「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。
――本当に暑いですね。さすがの小松さんも野外での昆虫観察はお休みですか? 「いえ、へばっている暇などございません。今の時期、日中はトゲアリの巣にやってくる珍しいハナアブを観察し、夜は夜で沼地のヨシ原でゴミムシとガを観察しています」 ――ところで、こんなに暑いのにいまだにセミが鳴かないのは、何か理由があるのですか? なんか天変地異の前触れみたいで、気になるんですが……。 「セミに限らず、昆虫が成長するためには温度の積み重ねが必要なんです。これを有効積算温度といいます。昆虫は変温動物ですから、外気温の変化に左右されるんですね。種によってその有効積算温度は違いますが、幼虫やサナギから羽化するまで、トータルで一定の温度を積み重ねなければ成虫になれない。しかも有効温度帯というのもあって、極端に寒かったり、逆に暑かったりすると、それはカウントされないんです。今年の春先は例年にも増して寒かったですから、
人気の映画やゲームの魅力のひとつに、多彩なストーリーがある。私たちが楽しむそのストーリーには、神話学を通してみると、さまざまな物語構造の「型」があるという。人気のスマホゲームの一つ「FGO」を、気鋭の神話学者、沖田瑞穂さんに神話学で読み解いてもらった。 巨神兵の“母”となる「ナウシカ」 「少女母神」という存在をご存じだろうか。 文字通り、少女にして母、という表現だ。矛盾しているが、実は日本のサブカルチャーにおいてはよく用いられる表象である。神話学者としてよく聞かれるテーマなので、これを少し掘り下げてお伝えしておこう。 知られているところでいえば、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』(映画の原作となっている漫画は、ワイド版全7巻、徳間書店、1983年~1994年)のナウシカである。彼女は「戦う少女」であるが、後半、巨神兵の「母」となる。 このような「少女母神」の表象が神話とどう接続するか、例を一つ紹
奈良県明日香村の中尾山古墳が、日本が統一国家の様をなしてゆく7世紀末から8世紀初頭に君臨しながら夭逝した文武天皇(683~707年)の陵墓であることが確実となった。 速報コンビニおにぎりの味が劣化? 新商品激減の可能性も… セブン-イレブンが外資に買収されたら何が起こるのか 速報齋藤知事の退職金は「1500万円以上」 運転手にも「自宅を教えない」特異な性格で「災害対策本部名簿も空白に」 速報小泉進次郎は「PRに1億円」で「うまい会見」実現 すべては「小泉家の資金力のなせるわざ」 11月28、29日だけ一般公開され、ぽかぽか陽気の29日に訪れた。明日香村の教育委員会と関西大学が「再調査結果」として発表したもので、発掘調査は1974年(昭和49年)以来という。 中尾山古墳は近鉄・飛鳥駅から歩いて15分ほどの丘にある。文武天皇陵と認められたことを祝うように、古墳の周囲だけまだ紅葉が美しかった。
南山:バイクには昔から乗ってるからね。いまは原付だけどね。店ではレジもやるし、コップくらいは洗わないとね。閉店を決めたら、お客さんが却って増えちゃったし、若いもんが忙しいから……。 ――カレー(550円)以外にも、カツカレー(750円)、ひらめフライ・しょうが焼きセット(850円)、エビフライ・しょうが焼きセット(850円)も人気メニューだ。無駄口をきかず、キビキビと動く厨房の料理人たちは、見ているだけでも気持ちがいい。客のほうも心得たもので、厨房に合わせるかのように、さっさと食べて帰って行くから回転はいい――、はずなのだが、店の前には、昼の部が終わる15時を過ぎているというのに、閉店を惜しむお客たちの行列ができていた。 南山:ありがたいですよ。だけど、ご近所のお店の前にまで列ができちゃっているでしょう。迷惑かけてると思うと、申し訳なくてね。 ――創業はちょうど60年前の1960年。当初、
「週刊新潮」の発売前日に速報が届く! メールマガジン登録 デイリー新潮とは? 広告掲載について お問い合わせ 著作権・リンクについて ご購入について 免責事項 プライバシーポリシー データポリシー 運営:株式会社新潮社 Copyright © SHINCHOSHA All Rights Reserved. すべての画像・データについて無断転用・無断転載を禁じます。 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」で始まる『平家物語』は、古典の定番である。そのサワリの一つや二つは、誰でもが自然に覚えていたりする。歌舞伎や能にもたくさんの素材を提供している。だから『平家』は、はるか昔から古典中の古典として認知されていたのかと、てっきり思っていた。本書を読むと、それは明治の後半からだったという。 井原西鶴が紅葉、露伴らによって、『万葉集』が子規によって「再発見」されたことを想起すれば、なるほどと納得がい
8月21日まで開かれたリオ五輪。東京大会へのカウントダウンも始まった。開催準備に当たっては既にトラブルが相次いでいるが、先人たちの精神は生かされているのか。1964年大会に最年少職員として関わった吹浦忠正氏が「国旗」にまつわる秘話を明かす。 *** 1964年、東京五輪における「国旗」にまつわる秘話を吹浦忠正氏が明かす あれは3軒目の飲み屋を出た時だったでしょうか。東京五輪の開会式が行われる1964年10月10日。時刻は午前3時近かったと思います。夜空を見上げると、雨が上がって嘘のような満天の星。「天の恵み」に、私は思わず身震いしました。 前日、10月9日は午後3時頃から土砂降りの大雨。当時の開会式は荒天なら中止で、順延はありません。雨脚は日が暮れても強まるばかりで、「この2年間は何だったのか――」と、組織委員会の式典課にいたメンバーはみな打ちひしがれました。どうせなら飲み明かしてやろう、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く