伝統的な手書きでは上部に使う「ノ」は左から右への横線になる。 伝統的な楷書と弘道軒清朝体の字体が同じ場合は,弘道軒清朝体を用いて表示した。 伝統的な楷書では「いとへん」の下部は3つの点になる。 「会」は草書の字体だ。 学校では極端な略字ではなく繁体字を教えるべきだったと思う。 繁体字でも「いわゆる康煕字典体」と「伝統的な楷書」では「會」の字体が違う。
伝統的な手書きでは上部に使う「ノ」は左から右への横線になる。 伝統的な楷書と弘道軒清朝体の字体が同じ場合は,弘道軒清朝体を用いて表示した。 伝統的な楷書では「いとへん」の下部は3つの点になる。 「会」は草書の字体だ。 学校では極端な略字ではなく繁体字を教えるべきだったと思う。 繁体字でも「いわゆる康煕字典体」と「伝統的な楷書」では「會」の字体が違う。
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 拙著をご覧になった方から,オブリークとイタリックの違いがよくわからない,というご意見をいただいたので,もうちょっと詳しく見てみます。 Optima Romanをシアーツールで11度変形させます。 正円(に見える)だったピリオド,「i」の点,コロンなどが楕円になります。 この楕円の傾きが「i」の傾きと一致していません。 Optima ObliqueとOptima Romanをシアーツールで11度変形させたものはまったく同じです。 Italicと比べるとObliqueは「c」の
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 常用漢字表は学習指導要領の上位規格だから,学習指導要領で認めていなくても常用漢字表で認めているものは優先する。 たとえば常用漢字表の本表の前の解説(以下「前文」という)では「木」の縦線は止めてもハネても良いことになっているから,学習指導要領に示された教育漢字で「木」の縦線がたとえ止めてあったとしても,児童,生徒はハネて書いてもいっこうに構わない。教師は「木」の縦線をハネた字にバツをつけることは許されない。 常用漢字表の前文を見てみよう。 画像でも読めると思うが,テキストに起
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 拙著『文字の組み方 組版/見てわかる新常識』の訂正箇所です。 [6頁]最終行 修正前:以上ような 修正後:以上のような [11頁]下から8~7行目 修正前:活字の五号楷書(築地活版所の五号楷書の亜種と思われる)の仮名 修正後:築地系活字の五号太仮名 [21頁] 修正前:(使用フォント:[左]大日本スクリーン製造「ヒラギノ明朝W8」+「游築五号仮名W8」 [右]「游築見出し明朝」) 修正後:(使用フォント:[左]大日本スクリーン製造「游築五号仮名W8」 [右]「游築見出し明朝
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 学参フォント(Gフォントとも)というのがある。 もとより明朝体と手書きの文字とは形が違う。小学校の低学年ではその違いが理解できず「糸」を明朝体と同じように8画で書いてしまったりする。そのような子どもたちのために教科書体がある。 明朝体と手書きの文字との形の差を埋めようとするのが学参フォントである。余計なお節介だと思う。差を埋めようとするから差が曖昧になるのだ。 印刷の字体をいわゆる康煕字典体に戻した上で,低学年はともかく,3年生か4年生になったら,「明朝体は上のような形で印
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 下記は『ユリイカ』2010年1月号「白川静特集」に寄稿した拙稿の一部。 わたしも白川静の文字学のファンの一人である。若い頃、白川静が監修した『漢字類編』を鳥肌を立てながら読んだものだ。しかし、文字の成り立ちには物的な証拠がなく、どんなに状況証拠を積み重ねても実証は難しい。文字の成り立ちの解釈には色々な説があり、白川静の文字学も一つの説に過ぎない。 例えば常用漢字表の最初にある〈亜(亞)〉は、『説文解字』では《みにくい。人の曲がった背中の形に象る》。加藤常賢の説では《古代の四
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 http://news.livedoor.com/article/detail/4616878/ 中国ではカーリングを「冰壺」というらしい。 「氷」を中国では「冰」と表記する。 「氷」よりも一画多いぞ。 ニスイは氷の粒を表し,元々はニスイだけだったものが,後に「水」が付いた。 『説文解字』を参照すれば「冰」が正字なのがわかる。 ただし欧陽詢の「九成宮醴泉銘」などにも「冰」が使われているので,「冰」は『説文解字』に倣って人工的に作られた文字ではなく,「冰」と「氷」の両方の字体
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 新聞の活字は,戦時中に紙などの物資が足りなくなり,限られた紙面にたくさんの文字を詰め込むために天地を縮めたのだと思っていたが,実際はそうではなく左右を広げたものだった 昭和16年(1941)12月5日の朝日新聞夕刊に次のような社告が出ている。 明日より新活字を使用 本社は國民視力保健の立場から昨年来記事面活字の改良につき鋭意研究中のところ、今回新活字の完成を見ましたので、明朝刊紙上よりこれを使用することになりました、新活字はこの社告に見らるる通り従来より大きく読みやすくなり
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 〈2010/9/27訂正始め〉 日本の号数サイズには旧・新があり、下の図の「本木昌造が作った号数活字のサイズ」に記したサイズは昭和37年にJISが整備した新しいサイズでした。 美華書館、旧号数、新号数活字のサイズは下記のとおりです。 (初号、二号、五号、七号には旧・新の差はありません) 初号=14.76mm 美華書館一号=8.65mm 旧一号=9.665mm 新一号=9.224mm 美華書館二号=7.61mm 二号=7.379mm 美華書館三号=5.60mm 旧三号=5.
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 拙著『文字の骨組み 字体/甲骨文から常用漢字まで』の198頁に書いた「さいたま市の「さ」」のその後です。 知人がさいたま市のポスターを作ったところ、市から「「さ」の最後の画がつながっているものを使ってください」と言われたそうです。 知人は「ロゴならそのデータをください」と言ったそうですが、「ロゴではないけどつながっているフォントを使って下さい」と言われたとか。 今日、さいたま市に電話して確認してみました。 ◎さいたま市では市役所内の文書、さいたま市が発行する印刷物には「つな
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 『活字印刷の文化史』梓行紀年セミナー 日 時●2009年8月29日(土)午後1時半会場 2時開始 場 所●印刷博物館グーテンベルク・ルーム 内 容● 司会:鳥海 修 「用紙から見るキリシタン文献」豊島正之(東京外国語大学教授) 「清朝・楷書・正楷書の諸相」府川充男・小池和夫(築地電子活版) ※参加される方は下記サイトから資料をプリントしてお持ち下さい。 http://www.tsukiji-type.co.jp/02/zusyo/zusyo_list.htm 入館料●一般5
出版デザイナー・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。充分な検証をしていない事柄もありますので、眉に唾をつけてご覧ください。 拙著訂正箇所一覧
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 二千円札に書が印刷されているのをご存じだろうか。この書の三行目の行末の「は(八)」の収筆にはなぜか下に続くような脈絡がある。行末に脈絡は要らない。素人ならこう書くこともあるかもしれないが、達者な書だけに余計に不可解だ。こんな上手な書を書く人がこのような初歩的なミスをするとはどうしても思えないのだ。とにかく何と書いてあるのか解読してみた。 すゝむし 十五夜のゆふ に宮おはしては たまひつゝ念珠 あまみたち二 つるとてならす のけはひなとき いとなみにいそき るにれいのわ いと
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「可読性」という言葉をしばしば目にする。「可読性が良いフォント」「可読性が良い組版」「こんなことをすると可読性が低下する」……。可読性の善し悪しは誰が決めるのか。どのように実験するのか。 「可読性が良い」というからには、何パーセントの人が読みやすいと感じた、とかどのくらい速く読めた、とか実験したのかといえばそんな形跡はない。そもそも可読性を明確に定義した説明を目にしたことはない。「可読性が良いということは読みやすいということだ」という説明では可読性を定義したことにはならない
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 リュウミンとかヒラギノ明朝などのフォントの違いを「書体」の違いと書いてあるのを見かけるがそれはおかしいのではないだろうか。 楷書、行書、ゴシック、明朝とかの分類が「書体」の分類であって、リュウミンやヒラギノ明朝は明朝体という同じ書体である。 リュウミンやヒラギノ明朝というのは「書体」の下の階層の分類である。 ヒョウは 「動物界・脊索動物門・哺乳綱・ネコ目・ネコ科・ヒョウ属」 に分類される。 それならばリュウミンは 「図形界・文字門・表意文字綱・漢字目・明朝体科・リュウミン属
トナン・大熊肇の(ほぼ文字についての)覚え書きです。 充分に検証していないこともありますので、眉につばをつけてご覧ください。 連絡先:hajimeアットマークtonan.jp(「アットマーク」を「@」に変えてください) 『文字の骨組み』2刷の間違いとご指摘 『文字の骨組み』初刷の間違いとご指摘 『文字の組み方』訂正箇所 「印」の偏の縦線は明朝体でも教科書体でも下に出る。 「北」では明朝体は縦線が下に出るが教科書体では出ない。 伝統的な楷書では「印」の偏の縦線が下に出ない。 学校で教わる「印」の書き順はこうなっている。 学校で教わる書き順でボクも書いてみたが、これだと縦線が下に出る。 伝統的行書で書き順を確認してみた。 伝統的楷書や行書ではこのような書き順になっているようである。 しかも一画目の線の方向も左から右に書く。 この書き順で書けば、「印」の偏の縦線は下に出ない。 学校で教えている「
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