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ブックマーク / www.kokusho.co.jp (54)

  • ヴィジョン・イン・モーション|国書刊行会

    発売日 2019/12/26 判型 A4変型判   ISBN 978-4-336-06370-0 ページ数 388 頁   Cコード 0070 定価 9,460円 (体価格8,600円) 「ヴィジョン・イン・モーションとは同時に把握することである。同時把握は創造的な行為――見ること、感じること、考えることを相互関係のなかで行うのであって、別々の現象の連続として行うのではない。それは即座に個々の要素を統合し、統一のとれた全体へと変える」――ラースロー・モホイ=ナジ ヴァイマールとデッサウのバウハウスにおける基礎課程の教育方法を扱った著作『ザ・ニュー・ヴィジョン』刊行ののちアメリカに渡ったモホイ=ナジが、シカゴのデザイン研究所における教育活動を経て、より一般的な芸術と生活の関係について考察を深化させたデザイン哲学の記念碑的名著。いまなおその有効性を増す総合的教育論、初の邦訳単行書。日語版オ

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  • モホイ=ナジ|国書刊行会

    発売日 2011/04/21 判型 B5変型判   ISBN 978-4-336-05402-9 ページ数 308 頁   Cコード 0072 定価 5,500円 (体価格5,000円) 構成主義の写真家、バウハウスの教師として知られるハンガリー出身の芸術家モホイ=ナジ・ラースローの全貌を紹介する日で初めての書籍。写真、デザイン映画、キネティック・アート、造形教育といった多領域にわたるその活動は、「光と運動による造形」がもたらす「新しい視覚(ニュー・ヴィジョン)」の追求に貫かれており、メディア・アートの先駆者として高く評価されているモホイ=ナジの、日初公開となる遺族所蔵のコレクションを中心に、国内外の美術館から集められた約300点の作品・資料を収録。 井口壽乃 (イグチトシノ) 1959年静岡県生まれ。埼玉大学人文社会科学研究科教授。ハンガリー科学アカデミー美術史研究所留学(1993

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  • 定本 たかが映画じゃないか|国書刊行会

    発売日 2024/06/11 判型 A5判   ISBN 978-4-336-07623-6 ページ数 428 頁   Cコード 0074 定価 3,300円 (体価格3,000円) 残る思い出は映画だけ──稀代の映画ファン和田誠の驚くべき映画的記憶を、友人である映画評論家山田宏一がとことん聞き出した伝説の名対談集、大幅増補版でついに復活! *追加収録対談・鼎談 〈大いに苦しみながら楽しんで翻訳した「ヒッチコック/トリュフォー」〉 山田宏一 和田誠 〈観客の椅子・監督の椅子〉和田誠 山田宏一 〈最新の技術と名人芸がかみあった映画、それが「怖がる人々」だ〉 和田誠 前田米造 山田宏一 〈ジャズと映画と…〉和田誠 山田宏一 1971年、山田宏一の最初の評論集『映画について私が知っている二、三の事柄』の装幀を和田誠が手がけて以来、『友よ映画よ〈わがヌーヴェルヴァーグ誌〉』』や『トリュフォー最後

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  • 大乗仏教と小乗蔑視|国書刊行会

    発売日 2024/05/22 判型 四六判   ISBN 978-4-336-07607-6 ページ数 341 頁   Cコード 1015 定価 3,300円 (体価格3,000円) 部派仏教へのまなざしから読みとく大乗仏教史 インドにおける小乗蔑視の発生と受容、中国における小乗蔑視の受容と小乗批判の発生、そして、日における小乗蔑視と小乗批判との受容―― 大乗仏教が辿ってきた道を、大乗経から中観派、唯識派、最澄まで多彩な文献を用いて説きあかす。 小乗批判から生まれた、来の大乗仏教と異なる「日式大乗仏教」とは何か。 日人の大乗仏教理解に再考を迫る。 大竹晋 (オオタケススム) 1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒業。博士(文学)。 現在、仏典翻訳家。 【著書】『宗祖に訊く』『大乗起信論成立問題の研究』『大乗非仏説をこえて』『セルフ授戒で仏教徒』(以上、国書刊行会)、『唯識説を中心と

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  • エビデンスを嫌う人たち|国書刊行会

    発売日 2024/05/24 判型 四六判   ISBN 978-4-336-07619-9 ページ数 432 頁   Cコード 0040 定価 2,640円 (体価格2,400円) 地球平面説、気候変動否定、コロナ否定、反ワクチン、反GMO、そして陰謀論—— 彼らはなぜエビデンス(科学的証拠)から目を背け、荒唐無稽な物語を信じてしまうのか? その謎をさぐるべく、神出鬼没の科学哲学者は陰謀論者の国際会議に潜入し、炭鉱労働者と夕を囲み、モルディブの海をダイビングする……。 はたして科学否定論者は何を考えているのか? 知りたくない事実に耳をふさぐ人たちに、どうやったら事実を受け入れてもらえるのか? 書では、科学否定論者に共通する5つの特徴を通じて、地球平面説(フラットアース)、気候変動否定、反GMOなどの行動原理を分析。最新科学の成果も交えて、エビデンスを嫌う人たちの考え方、説得の方法を

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  • 民俗と仮面の深層へ|国書刊行会

    発売日 2015/05/22 判型 A5判   ISBN 978-4-336-05897-3 Cコード 0039 定価 5,940円 (体価格5,400円) 漂泊する仮面の「かたり」に耳を澄ますということ――。民俗文化の深層に分け入り、日の芸能の謎を探求しつづける伝説の研究者、乾武俊。民俗学者、仮面研究家であると同時に詩人でもある彼が書き継いできた文章を、「被差別」「仮面」「芸能」という視座のもとに編み替え、その豊饒な世界の核心をこの一冊におさめる。「血」の記憶に塗り籠められた仮面と信仰の深層、そして日芸能史上最大の謎とされる「黒い翁」。――いまその秘密がひらかれる。 乾武俊 (イヌイタケトシ) 1921年、和歌山市生まれ。戦時中に和歌山県立日高中学校で初めて教壇に立ち、終戦後は和歌山市内の中学校に務めながら、詩人として活動。第一詩集『面』(東門書房、1952)、第二詩集『鉄橋』(日

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  • イスラームにおける直観の研究|国書刊行会

    発売日 2024/04/16 判型 四六判   ISBN 978-4-336-07635-9 ページ数 256 頁   Cコード 0014 定価 3,520円 (体価格3,200円) 信仰に覚醒するのは、人の持つ直観の才覚に依っている。そこに直観研究の原点と意義が見出される。しかしいざそれは何かと問われると、直ちに即答は難しい。それほどに分かっているようで、不分明なものである。 書はこの「直観」がイスラームにおいてはどのように把握され、解釈されてきたかを、古典と現代の文献に依拠しつつ可能な限り解明しようとする。幾多の学識者の見解はもとより、原典であるクルアーンと預言者伝承における同課題の扱われ方についてもかなりの頁数を割いて整理、分析している。 このような、ほとんど突っ込んで解析されてこなかった分野を明らかにすることは、宗教信仰に新たな分析の光を当てる試みといえる。そしてこれは「信仰学

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  • 比較宗教学|国書刊行会

    発売日 2023/12/22 判型 A5判   ISBN 978-4-336-07119-4 ページ数 596 頁   Cコード 0314 定価 7,480円 (体価格6,800円) 人はなぜ宗教を比較するのか 1970〜80年代—— 宗教研究が国際的共通言語になった時代。 比較宗教という人間の営みをめぐって 「学問史」というかつてない切り口で一石を投じた画期的なる著作。 古代ギリシアから19世紀までの各時代における比較宗教(第一章)、 19世紀英国の文化的背景とマックス・ミュラー(第二章)、 タイラー、ラング、マレットら19世紀英国の民族学(第三章)、 ロバートソン・スミス、デュルケームらのトーテミズム論(第四章)、 ジェイムズほか19世紀末から20世紀初頭にかけての心理学(第五章)、 アカデミズムにおける宗教研究の定着(第六章)、 ゼーデルブロム、オットー、ハイラー、ベイリーら神学者

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  • 〈標本〉の発見|国書刊行会

    発売日 2023/11/24 判型 B5変型判   ISBN 978-4-336-07563-5 ページ数 160 頁   Cコード 0040 定価 2,970円 (体価格2,700円) 日随一のコレクション数を誇る国立科学博物館―― 美しい標、それぞれのストーリー 科博の研究者14名がこだわり選んだ、 レッドリスト絶滅種、絶滅危惧種を中心に150種超。 四季折々の自然豊かな環境に、生物多様性を誇る日列島。 トキ、ニホンオオカミ、ニホンカワウソ、クニマス、ホソバノキミズ、冬虫夏草、タガメ…… 美しいカラー図版に、それぞれの種にまつわるエピソードを添えて、 絶滅の物語、復活の物語、あるいは科学の最前線を知る。 種の保全につながる標を「再発見」し、未来につなげる、 日列島の生物多様性をさぐるヴィジュアルブック。 国立科学博物館の企画展「発見! 日の生物多様性」(2021年)を再編

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  • マンガの描き方|国書刊行会

    発売日 2023/12/21 判型 B5判   ISBN 978-4-336-07578-9 ページ数 272 頁   Cコード 0079 定価 3,520円 (体価格3,200円) マンガを描く立場から演出を解き明かす、基図書として定評のある指導書。マンガの原理論をもとにした説明は具体的、明快で、マンガ家志望者にとって有益な知見に溢れており、創作の道を勇気づけてくれる。 書で米クイル賞、英イーグル賞を受賞。ハーベイ賞伝記・歴史・ジャーナリスティック部門最優秀プレゼンテーション賞ノミネート。 (「はじめに」より) やぁ、みんな! スコット・マクラウドさんの『マンガの描き方』をお届けするよ! マクラウドさんは日でも評判の高い『マンガ学』(1998年、美術出版社/2020年、復刊ドットコム)を描いた人さ。このはマンガというジャンルの成り立ちについていろんな方向から分析し、しかもそれを

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  • ウアイヌコㇿ コタン アカㇻ ウポポイのことばと歴史 |国書刊行会

    発売日 2023/04/13 判型 A5判   ISBN 978-4-336-07467-6 ページ数 216 頁   Cコード 0039 定価 3,080円 (体価格2,800円) 2020年7月に開業した、アイヌ文化の復興・発展のための拠点施設「ウアイヌコㇿ コタン」(「民族共生象徴空間」:愛称ウポポイ)。中心施設の国立アイヌ民族博物館が、園内の様々な取り組みと工夫を豊富な写真でわかりやすく伝える、初の公式。 アイヌの文化歴史を展示と訪問体験からどう伝えるか。アイヌ語を第一言語とする展示解説の試みなど、様々な取り組みを紹介する。前身施設からウポポイとして開業に至る経緯や、開業から三年目を迎えて見えてきた課題、今後の展望をまとめる。 ※「ウアイヌコㇿ コタン」は「民族共生象徴空間」をアイヌ語で表現した名称です。 「ウアイヌコㇿ」は「互いを敬う」、「コタン」は「集落」、「アカㇻ」は「

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  • 夜明け前のセレスティーノ|国書刊行会

    発売日 2023/02/24 判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-07468-3 ページ数 328 頁   Cコード 0097 定価 2,860円 (体価格2,600円) 【国書刊行会 創業50周年記念復刊】 〈真の創造の奇跡〉を、ここにふたたび。 〈この家はいつも地獄だった。みんな死んでもないのに、もうここでは死んだ人たちの話ばっかり。……でも暮らしがほんとに悪くなったときだった。セレスティーノが詩を書こうと思いついたのは。かわいそうなセレスティーノ! いまぼくには彼が見える。居間のドアの陰に坐って両腕を引き抜いている……〉 母親は井戸に飛びこみ、祖父は自分を殺そうとする。 寒村に生きる少年の目に鮮やかに映しだされる、現実と未分化なもう一つの世界。 ラテンアメリカの魔術的空間に、少年期の幻想と悲痛な叫びが炸裂する! 『めくるめく世界』『夜になるまえに』のアレナスが、さま

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  • 日本周遊奇談|国書刊行会

    一の「妖怪博士」と呼ばれた円了博士が旅した日各地。満州、台湾、樺太など当時見聞した「奇談」「珍談」「怪談」400あまりを集大成。現代では見ることができない各地の風習風俗や失われてしまった景色などをユーモラスに、そして学問的に語る。 井上円了 (イノウエエンリョウ) 1858年、現在の新潟県長岡市に生まれる。長岡洋学校で洋学を学び、1877年東願寺・教師学校に入学。1878年東願寺の国内留学生に選ばれ東京大学文学部哲学科に進み、1885年卒業。東願寺には戻らず著述活動に入り、仏教改革などの啓蒙活動を行う。哲学者としての活動とともに妖怪研究を批判的に行い、「お化け博士」「妖怪博士」などと呼ばれた。 1887年(明治20)哲学館(現・東洋大学)を設立。哲学館に専門科を設け、高等教育機関とするための寄付を募る活動として全国巡回講演をおこなう。1919(大正8)遊説先の満州・大連で脳溢血

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  • 法の書〔増補新訳〕|国書刊行会

    発売日 2022/02/21 判型 四六判   ISBN 978-4-336-07254-2 ページ数 304 頁   Cコード 0014 定価 6,380円 (体価格5,800円) 稀代の魔術師アレイスター・クロウリーが遺した人類への提言、『法の書』が世紀を経てついに真の姿を現す! - ◇ 最新の研究に基づき全面改訳した決定版 ◇ 邦初訳の〈序文〉全13頁を増補 ◇ 『法の書』誕生の鍵となった〈啓示の銘板〉のカラー写真および全訳文を増補 ◇ 自筆原稿全65点の写真をより鮮明に収録 ◇ クロウリーの言葉に基づき「法の書」文の一部に特色赤インクを使用 ◇ 附属の特別小冊子には小森健太朗氏、Hieros Phoenix 氏、江口之隆氏、滝誠氏によるエッセイを収録 - この書を読むことは、もはや〈儀式〉というべき特別な体験―― 「汝はし、子を産み、死ぬために造られたのか? そんなふうに

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  • 熊神伝説|国書刊行会

    ユーラシア大陸の広大な地域に広がる熊を崇拝し祭る習俗。そこに共通する思考とは。北方諸民族の熊遊び、アイヌの熊送り、東日のマタギの狩猟儀礼――。遠いシベリアの地と日列島とをつなぐ「熊神」の秘密を明らかにする。 赤羽正春 (アカバマサハル) 1952年長野県生まれ。明治大学卒業。明治学院大学大学院修了。文学博士。専攻、民俗学・考古学・文化史。シベリアと日文化史研究を進めている。主な著書に、『鮭・鱒』(2006年、法政大学出版局)、『熊』(2008年、法政大学出版局)。『樹海の民』(2011年、法政大学出版局)、『白鳥』(2012年、法政大学出版局)、『鱈』(2015年、法政大学出版局)、共著に『神々と精霊の国――西シベリアの民俗と芸能』(2015年、国書刊行会)など。 序説 シベリアへ 第一節 熊送りの大地 第二節 動物と霊魂 第三節 動物に祈る 第四節 シベリアの民とつながる現代思潮

    熊神伝説|国書刊行会
  • 中国音楽史図鑑|国書刊行会

    発売日 2016/06/28 判型 A4判   ISBN 978-4-336-05841-6 ページ数 368 頁   Cコード 0673 定価 28,600円 (体価格26,000円) 楽器や楽譜、演奏風景を描いた壁画・絵画・彫刻など、720枚を超える圧倒的な図像資料を収録。詳細な解説を付して、日の雅楽や楽制にも影響を与えた中国音楽歴史を通覧する、レファレンスとして最適の一書。 【日語版監修のことば】 解説書としても 図鑑としても便利な参考書 明木茂夫(中京大学教授・中国音楽学) 原著『中国音楽史図鑑』は1988年に刊行されて以来、国では信頼に足る音楽史の基書籍として広く読まれてきた。2008年に修訂版が出て、現在はこちらが普及している。修訂版を旧版と比べてみると、かなりの図版が増補されており、もちろん印刷も鮮明になっている。書はその修訂版の翻訳である。書は「図鑑」とある

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  • 原典完訳 アヴェスタ|国書刊行会

    発売日 2020/09/23 判型 菊判   ISBN 978-4-336-06382-3 ページ数 648 頁   Cコード 0014 定価 9,680円 (体価格8,800円) 紀元前1000年頃、ゾロアスターが西アジアで創始し、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教に多大な影響を与えた世界最古の創唱宗教ゾロアスター教――その根テキストが、今、生きた言葉でよみがえる! 壮大な神々への賛歌にして、宗教学・神話学・言語学や古代イランの歴史文化に興味ある人は必読の、世界的大古典。 ◆ゾロアスター教とは 紀元前1000年頃に活躍した古代イラン(ペルシア)の宗教家・ゾロアスター(ザラスシュトラ)を開祖とする宗教。創唱宗教(開祖が神的な啓示を受けて創始した宗教)の中では世界最古とされ、仏教、キリスト教、イスラム教などの世界宗教の先駆けとなる。善神アフラ・マズダーと邪神アンラ・マニユの対立を軸

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  • ウィトゲンシュタインの愛人|国書刊行会

    発売日 2020/07/17 判型 四六変型判   ISBN 978-4-336-06657-2 ページ数 328 頁   Cコード 0097 定価 2,640円 (体価格2,400円) 地上から人が消え、最後の一人として生き残ったケイト。 彼女はアメリカのとある海辺の家で暮らしながら、終末世界での日常生活のこと、日々考えたとりとめのないこと、家族と暮らした過去のこと、生存者を探しながら放置された自動車を乗り継いで世界中の美術館を旅して訪ねたこと、ギリシアを訪ねて神話世界に思いを巡らせたことなどを、タイプライターで書き続ける。 彼女はほぼずっと孤独だった。そして時々、道に伝言を残していた…… ジョイスやベケットの系譜に連なる革新的作家デイヴィッド・マークソンの代表作にして、読む人の心を動揺させ、唯一無二のきらめきを放つ、息をのむほど知的で美しい〈アメリカ実験小説の最高到達点〉。 「とりと

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  • 天を相手にする|国書刊行会

    を代表する東洋史学者、宮崎市定。東洋史学研究の巨人と呼ばれるとともに、研究者、一般読者を問わず未だ江湖の読書人を惹きつけてやまぬその魅力を余すところなく詳述する初の格的評伝。 井上文則 (イノウエフミノリ) 1973年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、早稲田大学文学学術院教授。京都大学博士(文学)。専攻は古代ローマ史。著書に『軍人皇帝時代の研究―ローマ帝国の変容』(岩波書店)、『軍人皇帝のローマ―変貌する元老院と帝国の衰亡』(講談社選書メチエ)。訳書に『ローマ皇帝群像 4』(京都大学学術出版会)など。 はしがき 第一章 千曲川の畔―飯山時代(明治三十四年~大正八年) 第二章 山出しの青年―旧制松高等学校時代(大正八年~大正十一年) 第三章 優れた師の下で―京都帝国大学文学部での学生時代(大正十一年~大正十四年) 第四章 ごく上々な門出―大学院から旧制高校

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  • コンテンポラリー・ダンスの現在|国書刊行会

    発売日 2020/03/23 判型 A5判   ISBN 978-4-336-06655-8 ページ数 256 頁   Cコード 0073 定価 4,400円 (体価格4,000円) 1990年代半ばフランス舞踊界でなにがおこったのか──? 振付家、ダンサー、観客という固定された関係性への疑義。それまでのダンスに内在化された慣習的なコードを拒絶し、大きな議論を巻き起こした「ノン・ダンス」という概念の出現。これらを巡る考察を通して「作者のダンス」から「作者の死」後のダンスへと移行するダイナミックな運動を記述し、変容し続けるコンテンポラリー・ダンスの現在を明らかにする。 越智雄磨 (オチユウマ) 1981年、愛媛県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。愛媛大学法文学部人文社会学科講師。日学術振興会特別研究員、パリ第8大学客員研究員、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館招聘研究員を経て

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