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ブックマーク / fnmnl.tv (31)

  • 【対談】audiot909 & mitokon | 南アフリカ発の新たなダンスミュージック「Amapiano」の魅力とは?

    featured 【対談】audiot909 & mitokon | 南アフリカ発の新たなダンスミュージック「Amapiano」の魅力とは? 南アフリカでは現在、「Amapiano」という新たなダンスミュージックが爆発的な流行を見せている。南アフリカのダンスミュージックといえばダークで呪術的なサウンドを特徴とするGqomがベースミュージックのファンを中心に流行を見せたことも記憶に新しいが、AmapianoはGqomとはまた異なる独特のドラムパターン、「ログドラム」なる独自のパーカッションやシェイカー、またメロウなキーボードを用いた浮遊感のあるサウンドを特徴とする。 この全く新しいダンスミュージックについて、今回は日でいち早くAmapianoについての情報を発信し幡ヶ谷Forest Limitでパーティ『TYO PIANO』を開催、Free Soulで知られる橋徹や水曜日のカンパネラのケ

    【対談】audiot909 & mitokon | 南アフリカ発の新たなダンスミュージック「Amapiano」の魅力とは?
  • 【対談】DJ Mitsu the Beats × 吉田雅史 | 『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』刊行記念トークイベント Vol.2

    featured 【対談】DJ Mitsu the Beats × 吉田雅史 | 『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』刊行記念トークイベント Vol.2 今なお多くのファンを惹きつけてやまないJ Dillaのビートの秘密を探った書籍『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』。Q・ティップ、クエストラヴ、コモンほか盟友たちの証言から、彼のクリエイティビティに迫った同書の刊行を記念したトークイベントが、昨年10/18にJAZZY SPORT SHIMOKITAZAWAで開催された。 登壇者は書の翻訳者にしてラッパー/ビートメイカー/批評家としても活動する吉田雅史と、J・ディラを音楽人生で最も影響を受けたプロデューサーに挙げるDJ Mitsu the Beats。大ファンであり自身もビートメイカーとして活動する2人だからこそのトピックが飛び出したトークイベントの模様を、FNMNLで前後編に分

    【対談】DJ Mitsu the Beats × 吉田雅史 | 『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』刊行記念トークイベント Vol.2
  • 【対談】DJ Mitsu the Beats × 吉田雅史 | 『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』刊行記念トークイベント Vol.1

    featured 【対談】DJ Mitsu the Beats × 吉田雅史 | 『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』刊行記念トークイベント Vol.1 今日2/10は不世出のビートメイカーJay Dillaの13回目の命日。今なお多くのファンを惹きつけてやまない彼のビートの秘密を探った書籍が『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』だ。Q・ティップ、クエストラヴ、コモンほか盟友たちの証言から、彼のクリエイティビティに迫った同書の刊行を記念したトークイベントが、昨年10/18にJAZZY SPORT SHIMOKITAZAWAで開催された。 登壇者は書の翻訳者にしてラッパー/ビートメイカー/批評家としても活動する吉田雅史と、J・ディラを音楽人生で最も影響を受けたプロデューサーに挙げるDJ Mitsu the Beats。大ファンであり自身もビートメイカーとして活動する2人だからこそのト

    【対談】DJ Mitsu the Beats × 吉田雅史 | 『J・ディラと《ドーナツ》のビート革命』刊行記念トークイベント Vol.1
  • 【コラム】ブロック・パーティを振り返る、もしくはBボーイ・スタンス2018

    ブロック・パーティは、都市の中のひとつもしくはひとつの区画以上の路上で、時には安全上の理由から交通を遮断してもパーティを開催することだ。同じように、公園で開かれるパーティをパーク・ジャムと呼ぶ。 音楽とダンスはパーティに付いて回るのは世界中どこでも同じく子供の誕生日パーティでも変わりなく、ジョディ・フォスター主演の映画『リトルマン・テイト』のジャズが流れる最後の場面のように、音楽がプレイされるや子供も親たちもステップを踏みカップルになったりしながらダンスを始める。そこからパーティが部屋の窓から飛び出していき、鉄製の救助用の階段を駆け下りてストリートに解放される時までは、それほど離れてはいない。 ブロック・パーティの招待状は、コミュニティと切り離されていない人々すべてに届く。 ブロック・パーティをストリート・パーティと呼ぶなら、それは世界各地に見られる。ヨーロッパやUKにアジアにもあるだろう

    【コラム】ブロック・パーティを振り返る、もしくはBボーイ・スタンス2018
  • 【インタビュー】ヒップホップを全世界に拡散した『Wild Style』監督が語る1980年のNYC | 「クリエイティビティには人を繋ぐ力がある」

    2022年9月2日より、黎明期のヒップホップカルチャーをとりまくNYCの若者たちを描いた不朽の名作映画『WILD STYLE(ワイルド・スタイル) 』が全国公開される。 1983年に初公開された同作は「MCing」「DJing」「ブレイキン」「グラフィティ」の四大要素からなる<ヒップホップカルチャー>を全世界に紹介したことで知られている。 この「ヒップホップ四大要素」は、1960年代半ばから70年代初頭にかけて個別に発生しており、『WILD STYLE 』公開の数年前までは、アフリカ系やラテン系が多いニューヨークのブロンクス〜ハーレム周辺「直径7マイルのエリア」(※)で愛されるローカルカルチャーとしての色彩が強かった。また当時の「MCing+DJing」「ブレイキン」「グラフィティ」には独立したシーンが存在し、他の要素との間に共通点や関係性を見出す人間も少数だったと言われている。 しかし8

    【インタビュー】ヒップホップを全世界に拡散した『Wild Style』監督が語る1980年のNYC | 「クリエイティビティには人を繋ぐ力がある」
  • 【コラム】What is "digicore"?

    パンデミック以降の音楽シーンを彩り、今も各所で話題となっているhyperpop。その震源地であるSpotify公式プレイリストには、Charli XCXはじめ2010年代半ばから活躍していたアバンギャルドなポップスターと共に、「2020年代の新人」と呼ぶべき――おそらく多くのリスナーがこのプレイリストを通して知ったであろう――顔ぶれが並んでいる。 今回取り上げるのは、ほかでもない後者のグループ、すなわち「digicore」と呼ばれるシーンについてだ。 文:namahoge このシーンを出自とするglaiveは16歳にしてメジャーレーベルInterscope Recordsと契約し、同じく10代のアーティストであるericdoaもメジャーデビューを果たし、人気ドラマシリーズ『EUPHORIA』のサウンドトラックに楽曲提供を行った。さらに今年の3月には、タイムズスクエアの巨大スクリーンに「DI

    【コラム】What is "digicore"?
  • 【インタビュー】Youngmond | レゲエの大ファンのDJが語る韓国におけるレゲエ受容

    こんにちは。FNMNLの「月間韓国音楽」や「今月の25曲」で韓国音楽を紹介しているstttrです。突然ですがFNMNL読者の皆さん、レゲエは好きですか?レゲエから派生したジャンルやレゲエを取り入れたポップソングをエンジョイしながらも、レゲエそのものはまともに通ってきていないという人も多いのではないでしょうか?かくいう私も、レゲエの懐の深さに魅了されつつも、レゲエが一体何なのか正直よくわかっていません。 このようなレゲエとリスナーの微妙な距離感や、レゲエの受け入れられ方がお隣の国ではどうなんだろう?ということで、韓国でDJ/音楽家としてレゲエを軸に活動しながらもあくまで自分は「レゲエの人」ではなく「レゲエの大ファン」だというYoungmondにあれこれ聞いてみました。聞き手はstttrと韓国インディーの要人パク・ダハムの二人。 取材 stttr・Park Daham stttr - 突然です

    【インタビュー】Youngmond | レゲエの大ファンのDJが語る韓国におけるレゲエ受容
  • 【コラム】Liminal Spaceとは何か

    SNSを眺めていたときに、非現実的なはずなのに、どこか親しみを感じてしまうイメージに遭遇したことはないだろうか。もしくは現実的な風景のはずなのに、どこかこの世界とはズレている場所が写されたもの。個人的な体験からいうと、Tumblrでそうしたイメージがよく流れてきていたのを覚えているが、面白いなと思いつつも深く何かを考えるということはなく、Tumblrを観ることもいつしか辞めてしまったので遭遇する機会も無くなってしまった。 しかし昨年2020年ごろから、同様のものを今度はTwitterで多く見かけるようになり、それらが「Liminal Space(s)」と名付けられていることも知った。「Liminal Space(s)」を投稿するアカウントには多くのフォロワーがつき、1つの現象になっているのも理解できたが、ではなぜこうしたイメージに惹きつけられるのだろうか。そして「Liminal Space

    【コラム】Liminal Spaceとは何か
  • 世界最速のフットワーク?西アフリカ・ザオウリ面の踊りに世界が驚く

    ザオウリ面のダンスは、コートジボワールのグロ族の間で1950年代から踊られている伝統的な舞踊だ。強烈なリズミカルなビートに合わせて、ザオウリ・マスクを付けてダンスをする。そのお面やダンスはさまざまなバージョンがあるが、一人の美しい娘の名前からザオウリの名前はインスパイアされている。 そのストーリーも美しいのだが、そのダンスの足さばきに世界中から注目が集められている。 グロ族のザオウリ・ダンサーたちはパーティや葬式でこのダンスを踊る。ミュージシャンやパーカショニスト、そして民族の成員たちがダンサーを円の中に呼び入れる。ダンサーはマスクを着用しており、進行役の人がそのマスクに掛かっている布を取り、マスクの美しさを披露した後、ダンスがスタートする。仮面の踊り手が一人で、そしてパーカションや音楽担当者が数名いる。成員たちは手拍子で囃し立てる。 基動作は足踏みのステップ。そして時にジャンプを取り入

    世界最速のフットワーク?西アフリカ・ザオウリ面の踊りに世界が驚く
  • 【コラム】What is “RAGE Beat”?

    近頃、にわかにその名が広がりつつある新ジャンル「Rage」。けたたましいシンセリードとラフで歪んだ質感のトラック、そしてエモーショナルなメロディラインを特徴とするこれらのビートは、未だ強固なジャンルとしてのアイデンティティを獲得しているわけではなく、どこか掴みどころの無い印象が否めない。これらのビートの流行のきっかけとなったのはPlayboi Cartiが昨年リリースしたアルバム『Whole Lotta Red』、そして同じくPlayboi CartiとTrippie Reddのコラボ曲“Miss The Rage”であるとされる。現状では「“Miss The Rage”のようなビート」を指して「Rage」と呼称する向きが一般的だが、果たしてこれらを一つのジャンル足らしめる要素とは?そして、「Rage」ビートは今後どのような進化を遂げていくのか? 疑問が尽きない同ジャンルについて、自身でも

    【コラム】What is “RAGE Beat”?
  • インドの名門ムンバイ大学でラッパーになるための講義が設置か

  • 【インタビュー】ミツメ 『Ⅵ』 |バンドの新しい可能性を開く

  • ヘイトスピーチや嫌がらせを発見した時にするべき4つのこと - FNMNL (フェノメナル)

    ドナルド・トランプが大統領に選ばれることが確実となり、アメリカ各地ではトランプのレイシスト、ミソジニー、反移民などを問題視する若者たちが反トランプのデモンストレーションを行った。 そして予想されていたことだが、トランプ勝利後、アジア系、イスラム系、黒人、ラテン系、同性愛者などが街中や学校内で嫌がらせを受ける事例が多発している。 大統領選挙中、そして大統領選挙後、イスラムの人たちがさらに危険にさらされることを危惧するThe Middle Eastern Feministと呼ばれるFacebookのグループは「イスラモフォビア(イスラム嫌悪)的な嫌がらせを受けている人を見つけた時はこのように行動しよう」というイラスト付きのリストを投稿している。現在そのリストは多くの人にシェアされている。22歳のパリ在住のイラストレーターによって作成された。 1. まず嫌がらせを受けている人に話しかけよう 嫌が

    ヘイトスピーチや嫌がらせを発見した時にするべき4つのこと - FNMNL (フェノメナル)
  • 【コラム】Altéについて、巡航する革新

    2018年末、いつものようにFNMNLのプレイリストからチェックした曲を個別に調べていく中で、出会ったのがOdunsi (The Engine)『rare.』という折衷的で風変り、そして幻想的なアルバムで、その作品が私とAlté(オルテ)シーンとの邂逅だった。後に彼がリリースしたシングル『Better Days / Wetin Dey』は私を虜にし、彼は今月待望の新譜を出したばかりである。 2016年のDrakeによる"One Dance"やWizkidの世界的成功で、アフロビーツが世界中に伝播していく中で、2017年ごろから私の中で明らかに音質や細かい表現の部分で、外への発散ではなく内面的に蠢くような作品を出していたアフロビーツの一団が気になりだした。Newagemuzik、Ceeza Milli、Runtown、One Acen、WSTRN等がそうだが、前述のOdunsi (The E

    【コラム】Altéについて、巡航する革新
  • UKの音楽やカルチャーを伝えてきたDisc Shop Zeroの飯島直樹さんが死去

    UKのブリストルを中心とした音楽やカルチャーを伝えてきたショップDisc Shop Zeroの飯島直樹さんが死去した。 これは飯島さんが運営していたパーティー『BS0』のTwitterアカウントが伝えたもので、飯島さんは2/12の深夜1時ごろに息を引き取ったと報告されている。 先程深夜一時頃、BS0/Disc Shop Zero飯島さんは旅立ちました。これまで温かく見守ってくださった皆様、誠にありがとうございました。今後、ご家族へのサポートになるようなプロジェクトも進行中ですので、引き続き宜しくお願いします。#BS0 #DiscShopZero — BS0 Tokyo (@_B_S_0_) February 11, 2020 飯島さんは1993年に江古田でDisc Shop Zeroをオープン、その後2002年に下北沢に店舗を移転。レーベルANGEL'S EGGも主宰しG.RINAを輩出し

    UKの音楽やカルチャーを伝えてきたDisc Shop Zeroの飯島直樹さんが死去
  • 【対談】JUU × YOUNG-G|ルークトゥンは僕の血の中に流れている

    巷に氾濫する「コラボレーション」や「フィーチャリング」といった、日語で「共作」を意味するところの使い古されたこの言い回しを、私たちは一度、質的に疑ってかかったほうがいいかもしれない─タイはイサーン地方・コーンケーンを拠点にする重鎮ラッパー・JUUとその愛弟子・G.JEEによる初めてのフルアルバムにして最新作『New Luk Thung』(EM Records)は、誰もが(国を超えたアーティスト同士でさえも)インターネットを介して簡単にコネクトできる時代の、ある種のお決まりの型として使われるそれらの言葉の「軽さ」を逆説的に炙りだしている。 『New Luk Thung』に収録された全10曲には日とタイ、ラオス、カンボジアなど、幾層もの異なる言語、文化歴史が折り重なり、それらは現代のヒップホップ・マナーで高次元にパッタナー(=発展・変革)される。一聴しただけではなかなかその全貌を捉える

    【対談】JUU × YOUNG-G|ルークトゥンは僕の血の中に流れている
  • 寺田創一インタビュー!甘いハウスの季節

    のハウスシーンの黎明期から自身のレーベルFar East Recordingを中心にリリースしていたパイオニアの1人、寺田創一。そんな彼の80年代後半〜90年代前半にかけてのハウストラックを中心に収録したコンピレーション、『Sounds from the Far East』がオランダのRush Hourからリリースされた。このリリースを記念して寺田人からこれまであまり知られることがなかった、日の初期ハウスシーンを巡る状況や自身の楽曲制作についてなどを聞いた。 取材 和田哲郎 写真 寺沢美遊 - まず今回Rush Hourからリリースされた、『Sounds from the Far East』はどのような経緯でリリースされるようになったのでしょうか? 寺田創一 - 最初は今回のアルバムのコンパイラーでもある、Huneeさん(注 Rush Hourからもリリースしているアムステルダムの

    寺田創一インタビュー!甘いハウスの季節
  • 【インタビュー】DJ Bowlcut | アジアにダンスミュージックのコミュニティーを作る

    もはや韓国だけではなくアジアのダンスミュージックシーンに欠かせない存在となったSeoul Community Radio。その主要メンバーとして地元・韓国のDJコミュニティーと海外のDJたちの橋渡し的なポジションを担っているのがDJ Bowlcutだ。 Beastie BoysをきっかけにDJ ShadowやMassive Attackなどからトリップホップを経由し、ハウスやテクノにたどり着いた彼は、1986年生まれ特有のジャンルを横断した音楽との出会いを繰り返しながらも自身の芯となるものを育てていった。 自身でDJはもちろんのことプロデューサーとしても活動する彼のメインにあるのは、韓国ひいてはアジアのダンスミュージックコミュニティーを形成するという強い意志だ。自身が所属するコミュニティーの課題を明快に認識しつつも、Seoul Community Radioなどの活動を通じて、シーンの成長

    【インタビュー】DJ Bowlcut | アジアにダンスミュージックのコミュニティーを作る
  • タイの異能のヒップホップアーティストJuu & G. JeeがYoung-Gが制作を主導したフルアルバムをリリース

  • 【インタビュー】環ROY × 鎮座DOPENESS | 『なぎ』がはらむ日本語の曖昧な可能性、そして幽霊的

    featured 【インタビュー】環ROY × 鎮座DOPENESS | 『なぎ』がはらむ日語の曖昧な可能性、そして幽霊的 6/21に環ROYが4年ぶりとなるニューアルバム『なぎ』をリリースした。前作『ラッキー』のリリース後、環はソロ活動と共にU-zhaan、鎮座DOPENESSとの楽曲発表や蓮沼執太フィルへの加入、美術館や劇場、ギャラリーでのパフォーマンスやインスタレーションなど、柔軟かつ幅広い活動を行ってきた。 新作『なぎ』はその4年間の活動が十二分に反映されつつも、ラッパーとしての新たな領域に踏み込んだ作品になっている。それぞれがソロのトラックメイカーとして活躍しているアーティストを迎えたバラエティーに富んだトラックの上で、一聴するとフラットに聴こえる環の丸みを帯びたフロウは、日語の可能性を探求した結果だという。 では環はなぜ日語の可能性を追求した結果、この作品に行き着いたのだ

    【インタビュー】環ROY × 鎮座DOPENESS | 『なぎ』がはらむ日本語の曖昧な可能性、そして幽霊的