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*libroに関するgenesisのブックマーク (352)

  • 紫色のクオリア 綱島志朗のイラストレーション - Grippal Infekt

    紫色のクオリア (電撃文庫)作者: うえお久光出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/07/10メディア: 文庫 もう色々な人が言及、絶賛している、SFガジェットを物語展開の要にしたラノベ。SFラノベでもラノベSFでもいいが、SF要素で物語ることにより重みが生じているのでただの装飾というわけではなく、さりとて語る対象そのものがSF要素ではないため、分類分けが曖昧で難しいところがあるのだ。ハードSF的な期待はしないほうがいいが、ジュブナイルSF的な期待ならば十分に寄せていい。更に言えば、複数回の試行、無数の積み重ねの末に正解に至る「ひぐらし」だとか「エンドレスエイト」だとかのループモノの物語としても作品は読み解くことが可能だ。可能だが、そんなありふれた切り口で作を語ってもしょうがないだろう。他所に行けばそんな考察は山とあるし、そうしたまっとうな読みをして満足してし

  • 紫色のクオリア うえお久光 - Marginal

    紫色のクオリア (電撃文庫) 作者: うえお久光,綱島志朗出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/07/10メディア: 文庫購入: 101人 クリック: 2,229回この商品を含むブログ (306件) を見る いつものごとく、ネタバレとか気にしないので、良い人だけ読んでください。 ─物語は、いつから始まるのだろうか。 物語となるべき状況が、生まれたときからか。 それとも、語ろうと決めたときからか。 まず始めに。この作品の一番気に入っているモチーフは「光のように」というものです。 それを言うためにはちょっと回り道。選択肢って言葉がありますよね。自分は今とは違った「可能性」を選ぶことができるというもの。平行世界ものというとこれを思い浮かべると思うんですが、この作品ではそれとは思想が違います。どういうことかって言うと。 選択肢というものを使う際には普通はその選ばれた結果を

    紫色のクオリア うえお久光 - Marginal
    genesis
    genesis 2009/07/22
    曰く,「この物語の、どんどん世界観を入れ替えて、それに適応しつつも、適応しないという最短距離以外への選択肢を持たない、そんな彼女の物語に光はぴったりだと思うのです。」
  • 米澤穂信『遠くの声に耳を澄ませて』 - 小市民、とはいいつつ強烈な自意識をもった高校生のカップル。この先、いったいどうなるのだろう。| Book Japan Interview

    トップページ > B.J.インタビュー > vol.6 小市民、とはいいつつ強烈な自意識をもった高校生のカップル。この先、いったいどうなるのだろう。【米澤穂信】 小市民、とはいいつつ強烈な自意識をもった高校生のカップル。 この先、いったいどうなるのだろう。古典部員たちの恋の行方も気になるぞ。 【米澤穂信】 ―― (以下、杉江松恋)いやあ、『秋期限定栗きんとん事件』、非常に「腹黒い」小説でとてもおもしろかったです! 米澤 ありがとうございます。……そんなに腹黒かったですか? ―― ええ。現時点における腹黒小説の代表格は、一般には湊かなえさんの『告白』(双葉社)だと思うんです。でも、湊さんの小説というのは、私にとってはカタルシスのある、爽快な小説なんですよ。謎解きのピースがぱちっとはめ込まれる時の感じがね、とても気持ちいい。ところが、米澤さんの『秋期限定』は、「こういう話なのかな」と思って読ん

    genesis
    genesis 2009/07/14
    担当編集氏曰く,「(ボソッと)実は僕もそこはどうなのかな、と思っていました。」
  • 『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々

    『紫色のクオリア』(うえお久光/電撃文庫)読了。 <注:ネタバレをしないように、かつこの作品のすごさを語ろうとしたところ、スペックが足らず、ショートしてしまった。完全にだれかに読ませることを放棄したどうしようもない記事。歴代何位クラスにひどい。途中で自分が何を言っているわからなくなってる> うえお久光はとっくにライトノベル作家の領域を逸脱していると思っていたが、これまたすごいのを書いてきたよ!ライトノベルの境界を越えるSF小説のレベルに到達している感じ。いやーすごいやー。 最初の短編は、いかにも綱島六郎コラボっぽい(モデラーヒロインとかね)感じだったのだが、それがどんどん話が転調し、さらに転調し、さらに転調していき、最初のスタート地点からは想像もつかない地平にたどり着く展開がすごすぎる。ここまでの発想の飛躍が出来る作者の頭の中は一体どうなっているんだ? 何がどうすごいのか。言葉にするのはな

    『紫色のクオリア』読了 - 積読を重ねる日々
    genesis
    genesis 2009/07/13
    曰く,「何がどうすごいのか。言葉にするのはなかなか難しいのだが(何しろ飛躍そのものが物語のすごさに直結しているので、どう飛躍するのかを説明することはミステリのネタバレを刷るぐらいタブーだ」
  • 【かーずSP】 西尾維新先生に訊く 「化物語」アニメ化記念インタビュー・後編 : アキバBlog

    ■原作ファン必読! 西尾維新が語る『化物語』キャラクター解説 ――戦場ヶ原ひたぎは作中で「ツンデレちゃん」と言われてますけど、作品を書かれた時に、ツンデレやヤンデレというのは意識されていたのでしょうか? ヤンデレって言葉は当時あったんでしたっけ? ――『School Days』やアニメ『SHUFFLE!』で、言葉が一般化した時期でもあります。 ああ、その頃なんですね。私は「ツンデレ」という言葉自体が面白いし分かりやすくて好きなんですよ。じゃあそれの究極系ってどんな感じだろうって事でトコトンまでキャラクターを掘り下げていったのが、戦場ヶ原なんです。『化物語』では、ひとつのキャラ付けをトコトンまで追求するというスタンスが顕著なんですけど、その結果、誰一人としてまともな友達がいなさそうな、まるで犯罪者じみた集団に……。 ――(笑)。中でも一番やばいと思うのは羽川翼(はねかわ つばさ) だと思うん

    genesis
    genesis 2009/06/26
    曰く,「ストーリーやキャラクターはある意味細部でしかなく、それよりは活字一文字一文字の方が大事なんです。言葉遊びによって話が変わっていってしまうのですが、それはつまるところ詩とか俳句に近い形なのかも
  • こちら文芸&学芸書籍編集部 - メルマガ「週刊ビジスタニュース」●アースに向って雨天●(2009/06/24)

    SB新書6月の新刊は3タイトル! 試読版も公開中!! 2018年6月のSB新書は、『AI時代の子育て戦略』(成毛 眞 著)、『「発達障害」と言いたがる人たち』(香山 リカ 著)、『飲んではいけない認知症の薬』( 浜 六郎 著)の3タイトル! 試し読み版も公開中です!! >>試し読み版の一覧ページはこちら

  • 藤島康介の凄さと限界と。「漫画描き入門じゃありません」 | Half Moon Diary

    << June 2009 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >> けいおん! けいおん!お風呂ポスター (MonoColle ») 考えてみればコスパ商品なんだからAmazonで買えるはずなのに、某オークションストアで予約してしまった……送料と振込手数料がorz ちなみに絵柄は描きおろしではなく、娘TYPE vol.1折込ポスターからの再録なのでご注意。 拡大画像はAmazon商品ページでご覧いただけますです。

    genesis
    genesis 2009/06/21
    曰く,「漫画家志望者にとって実践的な内容になっているかは疑問、しかし漫画読みが自分の読みレベルをアップさせる効果は確実にあると思います。」
  • いまさらながら〈戯言シリーズ〉を語りたおしてみるよ。 - Something Orange

    ペトロニウスさんが〈戯言シリーズ〉の面白さがわからないと言っているので、少し解説してみる。 もっともぼくが『クビキリサイクル』や『クビシメロマンチスト』、『クビツリハイスクール』を読んだのは既に数年前のこと。記憶があいまいな点も多々あるので、うっかりいいかげんなことを書いてしまうかもしれないが、そのときはツッコミよろ。 さて、『クビキリサイクル』に始まる〈戯言シリーズ〉は、いまに至るも西尾維新の代表作である。 正直、『化物語』が楽しめて〈戯言シリーズ〉が全然おもしろくないというのはよくわからないのだけれど、あれですかね、あの青臭く殺伐とした空気を受け付けないのでしょうかね。それとも、ミステリ仕立てになっているせいでしょうか。 該当記事のコメント欄でid:genesisさんが詳しく解説している通り、西尾は初めミステリ作家として登場し、周囲もかれをそう遇した。 しかし、当時流行っていたエロゲ系

    いまさらながら〈戯言シリーズ〉を語りたおしてみるよ。 - Something Orange
    genesis
    genesis 2009/06/14
    曰く,「西尾が試みたものは、あたらしいかたちでの「人間性」の再構築だったのではないか。本当に信用できる「人間」を描くためには、従来の意味での「人間」を、いちど、完膚なきまでに壊す必要があった。」
  • #もの書き Wiki - ライトノベルの歴史

    1975年のソノラマ文庫の創刊、1977年の新井素子・氷室冴子らのデビューをライトノベルのはじまりとする説が多い。とはいえ1969年から始まる『ウルフガイ・シリーズ?』のように「ライトノベル的なもの」はそれ以前からあった。 当初のソノラマ文庫、集英社文庫コバルトシリーズ及び遅れて創刊する講談社X文庫はアニメ?や特撮?のノベライズが主体であったが、ソノラマ文庫の菊地秀行・夢枕獏ら、コバルトの新井素子らによって現在のライトノベルへと続く土台が形成される。 特に新井素子は「新言文一致体」ともいわれる当時の若者の話し言葉に近い文章を駆使し衝撃を与えた。 1980年代に少女小説ブームが再燃する。多くのレーベルができるが、ほとんどが短命に終わる。 角川スニーカー文庫創刊当時は、意外なことだが少女小説作家を多く引き込んでいて、少女小説ブームの一環であったと思われる。しかし『ロードス島戦記』が少年に大ヒッ

  • ティーンズ小説関連年表

    ティーンズ小説関連年表 有里さん作成の和製ファンタジー関連年表を加工して使わせていただいています。心から感謝申し上げます。 できごとについては集英社関連(青字)、角川関連(赤字)、ティーンズ小説界で重要(そう)な人物または作品についての記述(茶字)、以外のメディアをめぐる動き(オレンジ字)というふうに色分けしました。なお、黒字の小さなフォントで書かれているのは踊るらいぶらりあんのコメントです。 各文庫についてはLightNovels CROSSROAD 中にあるライトノヴェルズに該当する(と思われる)レーベルを参考にされるとよろしいかと思います。各レーベルについての詳細な分析があるのでおすすめです。

  • 追悼、栗本薫。 - Something Orange

    薫さんが亡くなったそうである。 何といったらいいのか……。何といったら……。今度ばかりは、言葉も出ない。 追悼のために何か書かなくては、と思うのだが、どう書けばいいのかわからない。 ひと言だけ言葉を選ぶとすれば、「ありがとうございました」になるだろう。人生の辛く長い道程のなかで、彼女の作品にどれほど助けられたことか。 『グイン・サーガ』があったからこそ、ぼくはいままで生きてくることができた。そういい切ってもいいほどだ。 大げさだと思うひともいるだろう。言葉を飾っているだけだと感じるひとも。しかし、ぼくと同じように、優れた物語の存在を杖として人生を歩いてきたひとなら、きっとわかってもらえるはずだ。 そこに面白い物語があるということ、それがどれほど人生を豊かにしてくれるかということを。 ぼくはいま、打ちひしがれている。言葉を選んで書くことができない。だから、率直に記すのだが、いま感じる最も

    追悼、栗本薫。 - Something Orange
  • “文学少女”見習いの、初戀。 - ブログというか倉庫

    “文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫) 作者: 野村美月,竹岡美穂出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/04/30メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 51回この商品を含むブログ (168件) を見る ストーリー ”文学少女”である天野遠子が学校を卒業し、また新しい季節が訪れる。それはつまり、ひとつの変化の訪れをも意味していた。 聖条学園に入学した日坂菜乃は、正式に学校に通い始める僅か前に、一人の少年が学園で慟哭する姿を目撃していた。そして、それ以来その少年の事が忘れられずにいる。 彼は、誰だろうか? どうしてあんな風に涙を流していたのだろうか? 様々な疑問と胸に渦巻く今までに感じたことの無い情動を抱えながらも菜乃は学園に通い始める。そしてそんな矢先、菜乃はその少年を見つけてしまった。ほっそりとしたその少年の名前は——井上心葉。自分の心を持てあましていた菜乃は

    “文学少女”見習いの、初戀。 - ブログというか倉庫
    genesis
    genesis 2009/05/19
    曰く,「辛いの一言で済ませてしまっていいのかどうかも分からないのだけれども、胸が痛い。誕生と滅びとを同時に一枚のカンバスに描き出している美しい一枚の絵に見入られてしまったときのように、胸が痛い。」
  • 『星図詠のリーナ』読了 - 積読を重ねる日々

    『星図詠のリーナ』(川口士/一迅社文庫)読了。 これは面白い。マッピングファンタジーってなんだそりゃ、と思ったら当にその通りの話だった。主人公の王女が地図を愛しているという基設定そのものが、外の世界への好奇心と、彼女の持つ広い視野に立ってものを見るというキャラクター設定とリンクしているところがまず上手い。マッピングという概念が単純に地図作りだけに留まらず、主人公、リーナの持っている行動理念、そして何より物語にテーマに至るまで貫かれているのだ。つまり、地図を作ると言う行為は、自分の目の前だけを見るのではなく、より俯瞰して世界を見渡すと言うことであり、そのように世界全体に向かって開かれた視野を持っているところが、リーナの魅力であり、根幹にあるのだということをきちんと表現していると言えよう。傭兵として(物語中で明かされるがそれ以外の理由もあって)刹那的な生き方をしているダールとの交流はまさに

    『星図詠のリーナ』読了 - 積読を重ねる日々
    genesis
    genesis 2009/05/04
    曰く,「マッピングという概念が単純に地図作りだけに留まら」ない,「この二人がとくに魅力的な造型に感じさせられるのは、そのテーマ的な部分と完全に合理している部分が大きい。」
  • 「放課後プレイ」に見る幸福感と絶望感 | Half Moon Diary

    ドラマCD from TV animation Wind-a breath of heart-第3巻 (MonoColle ») ドラマ 「楽よね、妹キャラ」 「ほんっっと、バカね!」 「テール2倍だよ!!」 ギャルゲー業界の黒歴史に燦然と輝く、超傑作ドラマCD。いろんな意味で必聴といえます。 聞いた当時あまりにも感動してmixiに思いのたけを書き殴ったら、某氏から「それがうちの芸風です」とコメントがついて爆笑しました(もう時効だと思うので書いてみる)。 まずはこちらのサンプルを聴いてみてください。それで笑えるようなら絶対に買うべき。 デュエルセイヴァー ジャスティス 初回版 (MonoColle ») 伝説の名セリフ「お兄ちゃんの体中から、あの女の匂いがするよッ!!」で(一部に)広く知られるこの作品。 軽いノリと見せつつ最後はだいたいヘビーかつシリアスな展開に

    genesis
    genesis 2009/04/06
    曰く,「読後に残ったのは、明確な幸福感でもなく、しかし絶望一色でもない、なんとも複雑な感情でした。」
  • 詩羽のいる街 - Pasteltown Network Annex ~Pastel Gamers~

    さてさて、今日のインプレはこちら~。 えと、「詩羽(しいは)のいる街」。実は結構昔に Web 拍手でおすすめいただいていた作品。ハードカバーでちょっと厚い(しかも字も細かい)ので敬遠していたのですが、いざ読み始めてみると、あれよあれよという間に一気に読破してしまったり。いやはやびっくりするほど素晴らしい作品じゃないですか。の帯についてる推薦文もまったく意味不明な感があるのですが、いやはやまさかこんな作品とは、とびっくりしてしまったり。 「すべての人間の共通の目的は、幸福に生きることです。 何が幸福かは人によって違いますけどね。 でも、少なくとも不幸になることを望む人はいないはずです。 ところが、いつの間にか、『今まで通りの生き方を続けること』が 人生の目的になってしまっている人がいるんです。 ほんのちょっと生き方を変えるだけで今より幸せになれるのに、 それに気がついていない。」 賀来野市

    genesis
    genesis 2009/03/29
    曰く,「幸せに生きよう、幸せになろうと思ったら、そうするのが「論理的に考えて」ベストな選択でしょ? というところに深く切り込んでいく」,「詩羽のような「触媒的な生き方」がかけがえなく思えてくる。」
  • 『秋期限定栗きんとん事件(下)』読了 - 積読を重ねる日々

    『秋期限定栗きんとん事件(下)』(米村穂信/創元推理文庫)読了。 上巻でも薄々気がついていたけど、やっぱりこの二人、とっくの昔に小市民になると言う目的は放棄していたんだなー。まあ僕は一巻を読んでいた時からそんなん無理無理と思っていたけど、やっぱり無理だったねー。予測の範囲内です。結局、人間の性(サガ)を無理に変えようなんて不可能なんですよ。無論、自分の感じたことを表に出さないように振舞うことは出来る。でも、それはあくまでそう振舞っているだけで、自分の感じたことまでは変えられないのですよね。それは自分を偽り続ける行為に他ならず、人間にとってもっとも苦しいことは、自分に嘘をつくことであると思うのです。ただ、小鳩くんと小佐内さんは、己の真情をそのまま表に出すと、即社会不適合者決定一直線であるところが難しいところなのですよね。僕はこの作品を、自分の真情と社会とのせめぎ合いに苦しむ物語と捉えることも

    『秋期限定栗きんとん事件(下)』読了 - 積読を重ねる日々
    genesis
    genesis 2009/03/19
    曰く,「この作品を、自分の真情と社会とのせめぎ合いに苦しむ物語と捉えることも出来ると思うのですけど、そういうところはまさに青春ミステリの名にふさわしい」
  • 学園都市の似姿 「とある魔術の禁書目録 17」 - 少年少女科学倶楽部

    genesis
    genesis 2009/03/09
    曰く,「対極の対極である似姿の中に対極にあるものが含まれている」,「今まで隠されてきたものが表に出ているということは、今まで表立って語られてきたものが裏側に隠れるということでもある」
  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    genesis
    genesis 2009/02/28
    曰く,「この作品はどうなるんだろう?と半分失敗した気でいましたが、そんな平穏で不変的な日常が一気に逆転しまうような秘密が明かされ、読んでて久々にびっくらこいた」
  • 『プシュケの涙』読了 - 積読を重ねる日々

    『プシュケの涙』(柴村仁/電撃文庫)読了。 これはもう、この構成を考えたこと自体がえらい。この二つの物語を、この順番に描いたことがすごい。物語に圧倒されると言う感覚を久しぶりに覚えた。冷たく悪意に満ちた世界で芽生える恋。その恋が美しいものになるかどうかはだれにも分からない。無私な恋、純粋な恋、一方的な恋、そして哀しい恋。それを作者は淡々と描き、淡々に語る。その突き放した描き方は、あまりにも美しく、哀しい。 この冷たく突き放された文体は、この作者のいままでの作品には無いものだ。否、それは正確ではないか。作者の文体が、これほどまでに冷たく悪意に満ちた哀しい物語と寄り添った物だとは、ぼくは今までまったく気がつかなかったと言うことだ。自分の見る目のなさをただ恥じ入るばかり。思えば『E.a.G』の時点で、作者の文体は、ときに非常に乾いた表現が滲むということに気が付いてしかるべきだった。 前編があるか

    『プシュケの涙』読了 - 積読を重ねる日々
    genesis
    genesis 2009/01/28
    曰く,「これはもう、この構成を考えたこと自体がえらい。この二つの物語を、この順番に描いたことがすごい。」「前編があるからこそ、後半が活きる。この後半があるからこそ、前編の哀しさ、無常感が際立つ」
  • 『マリア様がみてる ハローグッバイ』 今野 緒雪著 ついに祐巳・祥子編の終わり、大好きだが一点不満があります! - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    シリーズ34冊の大長編が、とりあえずの終結を見た。個人的には、とても楽しませていただいた上に、キャラクターがとても好きだったので(とりわけ祐巳ちゃんにはメロメロでした・・・こんな娘がほしいです)の、著者の今野さんには、多謝です。また、祐巳が祥子と出合って、成長していく様を長期間にわたって見ることができたのは、とても幸せだったし、幸せにふさわしく穏やかに終わったので、トータルとしてとても満足度が高い作品。 ただし、と、せっかくの大団円に水を差してしまうが、、、、、当は、まだまだ伏線が回収しきれていない、と思うのだ。これは編集部と作者の「選択」ではあったのだと思うが、小作品にし過ぎてエピソードをバラバラにし過ぎたというのが感想。たぶん超人気作品なだけに、「引き伸ばし」をすることになったんだと思う。そういった「ダレ」のようなものは、かなり感じていた。特に、祥子と祐巳が、それぞれに両想いになった

    『マリア様がみてる ハローグッバイ』 今野 緒雪著 ついに祐巳・祥子編の終わり、大好きだが一点不満があります! - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    genesis
    genesis 2009/01/11
    曰く,「ここに僕は1点不満がある。」「小笠原祥子の本質にまで踏み込まなかったと思うのです。」「最終的に終わってみると、祥子の内面の救済を深く本質的なところで達成できる力があるのは、彼だけだというのが