ゲームの台詞表現って色々あるけど、どれがいいの? ゲームの台詞表現はあまりに稚拙 ゲームは最先端の文化であると同時に、最先端であるが故に、あまりにも発展途上である。 その事を痛烈に感じるのは、キャラクタの台詞の表現方法の稚拙さである。 小説、漫画、映画、どれと比べても、その平均レベルは劣っていると言わざるを得ない。 ゲームにおいては、台詞の質そのものも、かなり低いと言えるが、ここで言いたいのは台詞の質では無く、その表現方法である。 小説、漫画、映画、それらのどの手法も取れるというゲームのぬえ的な性格が、逆に台詞表現の洗練を妨げているというのが皮肉である。 要はどっち付かずで、小説としても問題外、漫画としては常識はずれ、映画としてみたら最低、という出来である。 ゲームの台詞は、もっと積極的に「ゲームとして最高」という表現方法を見つけなければいけない。 台詞に使われる文字種については文字種とゲ
小貫 風樹 法月綸太郎長編第四作、『頼子のために』。 刊行直後には、この作品こそが法月綸太郎の作風の大転機、とみる論評が相次ぎました。事実、『頼子』以降に出された法月のほとんどの作品には、彼の最大のテーマである名探偵の客観性をめぐる問題が、剥出しといっていいくらい顕著になっています。ですから、『頼子』が転機であったと見るのは、まあ、発表順に即して読むかぎり、最も安全で妥当な意見でしょう。 ところが、『頼子のために』の原型が、デビュー作『密閉教室』執筆以前に書かれていたという事実が明らかとなるや、法月の作風の変質をめぐる意見は百八十度引っ繰り返る。『頼子』以降に顕著となった法月の名探偵をめぐる懊悩は、すでにデビュー当時から法月に内在していたものであるという読みが、ある時機には正当性を与えられてしまいました。振り返ってみれば、デビュー作の内容からも、法月の『頼子』以降の変質を感じさせる文章
本日はタダで出来る漫画フォント作成講座です。 漫画のセリフってちょっと変わったフォントですよね。漢字がゴシックで、かなが明朝体のような。友人が欲しいと言っていたので探してみたのですが、当然フリーであるわけもなく結構お高い。QuarkXPressとかPageMakerといったDTPソフトならば、漢字とひらがなそれぞれにフォントを指定して打つことも可能ですけども、まぁそんなソフト普通個人宅にはありませんからやっぱり自作することにしましょう。ちなみにここで作成するのはWindows用のTrueTypeフォントです。当然のことながら全て自己責任でどうぞ。 【用意するもの】 ・MSゴシック(Windowsなら大抵入ってます。) ・解凍ソフト 【ダウンロードするもの】 ・GN摂津築地:漫画のセリフ用に開発されたかなフォント。 ・TTEdit:フォント作成ソフト。シェアウェア
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さて、一体どこから手をつけたものでしょうか。感情的な絶賛はもうこれまでに散々やってるので、そういうのはひとまずやめ。まずはまずかったところを……というか、プレイ前にこれさえ意識しておけば違和感なく楽しめるでしょうという事項をいくつか。 絵が下手だとか美少女ゲームがフォーマットの文章が小説文化と相容れないだとかの表層的な些事をどうこう言うのはもういい加減に捨て置くとして、結局ひぐらしがもっともまずかった点は、竜騎士07さんにとっての"推理作品"のイメージが一般のそれとあまりにも乖離しすぎていたことなのでしょう。 雛身沢という舞台の抽象的な意味での"システム"を読み取ることこそが竜騎士07さんにとっての"推理"の眼目で、そういう理解の仕方をしたとき『ひぐらしのなく頃に』は非常に優れた本質的なミステリー作品であると言えます。ところが、一般に言うところの"推理"とは、犯人は誰だとかトリックはどうし
本田透さんの「アストロ!乙女塾!」を読みました。この「乙女塾」のエピソードの処理の仕方、竹宮ゆゆこさんの「わたしたちの田村くん」と比べてみると面白いかも知れません。 アストロ!乙女塾! (集英社スーパーダッシュ文庫) 作者: 本田透,うろたん出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/10メディア: 文庫 クリック: 13回この商品を含むブログ (63件) を見るわたしたちの田村くん (電撃文庫) 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2005/06メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 168回この商品を含むブログ (328件) を見る 「乙女塾」も「田村くん」も、ストーリーがヒロインによって分岐していくいわゆる「ノベルゲー」「ギャルゲー」の影響を受けている作品だと思うのですが、「分岐」(「マルチエンディング」といっても良いかも知れません)をどう小説に
id:hhosono:20041223#p2に続き、東浩紀氏(id:hazuma)の著作についての議論を述べる。 まず、望月さん(id:motidukisigeru)がid:motidukisigeru:20050107#p1での まず一般女性オタクからの反響が少ないのは、東浩紀が考察の対象とした作品が、基本的に男性オタク向けの作品であったことで説明できます。仮に東が、例えば、やおい系作品をポストモダンと絡めて語っていたら、もっと大きな反響が女性からあったかもしれない。 (中略) 女性批評家からの反響の場合、そもそもオタクに関して哲学的な批評をする女性評論家って、小谷真理以外に私は知らないのですが、他に誰かいましたかね。中島梓……は、ずいぶん活動してないし。 東浩紀の議論、主張の内容以前に、単純に「オタク系女性評論家が少ない」せいではないかと思います。 への返答をする。 結論から言えば、望
id:simulaさんのところから訪れたまちばりあかね☆さんの感想を読んで、思ったこと。否定的見解です。なおこの文章はまちばりさんに向けてのものではなく、KEYのライターさん、並びに本作自体に対するものですので、念のため。 「人生のたからもの」。いつまでも思い出が残るよ。強く生きていこう。言いたいことはわかるんです。ただ、あまりにも独善的に感じられてしまうところが、多くの人があの物語を好まない最大の要素なんじゃないかなあ、と私は思います。というのも、もしその主張を展開するのであれば、むしろヒロインである智代をこそ××べきだったのです。その上で、読者の共感対象としての主人公にそれを語らせる=読者に自発的に納得させるべきだったのです。言うまでもなく、あの結末では明らかに視点のねじれが生じています。文章にたとえて言えば、主語が文の途中で入れ替わってしまっているわけで、どうにも落ち着きません。不自
地方都市舞台系エロゲーの舞台が、どうも太平洋沿いの地方都市に偏ってる気がする(日本海沿いの地方都市のエロゲー舞台としての描きづらさ)問題については、遅くとも一昨年くらいに書いておきたかった。あ、この場合の地方都市というのは「海岸沿いの地方都市」の話。というかだいたいが海岸沿いだよな。海のない街というのはあんまない気が(さっそく違和感)。ただまあこのへんについては、 そもそもそういうこといえるほどエロゲー知らない 実際ちょっと調べると「ぜんぜんそんなことはなかったな、偏見だった、終了」で終わりそうな気も というか、そのような「まず結論ありき」でデータ取ろうとするのはやばいわけよな 「敢えて日本海岸」という切り口で作られたエロゲーとかもありそうな気はするんだよな というか「海に面してない地方都市」だってけっこうある気も(それでもなんとなく太平洋側っぽい気がするけど、「山は北(西)、海は南(東)
ツンデレよりツンツンのほうがいいよなね デレデレしてんじゃねーよ! ・ 禿禿しく同意。 最後までツンツンしてなきゃ萌えないよなね。 ・ だろだろだろだろ? 最近のツンデレなんて開始10分でデレデレして話にならない。 エッチシーンでもツンツンしてくれてるやつなんて皆無じゃん! ・ ツンツンで盛り上げたくせにHになるとデレデレするやつ萎えるよなね。 ・ ツンツンって言ってもキツイって意味じゃなく、かわいらしいツンツンが良いな。 ・ 確かにHでもツンツンしてるほうがいいよなね。 「もう良いでしょ。ほら、出したなら早く離れなさい」ってか? ・ ツンが生かされてないよな。 最初からベタ惚れなのと変わらん。 ・ 最近のは、ただたんに型にはめただけってのが多くなったね。 どの作品やっても大筋は一緒・・・ ・ いっそのこと最初デレデレで付き合い始めたらツンツンになれば良いのに。
祭囃し編プレイ後の感想はこちらに ネタばれします。 個人的に興味深いところは、やっぱりこのパラレルワールドを作り出すシステムです。 そのシナリオでの状況とか確率によって全く異なった色合いを見せていく「ひぐらしのなく頃に」という物語に存在するルールX,Y,Zとか。 ファウストvol.5のインタビューで竜騎士07さんが 実は私が推理して欲しいのは、事件の犯人じゃなくて、この物語のルールがどんなものかを推理して欲しいんですよ。各シナリオの最大公約数的な設定、舞台裏の仕掛けを皆に見つけてほしい。 (ファウストvol5) と言っていましたが、ひぐらしのなく頃には舞台と登場人物のある程度の傾向が決まっていて、その上でどういう条件下に置いたらどうなるかっていうふうにして物語が作られていたわけですよね。 そういうある程度決まっているところからスタートして、今までの七シナリオのようにかなり違った物語が展開さ
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