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ブックマーク / bluediary2.jugem.jp (229)

  • 「磯崎 新 −水戸芸術館を創る−」開催 | 青い日記帳 

    「磯崎 新 −水戸芸術館を創る−」が、3月1日より水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催されます。 水戸芸術館全景 撮影:田澤純 昨年12月28日に沖縄にて逝去された日を代表する建築家・磯崎新(1931-2022)。 国内外数え切れないほどの名建築を残した磯崎。水戸芸術館も1990年に彼が手掛けた建物です。 水戸芸術館 広場 撮影:田澤純 2019年に水戸芸術館で開催した「磯崎新―水戸芸術館 縁起―」展はまだ記憶に新しいのではないでしょうか。 水戸芸術館開館30周年記念事業 磯崎 新−水戸芸術館 縁起− 2019年11月16日(土)〜2020年5月6日(水・振) https://www.arttowermito.or.jp/topics/article_40285.html 水戸芸術館全景 撮影:田澤純 逝去された磯崎氏を偲び開催される今回の「磯崎 新 −水戸芸術館を創る−」展は、「磯崎新―

  • 2日間限りの企画展&講演会:世界遺産登録10周年記念「富士山 芸術の源泉」 | 青い日記帳 

    2023年は、富士山の世界文化遺産登録10周年の年に当たります。 世界遺産登録10周年記念特別企画として、静岡県富士山世界遺産センターによる富士山の「芸術の源泉」の側面にクローズアップした、2日間限りの企画展と講演会が新橋の東京美術倶楽部で開催されます。 https://event.mtfuji-whc.f-reserve.jp/#/ 静岡県は、富士山の顕著な普遍的価値を後世に継承するため、調査研究、情報発信、包括的な保存管理の拠点として富士山世界遺産センターを整備しました。 今回の「芸術の源泉」の側面にクローズアップした企画展と講演会は、富士山世界遺産センターは世界遺産登録10周年を記念し、世界遺産「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」を改めて広く知ってもらうべく企画されました。 狩野董川中信「富士飛鶴図」 企画展では、富士山世界遺産センター収集・寄託の江戸時代の富士山絵画が都内で初めて公開

  • 【クラウドファンディング】松本市の《名建築》を後世に!「マツモト建築芸術祭」 | 青い日記帳 

    【祝】第2回目となる「マツモト建築芸術祭2023」〈2023年2月4日(土)〜2月26日(日) 〉の開催が決定しました! https://maaf.jp/ 長野県松市を舞台に繰り広げられる建築とアートが融合した「マツモト建築芸術祭」 昨年(2022年)初めて開催され伺ってきましたが、思っていた以上に素晴らしく展覧会年間ベスト10に迷わず入れてしまったほどです。 →「マツモト建築芸術祭」 (第1回)NTT東日大名町ビル × 鬼頭健吾 ©︎Kazumi Kiuchi 「マツモト建築芸術祭」とは長野県松市には国宝が2つあります。黒と白のコントラストが美しい「松城」、そして近代学校建築として初めて国宝に指定された「旧開智学校」です。商業の街として発展し戦禍を免れたことから、市内には明治から昭和期にかけてのノスタルジックな建築物が数多く残ります。なまこ壁の土蔵造りの建物や、正面を西洋風に

  • 『切手デザイナーの仕事』 | 青い日記帳 

    グラフィック社より刊行となった『切手デザイナーの仕事 〜日郵便 切手・葉書室より〜』を読んでみました。 『切手デザイナーの仕事 〜日郵便 切手・葉書室より〜』 間部 香代 (著) 手紙や葉書に切手を貼ってポストに投函する機会めっきり減ってしまいましたが、今でも一年間に約40件も特殊切手(昔は記念切手と呼んでましたね)が発行されています。 普通切手も含め、日の切手をデザインしているのは、日郵便社員8名! 一体どのような過程を経て、あの魅力的でついつい使わないのに購入してしまう特殊切手は生まれるのでしょう。 その秘密を探るべく、作家・間部香代氏が自ら日郵便のドアを叩き、8人の切手デザイナーたちに取材を敢行し一冊のにまとめたのが『切手デザイナーの仕事 〜日郵便 切手・葉書室より〜』です。 2017年【求人募集 切手デザイナー】激レア求人ツイートで世間の注目を集めた8人目のデザイナー

  • 「2022 東美アートフェア」開催! | 青い日記帳 

    東京美術倶楽部 東美ミュージアムにて「2022東美アートフェア」が開催されます。 日有数の美術商100軒が中国名品・茶道具・柿右衛門・横山大観・北大路魯山人・篠田 桃紅などを持ち寄り、3年ぶりに開かれます。 https://toobi.co.jp/artfair 1999年より始まった「東美アートフェア」。 全国から100軒の美術商が集い、古美術・近代美術・現代美術・茶道具・工芸など幅広いジャンルの美術品の優品珍品を展示販売する美の祭典です。 志野楼閣山水図鉢 桃山時代(古美術 木瓜) 東京美術商協同組合に所属する美術商が出店し、美と共に生きる喜びを次の世代へ手渡していくことを目的に開催されます。 一流の美術商が、それぞれが時間をかけて探し求めた品々を、趣向を凝らした展示やテーマで披露する「展覧会」としての要素も強いのが「東美アートフェア」の特徴です。 横山 大観「不二神嶺」(西邑画廊)

  • ほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみ | 青い日記帳 

    2022年10月1日、東京・丸の内の重要文化財「明治生命館」の1階に移転・開館した静嘉堂文庫美術館。 https://www.seikado.or.jp/ 展示スペースもこれまでと比べ約2倍となりより多くの名品を都心で観られるようになりました。 展示の様子は後日ゆっくりと語るとして、まず今日は新設された静嘉堂ミュージアムショップで見つけた「ほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみ」を紹介します。 ほぼ実寸の曜変天目ぬいぐるみ 静嘉堂文庫美術館が誇る天下の名宝、国宝「曜変天目」(稲葉天目)をまさかまさかのぬいぐるみに! ミュージアムショップで目にした瞬間に「絶対欲しい!」と迷わず購入。 事前にこんな素敵なグッズがあるなんて全く知らなかったので(プレスリリースにも書いていなかった)まさに「何だこれは〜状態」でした。 世界中でたった三碗しか存在が確認されていない曜変天目茶碗。その中でも静嘉堂の国宝「曜変天目

  • 「イッタラ展」 | 青い日記帳 

    Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中の 「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」へ行って来ました。 https://www.bunkamura.co.jp/museum/ 北欧人気はアートのみならず様々な分野に及んでいます。 自然と共に生活を営んできた北欧の人たちのライフスタイルは、日人にも受け入れやすく親しみを持って接することができるのが大きな要因でしょう。 《アアルト ベース》アルヴァ・アアルト、1936年 ©Design Museum Finland, Photo: Johnny Korkman 有機的なフォルムで表現されたアルヴァ・アアルトの傑作「アアルト ベース」に代表されるように、自然界の造形美を取り入れ生活の場に光と安らぎを与えてくれるイッタラ。 ガラス器はともすれば冷たい印象を与えますが、この有機的な形状と何百とある色によりそれを回避しています。 《ルーツ》コ

  • 「ヒンドゥーの神々の物語」 | 青い日記帳 

    古代オリエント博物館で開催中の 秋の特別展「ヒンドゥーの神々の物語」へ行って来ました。 https://aom-tokyo.com/ 池袋サンシャインシティにある古代オリエント博物館でヒンドゥーの神々のイメージの変遷を古代から現代までたどる展覧会が開催されています。 インド更紗やガラス絵、大衆文化を彩った民俗画、ヴァルマー・プリントと呼ばれる印刷物、現代イラストレーションなど約500点という膨大な作品を通してヒンドゥーの神々がこれでもか〜と紹介されています。 「乳海攪拌」 福岡アジア美術館(黒田豊コレクション) 長年にわたりインド大衆宗教図像を収集してきた黒田豊コレクションを核に、福岡アジア美術館、平山郁夫シルクロード美術館、古代オリエント博物館および個人の所蔵するコレクションを加えた暴力的な数の作品が所狭しと展示されています。 まだ宗教として成立する前の先史インダス文明期の素朴な土器から

  • SOMPO美術館がウクライナ人道支援活動に向けた寄付を行います。 | 青い日記帳 

    ウクライナおよび近隣国における人道支援活動への寄付をSOMPOホールディングス株式会社が行います。 https://www.sompo-museum.org/ SONPOグループの具体的な寄付内容は、以下の通りで私たち鑑賞者が積極的に関われる仕組みとなっています。 1)SONPO美術館で開催される「シダネルとマルタン展」の会期中における入場者数 2)「シダネルとマルタン展」を紹介する動画の視聴数 紹介動画:https://youtu.be/tOR5EiUeq-s 上記1,2の入場者数、動画視聴回数に応じて、ウクライナ全域と近隣国で緊迫した情勢が続く中、脆弱な立場にある子供たちとその家族、避難民などの様々なニーズに応えられるように活動する支援先へ、上限1億円が寄付されます。 フィンセント・ファン・ゴッホ「ひまわり」1888年 また損害保険ジャパンが所蔵し、SOMPO美術館(運営SOMPO美術

  • 京都・細見美術館の日本美術が茨城県近代美術館で公開されます。 | 青い日記帳 

    茨城県近代美術館にて「若冲と京の美術 京都 細見コレクションの精華」が2022年4月23日より6月12日まで開されます。 http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/ 日美術の各時代を網羅する名品を数多く所蔵する京都・細見美術館。 細見美術館と言えば京の絵師・伊藤若冲(1716-1800)の充実したコレクションが有名です。 伊藤若冲《糸瓜群虫図》 江戸中期 【後期展示】 今回の展覧会では、伊藤若冲の貴重な初期作品《雪中雄鶏図》《糸瓜群虫図》をはじめ、その画業を一望できる優品16点が公開となります。 ときに極彩色で、ときに巧みな墨の濃淡で描かれる、若冲の代名詞であるニワトリから、可愛らしくユーモラスな子犬や伏見人形、野菜や虫、縁起物など、画題の多彩さとユニークな絵画表現を存分に味わえます。 伊藤若冲《雪中雄鶏図》 江戸中期 【前期展示】 《菊花図押絵貼屛風》

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2022/03/23
    水戸で京都か。
  • 「マツモト建築芸術祭」 | 青い日記帳 

    長野県松市で開催中の 「マツモト建築芸術祭」に行って来ました。 https://maaf.jp/ 名建築にアートが住み着くマツモトの冬。をキーメッセージに23日間の日程で初めて開催された「マツモト建築芸術祭」。 2000年の「大地の芸術祭 越後有アートトリエンナーレ」を皮切りに日各地で様々な地方芸術祭が毎年開かれています。 在在所所、同工異曲の感はありますが、実際に現地へ足を運んでみるとそれぞれ特色を出す工夫をしており、それなりに楽しめるものです。 「国宝 旧開智学校校舎」 アーティスト:中島崇 群雄割拠の様相を呈する地方芸術祭の中にあり、「マツモト建築芸術祭」は良い意味で他とは違い異色を放っていると言えるでしょう。 主だった大きな3つの理由があげられます。 理由その1:市町村、地方自治体が主催ではなくマツモト建築芸術祭実行委員会(個の集合体)が企画から運営まで行っています。 委員長

  • 「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」開催 | 青い日記帳 

    橋郄島屋 S.C.にて「デザイン・ダイアローグ メゾン・エ・オブジェ・パリ展」が2022年3月3日より開催されます。 https://www.takashimaya.co.jp/store/special/maison-objet/top.html 毎年パリで開催される国際展示会「メゾン・エ・オブジェ」(MAISON & OBJET)。世界のインテリアデザインのトレンドを牽引するトレードショーです。 その国際展示ショーを編集し展覧会に形を変え、日ではじめて開催されるのが「メゾン・エ・オブジェ・パリ展」です。 2011年度デザイナー・オブ・ザ・イヤー受賞者Ronan & Erwan Bouroullecの作品 ©FLOS 「メゾン・エ・オブジェ」の主催者SAFIが総指揮を執り、会場構成もフランス人キュレーターが手掛けます。 日橋郄島屋 S.C. 館8階ホールがどんな変貌を遂げるのか

  • 「ハリー・ポッターと魔法の歴史」 | 青い日記帳 

    東京ステーションギャラリーで開催中の 「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展に行って来ました。 https://historyofmagic.jp/ 原作者のJ.K.ローリングが記念すべき第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』(Harry Potter and the Philosopher's Stone)をこの世に放ったのは今から約四半世紀前の1997年のこと。 初版部数はわずか500部だったそうですが、瞬く間に人気となりそれこそ魔法をかけられたように世界中で愛される大ベストセラーとなりました。 ジム・ケイ「セブルス・スネイプ教授の肖像」 ブルームズベリー社蔵 原作映画でお馴染みの登場人物などをメインに振り返る展覧会だと勝手に思い込んでいましたが、予想に反し、古文書から絵画それにミイラに至るまで「ハリー・ポッター」の世界観を作り出した貴重な展示品で溢れていました。 よくある映画やアニメの

  • 「民族衣装−異文化へのまなざしと探求、受容−」 | 青い日記帳 

    文化学園服飾博物館で開催中の 「民族衣装 −異文化へのまなざしと探求、受容−」展へ行って来ました。 https://museum.bunka.ac.jp/ 民俗的なアクセサリーや民族衣装のデザインを取り入れた「フォークロアスタイル」が一時ファッション業界で持てはやされ多くのアイテムが発売になりました。 民族衣装に対して、漠然と異国への憧憬を抱いているのは、洋の東西を問わず大差のないこと。ただ、単に憧れだけでは、かの国の文化の片鱗を齧っただけに過ぎなくなります。 グローバル化が叫ばれ久しく経ち、「異文化理解」といった耳障りのよい言葉もしばしば耳にするようになりましたが、内実はかなり怪しいものがあります。 ドレス:ケミス アフガニスタン 松島きよえ収集 1970-80年代 民族衣装をただ称揚し展示するだけの展覧会を文化学園服飾博物館さんが開催するはずもなく、内容はなかり攻めの姿勢が見受けられ、

  • 鬼才絵師「絵金」の作品が24点新たに発見されました! | 青い日記帳 

    江戸末期から明治にかけて活躍した浮世絵師・弘瀬金蔵(ひろせ きんぞう、1812〜1876)。通称「絵金」の作品24点が新たに発見されました。 新しく発見された絵金の作品 今回発見された作品は、石川五右衛門が主人公の浄瑠璃で、後に歌舞伎化もされた「釜淵双級(かまがふちふたつどもえ)」を絵金が絵馬提灯として描いたものです。 絵金筆の絵馬提灯は現存数が少なく、今回の発見で4作品目となり、これまで確認されていた絵金筆の絵馬提灯のなかで最多の連作となります。 【絵馬提灯】 芝居絵屏風と同じく神社の夏祭りの夜に飾られたもので、箱型の木枠に和紙を貼り、中に入れたろうそくの光で鑑賞します。ろうそくの揺れる光で見る絵馬提灯は、宵祭りの雰囲気をさらに盛り上げます。 絵金筆「伊達競阿国戯場 累」(部分)赤岡町絵金祭りにて 24点の中には、芝居の台にない絵金の創作による場面もあり、絵金独特の視点がうかがえる貴重

  • 「うつくしき和色の世界 -KIMONO-」 | 青い日記帳 

    松坂屋美術館で開催中の 松坂屋創業410周年・松坂屋美術館開館30周年記念「うつくしき和色の世界 -KIMONO-」へ行って来ました。 https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/ 「松坂屋コレクション」をご存知でしょうか。昭和初期に松坂屋が全国から数多く収集した江戸時代以前の染織工芸品(時代衣裳を中心に、染織裂、雛形、能面など)約1500点からなる国内有数の着物に関するコレクションです。 →松坂屋コレクションとは(松坂屋資料室) 長いこと非公開でしたが平成20年から一般公開を開始し、2008年に名古屋、大阪、東京で開催された「小袖 江戸のオートクチュール」展を皮切りに、国内外の展覧会に多く貸し出されています。 松坂屋コレクションなくして着物に関する展覧会開催出来ないと言っても過言ではないほどの優れた所蔵品の数々。 今回の展覧会ではその膨大な数

  • 東京大手町に「丸紅ギャラリー」がオープンします。 | 青い日記帳 

    2021年11月1日に丸紅社ビル(千代田区大手町)内に丸紅ギャラリーがオープンします。 https://www.marubeni.com/gallery/ 丸紅ギャラリー入口 https://www.marubeni.com/gallery/ ビジネスの中心地でありながらも、豊かな自然に恵まれた美しい皇居をのぞむ、絶好のロケーションに丸紅がこれまで蒐集してきたコレクションを展示・公開する特別な空間が誕生します。 「丸紅コレクション」は大別して、染織品(きもの、帯、袱紗など)、染織図案、そして和洋絵画の3つの柱から成り立っています。 創業(1858年)から現在まで続く繊維に関わるビジネスを通じて収集・保全してきた江戸期を中心とする古い時代の染織品(きもの、帯、袱紗など)や染織図案。←これは大変貴重で資料価値の高いコレクションです。 また、1960〜70年代にアートビジネスに携わる中で入手し

    funaki_naoto
    funaki_naoto 2021/10/08
    竹橋なのか。
  • 「杉浦非水 時代をひらくデザイン」 | 青い日記帳 

    初のグラフィックデザイナー・杉浦非水(1876−1965)の全貌を紹介する「杉浦非水 時代をひらくデザイン」展が開催されています。 「杉浦非水展」が全国巡回するのは今回が初めてのことになります(全国4か所巡回)。 http://sugiurahisui.jp/ 明治9年、愛媛県松山市に生まれた杉浦非水。東京美術学校で、円山派の川端玉章に師事し日画を学びます。 臨模帖「縮図 芳章」明治31年(1898) 愛媛県美術館 非水をデザインの道に目覚めさせたのは、フランス帰りの洋画家・黒田清輝がもたらしたアール・ヌーヴォー様式の図案でした。 図案家として格的に仕事を始めたのは明治41年(1908)。三越呉服店に入社し図案部初代主任を昭和9年(1934)に退社するまで続けました。 杉浦非水「三越呉服店 新館落成」 大正3年(1914)愛媛県美術館 三越呉服店のポスターやPR誌表紙などを一手に担

  • 【クラウドファンディング】聖林寺「国宝 十一面観音」観音堂改修 | 青い日記帳 

    「国宝 十一面観音菩薩立像」をお守りする奈良・聖林寺。 現在、東京国立博物館で開催中の特別展「国宝 聖林寺十一面観音―三輪山信仰のみほとけ」で、初めて奈良を離れ東京まで観音さまがお出ましになられています。 https://readyfor.jp/projects/shorinji2021 観音さまが留守をしている間、老朽化が進んだ観音堂改修のために向けた調査が行われていることでしょう。 現在、十一面観音をお祀りしている観音堂は、昭和34年(1959)に造られた、我が国初めてのコンクリートによる国宝のための観音堂です。 現在の観音堂の様子。足元を支える土台にも、経年劣化がみてとれます。 しかし、人間だと還暦をゆうに過ぎており、コンクリートの寿命としてもこれから長く観音さまをお守りし続けていくことは困難です。 建てられた当時は、地震などの対策はなされておらず、自然災害への対策も不十分です。 昨

  • 解体予定の中銀カプセルタワービル「再活用」プロジェクト。 | 青い日記帳 

    解体が予定される中銀カプセルタワービルのカプセルを取り外し再生し、美術館への寄贈や、宿泊施設などで「泊まれるカプセル」として再活用するプロジェクトが始動しました。 中銀カプセルタワービルの建物をそのままの姿で保存するのではなく、「メタボリズムのコンセプトを引き継ぎ、次に繋げる」という、設計思想の継承としての計画です。 改修は株式会社黒川紀章建築都市設計事務所の協力により、理想的な姿へと再生します。 再生カプセルの展開その1 《美術館等への寄贈》 再生したカプセルの一部は希望される美術館や博物館に寄贈します。竣工当時のモデルルームカプセルが、現在黒川紀章氏が設計した埼玉県立近代美術館に展示されています。 埼玉県立近代美術館に展示されるカプセル(『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟 (NAKAGIN CAPSULE TOWER BUILDING)』より) 取り外されたカプセルが再生され、国