンセプトはPublishであって、具体的にはニューズレターやミニ新聞やフライヤーなどが自分で自由に作れるようになる技術ということで、アメリカでは民主主義を底から支えるものといわれた。Syebold会議ではロシアや東欧

  • 世界のデジタル印刷事情:2009年8月 - JAGAT

  • 紙は五感への訴求力が強い - JAGAT

    印刷物の携帯性や保存性、再生装置が不要などの、表面的機能性はしばしば指摘はされるが、電子メディアの画面との質的で決定的な差異とは「五感への訴求力」である。 和紙やファインペーパー、ファンシーペーパーは感性機能紙とも言われる。 世界的に高い評価を受けているコンテンツを豊富に有する我が国であるが、そのコンテンツを意識の中にインプットしていく手段には伝統的な紙媒体、近年、急速に発展しているディスプレーなどの電子媒体が共存している。 old mediaの印刷物とnew mediaの電子メディアについて、「紙面と画面」について考えてみると、画面は視覚にしか訴えないしオーディオを組み合わせても主に目と耳の「二感」への訴求メディアといえる。 しかし、和紙やファインペーパー、ファンシーペーパーなどの感性機能紙とも言われる。印刷物にはなどの情報出版においては、同じコンテンツでも文庫と上製では受け手に

  • わが国産業に一定の地位を占める印刷産業 - JAGAT

  • Google画像検索も再利用の使用権対応へ - JAGAT

    他人に画像を再編集されることのメリットも次第に明らかになっていくだろう。 Googleの画像検索サービスは大変便利なものとなっていて、例えば観光地のような情報の検索は、多くの文字で説明されるよりも、画像で「一見にしかず」の判断をした方がよい場合がある。そこからその地を訪れたことのある人のBlogに到達して、文字を読むということも日常行われるようになっている。Blogに写真を載せる人には、意識してなのかどうかはわからないがデジタルカメラで撮ったままの高画素・高解像度画像をupすることもあり、意識しているとすると再利用OKという意味なのかと考えさせられてしまう。 すでに写真投稿サイトのように権利関係や再利用に関して明示してある場合もあるが、Googleで引っかかるのはそれ以外が圧倒的に多い。日常使われているそれらでも再利用可能な画像を選別して抽出できると便利になるし、安心である。2009年7月

  • オンデマンド印刷とデジタル印刷 - JAGAT

    ■オンデマンド印刷とデジタル印刷 オンデマンド印刷、POD(Print on Demand)という呼び方は、そのものズバリでオンデマンド(要求に応じて)という言葉に由来しており、小ロット(短納期)印刷を意味している。しかし、オフセット印刷方式であっても、小ロット・短納期で印刷物を製作し、納入することも可能であり、それもオンデマンド印刷であるとも言える。 厳密に言うと、オンデマンド印刷は印刷方式ではなく、ビジネスモデルを表す用語と言える。 オンデマンド印刷が登場した頃は、オフセット印刷は大量印刷の代名詞であり、小ロット印刷という概念も無かったのであるから、致し方ないだろう。 印刷方式を表すものとして相応しい呼び方は、「デジタル印刷」「デジタルプリント」だろう。 デジタル印刷方式のもっとも特徴的な部分は、刷版を経由せずに、デジタルデータを直接、媒体に記録する無版印刷ということである。小ロット対

  • 世界のデジタル印刷事情:2009年6月 - JAGAT

    欧米を中心としたデジタル印刷市場関連情報を紹介する 大不況の中で伸びるデジタル印刷 アメリカ印刷工業組合(PIA)によれば、2009年の第1四半期(1月~3月)においてアメリカのGDP成長率が△5.7%のなかで、印刷産業の出荷額前年比は△9.4%という大幅なマイナス成長になった。2008年第1四半期の景気がよかったということもあるが、このマイナス幅は、データを取り始めて以来最も大きなマイナス幅である。分野別に見ると、インキ・オン・ペーパーは△10.8%となる中で、デジタル印刷(電子写真とインキジェット)は、それぞれ8.8%増、7.1%増と好調であった。 2010年までの予測として、印刷産業全体は2009年は△6.5%、2010年△3.0%として、デジタル印刷は2009年が△2.0%、2010年は1.0%増と予想している。 (PIA Flash Report 2009年 Volume 6)

  • JAGAT設備動向調査にみるDTP環境 - JAGAT

    このほど発刊された「JAGAT印刷産業経営動向調査2009」よりDTP環境に関する調査結果を紹介する。 JAGATでは「印刷産業経営力調査」の一環として「設備動向調査」を行っている。その調査結果からDTP環境に関する設問結果を二点ピックアップし紹介する。 制作・製造現場のMacマシンのOS MacOSXの台数がMacOS9の台数を逆転し過半数を占めた。各社の全Macに占めるMacOSXの台数比率をみると「50%以上~70%未満」の層が最も多く29.7%となっている。前回は「10%以上~30%未満」の層が31.1%で最も多かった。一方、MacOSXが一台もない企業は5%を割り込んでいる。 入稿形態構成比 すでにレイアウトされた印刷原稿の入稿形態の構成比を問うている。最も構成比が高いのは「Illustrator」で43.8%であるが徐々に減少傾向である。次いで「PDF」が14.6%、「MS-O

  • デジタルメディアとXMLパブリッシング(Webミニセミナー) - JAGAT

    Web技術の標準化機関であるW3C(World Wide Webコンソーシアム) は、2009.6.4、「日語組版処理の要件」ドキュメント(英語版、および日語版)を公開した。 (画像をクリックすると再生が始まります。) Web技術の標準化機関であるW3C(World Wide Webコンソーシアム) は、2009.6.4、「日語組版処理の要件」ドキュメント(英語版、および日語版)を公開した。 このドキュメントは、W3Cが近い将来、CSSSVG、XSL-FOなどの技術格的な日語組版機能を反映させるために記述されたものであり、「JIS X 4051」のほぼ全体をカバーしている。また、日語を理解しない海外の専門家のために、図版が豊富に例示されており、判りやすい記述となっている。 ■W3Cが日語組版の要件を検討した背景 W3CはWeb技術の標準化機関であり、XMLやHTMLなど

  • 逆転するコンテンツ流通 - JAGAT

  • 読者を置き去りにしてはならない - JAGAT

  • 世界のデジタル印刷事情:2009年5月 - JAGAT

  • マスター郡司のワンポイントDTP TIPS 02 - JAGAT

    白黒写真は白黒機能でバッチリ! 画像をクリックすると再生が始まります。 第一弾 に続いて今回はまさしくワンポイントTIPS、白黒画像の作り方のご紹介だ。詳しくはビデオの方をご覧いただければと思うが、PhotoshopでRGBモード、CMYKモード、グレーモードを選択すれば白黒になると思っている方も少なくないが、これではプロとはいえない。白黒画像はカラー画像に比べてずっと難しいのだ。 (クリックして拡大 ) 例えば左側がグレーモードに変換したものだが、中性濃度的にはこれは何の間違いもない正しい調子再現なのだが、人間には思いこみというものがあり、そんな思いこみ通りに再現できるのが、Photoshopの白黒機能である。「肌は明るめに」「服はコントラストに」の方が無難なので。(私は)右例のようにしてみたがいかがだろうか?これが気に入らなければいかようにでもなるので一例とご理解いただきたい。 この機

  • 多様化する認証システム - JAGAT

  • 和文組版,その来し方行く末

    和文組版,その来し方行く末 ~いまだからこそ「こだわり」とその背景を知ろう~ プロとして組版に関わっていく第一歩は、「ルール」や「方法論」を丸暗記することではなく、その背景を知ることである。このルールや方法論は試行錯誤の結果であり,機器の制約や経済情勢の妥協点の産物でもあります。その理由を知ることが将来の日語文字組版の発展につながるのだろう。 編集者で日エディタースクールの講師も務める大西哲彦氏に話を聞いた。 Q: 現在、印刷博物館(東京)の企画展として「ヴァチカン教皇庁図書館展」(書物の誕生~写から印刷へ)が開催されていますが、改めてこれらを眺めてみますと、複製術としての印刷技術以前(グーテンベルグ)に、高度な表現技術がすでに確立されており、書物の原型ができあがっていることに驚かされます。日ではやっと組版についてのルール(JISX4051)ができた状態ですが、このギャ

  • 【カラマネ極意21】スミ版を知り、スミ版を使いこなそう - JAGAT

    USMはCMYKに掛けるのが原則 この連載も21回目を数え、『プリンターズサークル』とともに今号が最後となる。今回はまとめながら蘊蓄(うんちく)話を述べさせていただく。最後なのでお許し願いたい。 前回 でもスミ版についてはこだわったが、最終回もここから始めたい。スミ版はさまざまなところに関係しているが、USM(Unsharp Mask)にも大きく関係しているのはあまり知られていないことだと思う。よくUSMを掛けるのはRGBか?CMYKか??ということが話題になるが、結論から申し上げると「USMはCMYKに掛ける」のが原則だ。 もともとUSMというのは、CMYKの濃度域不足や見当性の悪さ、インキの滲(にじ)みを補うためにあるもので、印刷のためにあるものなのだ。だからと言ってRGB画像に使うなということではないのだが、その量や使い方は根的に変えないといけない。要するにカメラマンの人が「USM