第4クォーター後半。 開戦から1ヶ月が過ぎようとしていた。 長引く戦闘、更なる戦争の拡大を恐れた国連及び第三国の調停により双方が水面下で停戦のための調整に入ったという報道がなされたが、最前線ではそれどころではなかった…。 イラク軍クウェート侵入、の図 開戦+27〜28日(第14ターン)目。 南部では激しい戦闘が続いていた。 バスラでは殿としてバスラ保守を買って出た米海兵隊が待ち構える市街を、イラク/イラン軍が遠巻きに東〜北〜西へと包囲しつつあった。 またサウジ〜クウェート国境では一部のイラク軍がクウェート領内に侵入。 米英を中心とした多国籍軍はバラバラで突入を敢行するイラク側の側面に浸透し後続のイラク側を含めて各個包囲撃破を狙った。 モスル攻防戦、の図 北部モスルでもイラク側はあきらめることなく奪回のための戦闘を仕掛けてきた。 市街はトルコ軍が守り、他の多国籍軍とは分断されてはいるものの西