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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (146)

  • 銀の鈴社、児童書・絵本・詩集専門の電子書店をオープン

    銀の鈴社は11月22日、詩集・児童書・絵の専門電子書店「銀の鈴社 電子ブックストア」をオープンした。 詩集・児童書の老舗出版社である同社は、一般的な電子書店では埋もれがちな詩集や児童書を親子で安心して利用できるよう、アイプレスジャパンの「コンテン堂モール」をインフラに採用、専門店として立ち上げた。 オープン時のラインアップは約300点。井上靖さんの現存する唯一の詩集『シリア沙漠の少年』をはじめ、谷川俊太郎さんの詩集『地球へのピクニック』、やなせたかしさんが作画を担当した『青いお月さまをみたよ』などを紙書籍の約3分の1の価格で提供している。 同社は2009年に銀座から鎌倉へ移転、1927年築の古民家を改装したオフィスでギャラリーも併設しているが、ギャラリー来店者に対し、電子版購入で紙書籍(同タイトル)を200円オフで販売するキャンペーンも12月27日まで実施する。

    銀の鈴社、児童書・絵本・詩集専門の電子書店をオープン
  • サービス暗号化の優等生はGoogleとDropbox、Amazonは要注意──EFF調べ

    デジタル市民権団体の電子フロンティア財団(EFF)は11月20日(現地時間)、米IT企業大手のサービスの暗号化状況を一覧できるリストを公開した。 米国家安全保障局(NSA)による大手IT企業のユーザーデータへの無断アクセスが報じられる中、企業がユーザーを守るためにどのような対策をとっているかを確認することが目的。 リストの項目は、左からデータセンター間のリンク、HTTPSのサポート、HTTP Strict Transport Security(HSTS)のサポート、forward secrecy(PFSとも呼ばれる)の採用、STARTTLSのサポート。 現時点ですべて対応しているのはGoogle、Dropbox、Dropboxの競合のSpiderOak、ブロードバンドISPのSonic.netの4社のみ。VerizonとAT&Tという米通信キャリア1位と2位はいずれも対応状況を明らかにして

    サービス暗号化の優等生はGoogleとDropbox、Amazonは要注意──EFF調べ
  • 仏議会、DRM付き電子書籍に高い税率を課す法案を可決

    米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、仏国議会は先週、DRM付きの電子書籍に高い税率を課す法案を可決したとのこと。 この法案はもともと同国のグリーン党によって出されていたもので、DRM技術でユーザー囲い込みを図るAmazon.comやAppleが販売する電子書籍文化財の対象としないと同時に、国内の電子書籍ベンダーに完全クロスプラットフォームな電子書籍の制作を促す効果を期待している。他のEU加盟国のグリーン党でも同様の動きが見られるという。 具体的な税率はまだ不明だが、DRMフリー作品よりいくらか価格が高くなることは必至だ。 関連記事 フランスのグリーン党、DRM付き作品に高税率を課すことを提案 フランス議会の電子書籍VAT問題に関する委員会で、DRM付き作品に高い税率を課す提案が提出された。 欧州委員会が2015年からVATルールを変更、Amazo

    仏議会、DRM付き電子書籍に高い税率を課す法案を可決
  • 娘と父のマジトーク(その2)「お父さんがキモい理由を説明するね」

    娘がクラスメイトから告白されたのをキッカケに、娘と父が割と気で話し合うこの企画、第2回です。前回は、娘の告白や男性観について話し合ってみました。今回は父親について、娘がどう思っているのかを聞いてみました。 年頃の娘さんがいる父親の大多数は、娘から「キモい」と呼ばれた経験があるでしょう。私もその1人です。最愛の娘にそう言われるのは、実に悲しいことです。今回は場所としてカフェではなく、回転寿司で事しながら話しました。 “父と娘が一緒にお風呂”は何年生まで? 父: サオリ(仮名)ってさ、二言目にはお父さんを「キモい」って言うよね。 娘: だって、キモいんだもん。 父: いつごろからキモかった? 娘: はっきりは覚えていないけど、小学校5年生くらい。 父: 一緒にお風呂入ったのは小学校3~4年生までで、それからはイヤがってたよね。 娘: それが普通じゃないかな。高学年で父親とお風呂に入るのは変

    娘と父のマジトーク(その2)「お父さんがキモい理由を説明するね」
  • あなたの物語がコミカライズされるかも――「双葉社KoiYui(恋結)コミック原作賞」スタート

    同イベントは「10代~20代女子のココロがときめくラブストーリー」をテーマとしたもの。応募には小説・コミック投稿サイト「E★エブリスタ」の小説投稿機能を利用し、期限までに200ページ前後で完結している作品が選考対象となる。推奨するのは学園モノの短・中編だが、同一テーマ・同一キャラクターによるオムニバス形式でも可能としている。応募資格は男女・年齢・プロ・アマを問わない。 エントリー期間は12月10日まで。一次先行と二次選考通過作品発表の後、二次選考期間を経て2014年2月24日に結果を発表。大賞作品は漫画化される。 関連記事 エブリスタ、石田衣良氏監修の作家育成・発掘プロジェクト「ノベリスタパーク」 エブリスタがインハイとともに、作家育成・発掘プロジェクトをスタート。新人育成・輩出の場となる「ノベリスタ大賞」創設や石田衣良氏初の電子書籍限定書き下ろしライトノベル連載も掲載。 E★エブリスタ、

    あなたの物語がコミカライズされるかも――「双葉社KoiYui(恋結)コミック原作賞」スタート
  • 空想都市「中村市」へようこそ――地図と想像のはざまで

    架空の都市の地図を描く——。そんな一風変わった地図職人がいる。先日放映されたテレビ番組「タモリ倶楽部」では“ひとり国土地理院”として紹介され、細部まで作りこまれた空想地図が話題となった今和泉隆行さんだ。地理人とも呼ばれる今和泉さんの初著書『みんなの空想地図』の発売に合わせ、人にお話を伺った。 今和泉隆行が“地理人”となるまで ―― 最初に、今和泉さんご人について。地理人さんはなぜ地図に関心を持つようになったのでしょうか? 今和泉隆行さん(以下今和泉) 休日、父と路線バスで、行ったことのない場所に行く習慣がありました。当時、横浜駅至近のマンションに住んでいたのですが、そこから行ける路線で郊外の団地に行って、ただ帰ってくるだけです。 建物ばかりで空が狭い世界から、空が広い、緑の多い世界は印象に残り、また、非日常(観光)ではなく、そこを日常とする人もいるわけで、いま思えば、未開の日常を開拓し

    空想都市「中村市」へようこそ――地図と想像のはざまで
  • 出版業界で次に来るのはクラウドファンディングか

    Kickstarterのようなクラウドファンディングサイトはユーザーの寄付を通じて多くのさまざまなプロジェクト立ち上げに貢献しているが、このファンドレイジングモデルが出版業界で機能するには時間が掛かっている。 こうしたサイトの1つがUnglue.itで、2011年には既存書籍を取り上げて、基的には著作権を“はがす”ために寄付を募った。寄付が十分に集まると、著作権保有者――出版社であれ、著者であれ、著者の遺産であれ――はをパブリックドメインに開放するのと引き換えに金銭的補償を得るという仕組みだ。 このほかにも、PubSlushやLeanPubは、を執筆中の著者が、潜在的読者にリーチし、出版に掛かる関連費用をカバーするために寄付を受け入れるというアイデアに基づくプラットフォームの提供を開始した。同じころ、Wattpadは6人の著者と共同して読者の寄付を通じて著者のタイトルを出版する限定的

    出版業界で次に来るのはクラウドファンディングか
  • Google、HTML5ページ・広告のデザインツール「Web Designer」をβリリース

    Googleは9月30日(現地時間)、HTML5ページを作成するための“プロ品質の”Webデザインツール「Google Web Designer」のβ版をリリースしたと発表した。MacおよびWindows版を特設ページから無料でダウンロードできる。Windows 7/8、Mac OS X 10.7.x以降に対応する。 Googleはこのツールの発表を傘下のDoubleClickの公式ブログで行っており、同ツールの主な目的は広告主がクロスプラットフォームの広告を簡単に制作できるようにすることだとしているが、広告だけでなく、インタラクティブなHTML5ページを作成することも可能だ。 描画ツール、テキスト、3Dオブジェクトを使ってコンテンツを作成し、タイムラインでオブジェクトをアニメーション化することが可能。作成したコンテンツはHTML5、CSS3、JavaScriptとして出力できる。 Do

    Google、HTML5ページ・広告のデザインツール「Web Designer」をβリリース
  • 日本初、スマホアプリ向けポップアップ広告

    ライヴエイドは10月9日、スマートフォン広告「ポップアップテキスト」の提供を開始した。iOS/Androidアプリの起動時や終了時にダイアログを立ち上げ、テキストやバナー広告を表示するポップアップ型で、「日初」という。 同社のスマートフォンアプリ向け全面型アドネットワーク「AID」を使い、OS標準ダイアログ内にテキスト広告を配信する。ユーザーの心情を配慮し、アプリ起動時や終了時、ゲームのステージクリア時など操作を阻害しにくいタイミングで表示。ポップアップ内のボタンを押さないと遷移しない誤タップ防止仕様を採用してユーザビリティ低下を防ぎつつ、ポップアップ時に画面にタッチするとリンクボタンが動き、クリックをアピールするCTR向上施策も取り入れた。 従来のアドネットワークと競合しない枠のため、現状の収益にプラスできるのが特徴という。通常の広告のほか、新作アプリのダウンロードを促すなどの自社広告

    日本初、スマホアプリ向けポップアップ広告
  • 「タブレットでの読書をもっと気持ちよく」――“電子出版用”新フォント、凸版印刷60年ぶりの挑戦

    電子コンテンツの閲覧に特化した日フォントの開発に着手――凸版印刷が新プロジェクトを発表したのは3月。紙の印刷物のノウハウを豊富に持つ大手印刷会社が取り組む、電子デバイス上のコンテンツ閲覧に焦点を絞ったプロジェクトには業界の注目も集まる。第1弾となる「新凸版明朝体」のリリースを間近に控え、急ピッチで制作を進める今、新フォント開発の意図や目的、今後の展望や「印刷会社だからこその譲れないこだわり」について聞いた。 60年ぶりに刷新、読みやすさを追求 ゼロから作り上げるオリジナル新フォントは、タブレットやスマートフォンを始めとする電子デバイス上での利用と閲覧に最適化し、“電子出版用”をうたう。今秋、文用明朝体をリリースするのを皮切りに、来年秋に見出し用明朝体と文用細ゴシック体、2015年春に見出し用ゴシック体、16年春に文用中ゴシック体――の5書体を順に発表していく予定だ。書体設計や開発

    「タブレットでの読書をもっと気持ちよく」――“電子出版用”新フォント、凸版印刷60年ぶりの挑戦
  • ACCESS、EPUBをサーバサイドでレンダリングする「PUBLUS Cloud Renderer」を発表

    ACCESS、EPUBをサーバサイドでレンダリングする「PUBLUS Cloud Renderer」を発表 ACCESSは9月30日、EPUBファイルをサーバサイドでレンダリングするASPサービス「PUBLUS Cloud Renderer」を開発、提供を開始した。 このサービスは、従来ビューワ側で行っていたEPUBのレンダリング処理をサーバサイドで行うもの。同社がHTML5ベースのブラウザビューワ「PUBLUS Reader for Browser」を発表した際に、この仕組みが発表されていた。 レンダリングエンジンは同社の「NetFront BookReader v1.0 EPUB Edition」で使われているものと同じもの。レンダリング処理されたEPUBコンテンツは、PDFやJPEGなどに変換して配信することも可能で、電子書店事業者がEPUBサポートのためにビューワを開発するなどの手

    ACCESS、EPUBをサーバサイドでレンダリングする「PUBLUS Cloud Renderer」を発表
  • カジュアルに「へーき!」と英語で言えますか?

    連載は、日人の英語を知りつくしたベストセラー英語教師、デイビッド・セインさん執筆の書籍『英会話は伝え方で9割決まる(学校では教えてくれなかった英語)』(アスコム刊)から一部抜粋しています。 ――あなたは次の日語のニュアンス、英語でちゃんと伝えられますか? 例えば「結構です」と言いたくて"No, thank you."なんて答えていませんか? あなたが学校で習った「正しい」英語、実はネイティブには伝わらない英語かもしれません! 英会話は伝え方で9割決まります。 英語も、日語と同じように、話し方に気を付けなければなりません。ほんのちょっと言い方を変えたり言葉をつけ加えるだけで、気持ちはもちろん、ちょっとしたニュアンスまで、ネイティブにちゃんと伝わる英語に変わります。 書では伝えたい目的別に、日人が使いがちな「惜しい英語」を取り上げ、あなたの英語のどこをどう変えればもっとネイティブに

    カジュアルに「へーき!」と英語で言えますか?
  • ラノベだけじゃない! BOOK☆WALKERが“フロア増床”リニューアル

    KADOKAWAグループのブックウォーカーは9月11日、電子書店「BOOK☆WALKER」を大幅リニューアルした。従来の固定された「総合トップ」ではなく“行きつけのフロア”がトップページになる点と、リアル書店の平台のような「棚」表示によって思いがけないと出会える“場”を目指しているのが大きな特徴となる。今回のリニューアルに先立ち、ブックウォーカー取締役CTO サービス開発部兼サービス企画部 部長 橋場一郎氏に話を伺うことができたので、併せて紹介したい。 今回のリニューアルは、“フロア増床” 2010年12月にオープンしたBOOK☆WALKERは、当初はKADOKAWAグループ10社のコンテンツだけを配信していた。グループで大きなシェアを占めるライトノベルを全面に押し出すことで、ユーザーに“専門店”のイメージを浸透させてきた。2013年4月にはアプリの累計ダウンロード数が100万を突破する

    ラノベだけじゃない! BOOK☆WALKERが“フロア増床”リニューアル
  • 史上”最恐”和風伝奇ホラー『顔のない村』がiGameBookで復活

    ゲームブックとは、各パラグラフに用意された選択肢から読者が選んでいくことで、展開や結末が変化していくゲーム要素のある電子書籍で、「iGameBook」は2012年8月にオープンした、それらゲームブックを集めたポータルサイト。 対応OSはiOS 5.0以上。対応機種はiPhoneiPad/iPod touchとなっている。 関連記事 ギャルゲーが電子書籍に ストーリー分岐も楽しめる“分岐型ゲームブック”発売 PC向けアドベンチャーゲーム電子書籍化し、ストーリーの分岐も楽しめる“分岐型ゲームブック”がKindle向けに登場した。 英InkleStudiosのiOS向け分岐型ゲーム電子書籍アプリ「Sorcery!」が高評価 スティーブ・ジャクソン作のゲームブック4部作として知られる「Sorcery!」がインタラクティブな電子書籍として登場。電子書籍ゲームを融合した試みは各所で高評価を得てい

    史上”最恐”和風伝奇ホラー『顔のない村』がiGameBookで復活
  • 若い人ほど紙が好き――電子書籍に対する利用調査結果

    BookLiveが、過日開催された東京国際ブックフェア来場者に対して行ったアンケートの結果がまとまった。“好き”は電子書籍に対してどのような意識を持っているのか。 BookLiveは8月14日、「電子書籍の利用に関する意識調査」の結果を発表した。 同調査は、同社が7月3日~6日に開催された東京国際ブックフェアの来場者826人を対象に実施したもの。調査結果によると、電子書籍の購入経験者は全体の31.6%。電子書籍を購入しない理由は、「紙ので読む方が好き」(51.6%)が最多で、「対応端末を持っていない」(29.4%)、「使い方が分かりにくい」(20.5%)と続く。興味深いのは、電子書籍を購入しない理由として挙がった「紙ので読む方が好き」は、20代が69.9%と最も高く、70代以上は半数を切る結果だった。

    若い人ほど紙が好き――電子書籍に対する利用調査結果
  • 書評は本当に必要か?

    Chicago Sun-Timesが書評欄を廃止し、代わりにすべてのエンターテイメントニュースをより華やかなセレブリティ・ライフスタイル欄に統合するという発表は、米国の紙新聞の残念な売上高だけでなく、かつて紙のニュースメディアに購読者が置いていた信頼の現状を代弁している。 広告収入は引き続き平衡状態で、電子購読とオンライン版は成長し続けているので、プリント版新聞はコスト削減を行う必要があり、まずは読者数や影響が軽微と判断した分野に手を付けたということだろう。 しかし、これは出版業界にとって大きな損失だろうか。評判が高い書評欄の1つを失うのはの販売と発見にどのような影響があるだろうか。かつて名声ある書評の拠りどころだった大手新聞の多くは、執筆した著者にかかわらず、自主出版書籍をレビューしないという原則をいまだに守っている。良くて、ファンが称賛してからしばらくして、その成功について記事を出す

    書評は本当に必要か?
  • “コンテンツは無料”に慣れきっている中国人 人気の日本発アニメ・コミック

    「海賊版天国」と揶揄される中国。そんな中国でも「ある一面において」は、改善している。しばらく中国の日絡みの海賊版の話は聞かなかったが、5月、6月といろいろニュースが出てきたのでまとめて紹介したい。 日文化庁は「海外における著作権侵害等に関する実態調査(中国)(平成25年5月)」を発表した。中国の上海、北京、広州の3大都市の市民を対象にヒアリングと現地販売実態調査を行い、内陸の重慶も加えた4都市の老若男女にアンケートをとったもので、合計500ページを超える資料が無料で読める。莫大な量ではあるが、気になる部分だけでも拾っていくと読めるので興味がある読者はさらっとでも読むと、そこに使われた税金が意味を持つというもの。 さてこのレポートによれば、3カ月内に約36%が日のアニメの入手・視聴の経験があり、約31%がコミックの入手・視聴経験があった。中国人にとって日のコンテンツは母国中国に次い

    “コンテンツは無料”に慣れきっている中国人 人気の日本発アニメ・コミック
  • 検証、電子書籍をめぐる「10の神話」

    一般社団法人日電子出版協会(JEPA)は7月11日、研究社英語センター地下2階の大会議室で、朝日新聞社デジタル事業部の林智彦氏を講師に迎え「電子書籍をめぐる10の神話 ~格的発展のためにいまやるべきこと、考えるべきこと~」と題したセミナーを行った。 ここ数年、電子書籍をめぐりさまざまな仮説や俗説が唱えられてきたが、それは果たして正しかったのか。電子出版の発展に向けて今考えるべきなのは何か? について、海外の事例や内外の基データを踏まえて解説された。200名収容の会議室は満席で、追加席が用意されるほどだった。 間違っていたり偏った認識が、政策に大きな影響を与えてしまう 林氏は冒頭、電子書籍や電子出版について語る「Pundits」が多いという話題から始めた。Pundits とは、しばしば皮肉的に「評論家」といった意味合いで用いられる言葉だ。一貫してネガティブなことしか語らなかったり、指

    検証、電子書籍をめぐる「10の神話」
  • 「編集者は原点回帰せよ」――電子出版の未来のために、今必要なこと

    の電子出版と米国のそれとでは、現在、7.5倍の規模の格差がある。kindleストアに登録されているタイトル数も、日の12万108作品に対して米国では191万6694作品と、圧倒的な差がある。米国では、電子書籍が売れ始めた2010年以降、電子書籍だけでなく、紙の書籍の売り上げも確実に伸びてきている。 ただ、日の出版業界では、「電子化されたら、音楽と同じように市場縮小の道をたどるのではないか」という懸念があることにも触れ、米音楽業界の売上推移のグラフが示された。しかし、そこに書籍の売上を重ねたところ、まったく市場の動きが異なっていることが明らかになった。 セッション後に同氏に話を聞くと、20代の若者の方が文字をよく読んでおり、彼らを100とすれば、50代では60程度しか読んでいないのでは? と推測しているという。若者は、スマートフォンやPCなどでテキストを読むことに慣れており、まとまっ

    「編集者は原点回帰せよ」――電子出版の未来のために、今必要なこと
  • 児童ポルノ禁止法問題、各党代表が賛否を表明 安倍首相「あくまで子どもを守るための法律」

    6月28日夜に開かれた「ネット党首討論会」で、自民・公明・日維新の会が共同提出した児童ポルノ禁止法改定案について、出席した各党首が賛否を表明した。 これに先立ち、自民党総裁の安倍晋三首相はユーザーからの質問に答える形でコメント。「児童ポルノ禁止法は、あくまで子どもたちを児童をポルノ産業から守るための法律で、それがすべてと言っていい」とした上で、「もちろん表現の自由は守っていかないといけないが、まずは子どもたちを守っていくことが大事ではないか。それが私たちの役割・責任なんだろうと思っています」と述べた。 出席した各党党首のコメントは以下の通り。順序は発言順。維新の橋下徹代表は欠席した。 改定案には社民党は反対。児童ポルノの定義があいまいなため、自分が持っているものが児童ポルノと思わなかった、ということはありえる上、家宅捜索もどこでも入ることが可能になるおそれある。写っている対象者が何歳とい

    児童ポルノ禁止法問題、各党代表が賛否を表明 安倍首相「あくまで子どもを守るための法律」