教会の牧師からある本を紹介されました。今月初めの発行。 劇画『死線を超えて』--賀川豊彦がめざした愛と協同の社会(発行:家の光協会 1,143+税) 賀川の働きを概観 これはとってもいいです! マンガですから容易に読めてしまいます。賀川が、社会運動、労働運動、社会福祉で、いかに大きな貢献をしたかを、彼の人生を追ってたどることができます。 中学生、高校生などにもぴったり。私もやっと彼の働きの概要を知ることができました。図書館に行って膨大な資料(全集)を読まなくても、この本でかなり理解できると思われます。 国家が近代化を進めていくなかで、農業、漁業などの一次産業で大半を占めていた国民のなかから、大量の工場労働者、肉体労働者が生まれます。彼らはなんの生活保障もないために、病気になったり、工場でけがしたり、景気が変化したりすると、簡単に職を失うことが多かったようです。農村での貧困、とくに小作人の生
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