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ブックマーク / banraidou3rd.hatenablog.com (20)

  • アーカムの意欲的な取り組みに、作家さんはコメントしてほしいし、ぜひコンタクトを取って欲しい。 - 万来堂日記2nd

    アーカム:中古の利益をアーティスト、著作権者に還元すること。 弊社で販売した中古の利益の一部を著作者に還元することを約束します。 割合は著作者との協議の末決定しますが、現時点ではアーカム買取査定額の3%(販売額の1%程度)からスタートします。 販売額でなく買取額を基準値にしているのは、販売データの取得が店舗では現在、いい方法が思いつかないためです。 通販サイトアーカムブックス(http://www.arcam-b.com/)で購入されたお客様にお付けするポイントを投げ銭方式でユーザは作家さんにポイントをあげることができます。 (ニコ動の「提供」みたいな仕組みです。(ポイントを現金化するかは要検討です。) 要はお気に入りの作家さんの活動を応援するパトロンになるということです。パトロン参加リストなどを表示可能にし、作家さんとのつながりを感じる事ができます。 「売上が良くないのは新古書店のせ

    アーカムの意欲的な取り組みに、作家さんはコメントしてほしいし、ぜひコンタクトを取って欲しい。 - 万来堂日記2nd
    gnt
    gnt 2009/05/26
    すばらしい。問題はいくらでも考えられるけど、ぜひノウハウを溜めて、音楽にも!
  • 疲れ切った状態でDNPについて書いてみるよ! - 万来堂日記3rd(仮)

    ※7時間ほど残業してきたので、頭がグダグダです。 大日印刷や丸善やTRCや小学館や講談社や集英社や丸善がブックオフの株を取得したというので大騒ぎだよ! やっほう! D・N・P! D・N・P! ブックオフ株3割取得 出版不況背景に講談社、小学館、集英社など - MSN産経ニュース NHKニュース 出版大手 ブックオフ株取得へ DNP 大日印刷ニュースリリース 講談社、集英社、小学館およびDNPグループによる ブックオフコーポレーション株式会社の株式取得について ブックオフ株を大日印刷、講談社、小学館、集英社らが取得へ - 【海難記】 Wrecked on the Sea DNPと出版大手三社がブックオフ株を取得!? - 屋のほんね DNPは丸善(書店)、TRC(取次)、主婦の友社(出版)、早稲田セミナーの予備校事業などに続いて、新古書店にも一枚噛んだことになるよ! きっと次はマンガ喫

    疲れ切った状態でDNPについて書いてみるよ! - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2009/05/14
    「ブツ」と「2バイト」っていう障壁を武器に、グーグルとゲリラ戦を闘う気、というふうに見えた。
  • 文化庁が委員会から外した人・団体の発言を検索してみたですよ - 万来堂日記3rd(仮)

    著作権制度の根的なあり方を議論する委員 - Copy & Copyright Diary こちらの記事で、id:copyrightさんが、文化審議会著作権分科会基問題小委員会の委員の選び方について不安感を表明してらっしゃるですよ。 で、エントリの最後に、今回の委員会で外された人たち、及び外された団体から出席していた人たちをリストアップしてくれているわけです。 で、議事録を適当に検索してみて、外された委員の発言を引用してみようという、そういう趣向でございまして*1。 もちろん、引用なんていくらでも恣意的にできるわけで、私が皆様に誤った印象を植え付けようとしているという可能性を、ゆめゆめお忘れなきよう。皆さんも私なんぞに騙されないように、議事録見てみると面白いと思いますよ。 では、はじまりはじまりーー。 上野達弘氏の発言 文化審議会 著作権分科会 過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会

    文化庁が委員会から外した人・団体の発言を検索してみたですよ - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2009/04/15
    議事録おもしろいよねー
  • 話題の本は翻訳されていませんが、その著者を徹底的に批判した本なら翻訳されているので貼っておきますね。 - 万来堂日記3rd(仮)

    On Off and Beyond: 書評:Real Education-人口の半分は平均以下 なんか、自分の考えを主張するためにIQを枕に、確信犯的に煽ってるなあと、ちょっと胡散臭く見ていたら(あくまでこのエントリはの紹介なので、このエントリを書いた方が胡散臭いと思っているわけではないです。念のため)、その続編のエントリで On Off and Beyond: Real Education続きーさらに身も蓋もない話 この筆者、94年にThe Bell Curveという「IQで収入や仕事の実績など多くのものが証明できる」というを書いて、「心理学で至上最大の論争を呼んだ」と言われる人。 道理で! あの悪名高い「ベル・カーブ」の人であらせられましたか!!!! 「ベル・カーブ」って翻訳されてたっけか? …ああ、翻訳されていないみたいだ。このの参考文献一覧によると、そうみたいだ。 さて、「ベ

    話題の本は翻訳されていませんが、その著者を徹底的に批判した本なら翻訳されているので貼っておきますね。 - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2009/01/15
    どうも、だから『ベル・カーヴ』の人がバッサリやられた「知能と人種の相関」部分を削って出した第2弾じゃねーかなー、とゆー感触。まぁ竹内久美子レベル、というのは認識しておいてほしいところ。
  • グールド「人間の測りまちがい」は全人類必読の名著だお - 万来堂日記3rd(仮)

    ご存知グールドの「人間の測りまちがい」が嬉しい文庫化。この機会に全国民このを読むといいと思うお。 書の邦訳につけられた副題は「差別の科学史」。 ごく簡単に言うと書は、科学が人種差別や階級差別・および差別的な政策にどのようにして理論的バックボーンを提供し、かつ、その研究自体もいかに差別の影響を受けていたかを丁寧に論じたもの。 言い換えよう。素朴なイメージでは政治とは無縁で、事実の探究・真理の探究を第一義としているはずの科学というものが、実は政治と相互に大きな影響を与えあっているということを、事実を元に論じただ。 グールドは論点を明確にするために、取り上げるケースを絞った。つまり、人間の知能というものが一直線にプロットでき、それが遺伝的に固定されているという主張を、19世紀からさかのぼって検討しているのだ。 グールドが巧みな点は(そしてこれは半ば科学史も専門にしているグールドの特徴でも

    グールド「人間の測りまちがい」は全人類必読の名著だお - 万来堂日記3rd(仮)
  • 「迷惑な進化」 或いは「ダーウィンよ! 私は帰ってきた!!」 - 万来堂日記2nd

    迷惑な進化 病気の遺伝子はどこから来たのか 作者:モアレム,シャロン,プリンス,ジョナサンNHK出版Amazon 読了。途中までは軽めの楽しいだと思っていたけど、いやはや、途中から印象は一変。こいつぁ結構挑発的なかもしれない。 聞きたまえ諸君。ラマルクが復活したぞ。 なんか、獲得形質って遺伝することもあるらしいぜ。 第4章までは実際、軽い感じで楽しめるなのだ。遺伝が関係する病気が世の中にはたくさんあるけれど、「では、病気を引き起こす遺伝子がなぜ自然淘汰に引っかからなかったのか?」という、なんつーか、トリビア的なトピックなんだよ。 それが5章以降、この御仁は性を現す。 レトロウイルス、トランスポゾン、エピジェネティクス(後成遺伝学)といった武器を駆使して、どんどんとダーウィニズムに攻撃を加えていくのだ。その姿はまるでラマルキズムの権化である*1。トランスポゾンと断続平行進化を結びつけ

    「迷惑な進化」 或いは「ダーウィンよ! 私は帰ってきた!!」 - 万来堂日記2nd
  • 航空宇宙軍史がすごいことになるらしい。 - 万来堂日記3rd(仮)

    いや、ちょっとはチェックしておかなきゃと思って、「このミステリーがすごい! 2008年版」をパラパラと見てたんですよ。 そしたら、61ページで、谷甲州が航空宇宙軍史の全面改稿に着手すると書いてあった。へー。 なんだとっ!! マジか? 当に当か? すごいことになるんじゃないか!? 航空宇宙軍史 - Google 検索 ご存じない方のために、航空宇宙軍史がどのような作品であるか、簡単に説明しようとすると、うーん。 あれだ、スペースオペラってあるじゃないですか。スペースオペラでは宇宙空間での戦闘がつきものじゃないですか。 宇宙空間での戦闘・戦争というものを、世界一リアルに描いたのが航空宇宙軍史シリーズです。 いい? 世界一よ? ブライアン・オールディスの説に乗っかってSF小説の元祖が「フランケンシュタイン」だとして、それ以降に発表された全てのSF作品の中で、一番ということですよ? これが言い

    航空宇宙軍史がすごいことになるらしい。 - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2007/12/12
    へー。ちょう期待。/『エリコ』は散々お世話になりました!!!
  • 海燕さんへお返事申し上げます。/落合と亀田とSFと初音ミクと人気と実力について - 万来堂日記3rd(仮)

    まずは事情説明から。 海燕さんがご自分のブログでこのようなエントリを書かれました。 落合、亀田、初音ミク。 - Something Orange 私はそのエントリをブックマークし、このようなブックマークコメントを残しました。 未だに「SFは冬の時代」という認識だとしたら、さすがに少々古い。初音ミクをPOPカルチャーだというのは、「SP-1200こそHIPHOPカルチャーだ」というようなもの。落合と亀田は完全に蛇足。海燕氏、どうした? そうしましたら、海燕さんに下記のエントリにてお返事をしていただきました。ありがとうございます。 落合はハードボイルド。 - Something Orange で、このエントリはさらにそれに対するお返事というわけであります。 まずは、私のブックマークコメントがどういう指摘であったか(少なくとも、私はどういうつもりであったか)、改めて書いてみるところからはじめよう

    海燕さんへお返事申し上げます。/落合と亀田とSFと初音ミクと人気と実力について - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2007/11/05
    全面的に同意。'00年代後半SFへの姿勢、音楽ジャンルと楽器、格斗技とドラマ、チームスポーツと地域、いずれについても。そして論の作法にも。各論大事。
  • 私家版10大HIPHOP - 万来堂日記3rd(仮)

    私家版世界十大小説 - after game over はてなブックマーク - idiotapeのブックマーク / 世十 数少ない趣味の中から、HIPHOPのアルバムも選んでみますよ! はてなでは需要あまりないだろうけど! Low End Theory アーティスト:A Tribe Called QuestJive/bmgAmazonHARD TO EARN アーティスト:GANG STARRCooltempoAmazonResurrection アーティスト:CommonRelativityAmazonChronic アーティスト:Dr DreDeath RowAmazonSpeakerboxxx: Love Below アーティスト:OutkastLa FaceAmazonDo You Want More?!!!??! アーティスト:RootsGeffenAmazonIllmatic

    私家版10大HIPHOP - 万来堂日記3rd(仮)
  • 私が知らないだけで、90年代の再評価って結構されていたりしますか? - 万来堂日記3rd(仮)

    数年前に音楽シーンを追うのはもうあきらめてしまっていて、最近は試聴で気に入ったCDを月に数枚買う程度になっているんだけれども。たまたまJAMNUTSのCDを買ったのよ。 Nu JAM アーティスト:JAMNUTS江戸屋Amazon 大型ジャム集団であるところのJAMNUTSによるカバーアルバム、だそうなんだけれど。 いやね、どうせまた70年代のソウル・R&Bが中心のカバー集。良くて80年代までなんだろうな。それはそれで嬉しいけど、手堅くてつまんないやね……とか思っていたら、なんと90年代後半からゼロ年代前半中心なのだな。ビックリ。 いよいよあれですか、古狸の連中から空白だとか暗黒だとか言いたい放題言われてきた我が青春の90年代にもスポットが当たりましたですか? わはは、ざまあみさらせ。 イントロ除いて全12曲は以下の通り。カッコの中はオリジナルをやっていたアーティスト名と発表年ね。 Sti

    私が知らないだけで、90年代の再評価って結構されていたりしますか? - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2007/10/11
    黒音楽の
  • 「星新一 一〇〇一話をつくった人」 - 万来堂日記3rd(仮)

    星新一 一〇〇一話をつくった人 作者:最相 葉月新潮社Amazon「星新一 一〇〇一話をつくった人」(最相葉月/新潮社)ようやく読了。 すばらしいだ。星雲賞は多分取ると思うけれど、日SF大賞も取るべきだ。 SFファンが読んだら面白いのはもちろんである。実は、戦後の日SF歴史を扱ったというのはそう多くは無い(書にしてもそれを主眼に置いたものではない)。だもんで、「あのショートショートの大御所が、なぜにSF関係者の中でこうも畏敬の念を持って語られるのだろう?」とピンとこなかったりする向き(実は私もそうだった)は、疑問が氷解すること請け合いである。また、星新一のデビューに江戸川乱歩がかくも深く関わっていたというのも、興味深かった。 かつては安部公房と並び称されていた新進気鋭の作家がSFの下地を作り、SFブームが来た頃には期せずしてその流から外れてしまっていた。作家星新一の栄光と悲劇

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  • 私は食い意地の張った魚である - 万来堂日記3rd(仮)

    MORI LOG ACADEMY: 打合せ多数&補足 森氏は超一流の釣り師なんだそうである。 一度は勢いよくいついたのに、もう一度いつかないというのも釣られる側としていかがなものかと思うので、また釣られてみようと思う。 森氏は論点を3つに分けている。 1点目について。 理想を語るのに現状のへの関心はいらないみたいなことが書いてあるが、現状をその理想に近づけるためには必須だろう。 現状を変えることに関してはあまり関心が無いのかもしれない。 2点目について。 著作物の中でも、特に小説が特殊なのだというのはあまり読んだことが無く、新鮮であった。 ただ、途中から普通のインセンティブ論になり、最後は結局経済的に重要だってな話で終わってしまったのは、なんとも平凡で残念なことだ。 3点目について。 「著作権を守るにはどうすべきか、という話をしている」という記述があるが、これはおそらく「著作者を守る」

    私は食い意地の張った魚である - 万来堂日記3rd(仮)
  • RRACからコンパクトに返事が来たよ - 万来堂日記3rd(仮)

    RRACに質問は以下のとおり 指定代行店制度をとってらっしゃるとのことですが ・広く公募して代行店を決定されるとのことですが、その代行店の名称やいくつあるか等、代行店に関連した資料は公開されてらっしゃいますでしょうか。現時点で公開されてらっしゃらないのでしたら、代行店の名称や店数等を教えていただくことは可能でしょうか? (このような質問をさせていただく理由といたしまして、私含めRRACの活動に注目している者の関心事のひとつが「貸与権に関連するお金のの流れの透明 性」だからです。使用料徴収後の公平な分配というのももちろんとても大事ですが、代行店制度をとられているという事は、新刊書籍において「レンタルコミッ ク向けの市場」が発生するということでもあるように思われます) ・また、指定代行店(取次店)という風に表記してらっしゃいますが、これはレンタルコミック店と出版社との間を仲介するといった意味で

    RRACからコンパクトに返事が来たよ - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2006/10/26
    10/26未だRAACサイトは更新無し
  • 「意識」とは何だろうか - 万来堂日記3rd(仮)

    「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤 (講談社現代新書) 作者:下條 信輔講談社Amazon 読了。意識というものを環境とのダイナミックな相互作用として捉える立場から、認知科学の諸相について概観した入門書。 「サブリミナル・マインド―潜在的人間観のゆくえ (中公新書)」よりもサクサクと読み進めることができた。索引がついていないのは残念。 心理学と聞いてフロイトとかユングとかラカンとかを思い浮かべてしまう人、言い換えると精神分析と心理学を混同している人には強烈にオススメ。 心理学的な人間観って大事だと思うんだけどなぁ。

    「意識」とは何だろうか - 万来堂日記3rd(仮)
  • レンタルコミックの使用料に関しての回答と、もうひとつ不明点/まだわからないときはさらに聞いてみるに限る - 万来堂日記3rd(仮)

    一つ前の記事で、出版物貸与権管理センターに質問のメールを送った旨、書いたけれど、なんとちょっと出かけて映画観て帰ってきたら返事が来てました。早いね! 素晴らしい! ありがとうございます! 返答によると、品切れや絶版等で入手困難な書籍をレンタルする場合も、実際にその書籍に表示されている定価を基準として使用料を算出するとのこと。 つまり、なるべく昔に出たを入手した方が使用料的にはちょっぴりお得、らしい。 同じタイトルをレンタルする際でも、定価の表示が違う場合には支払う使用料が異なる、という具合。 さて、もうひとつここから派生するような質問をしてみた。 では、現在も新刊で入手可能な書籍を古屋やオークション等で安く手に入れて、それをレンタルしようとした場合にはどのような対応になるのだろうか、という質問。 著作者に利益を還元するという観点で見ると、この場合でも使用料は著作者に還元されるはずである

    レンタルコミックの使用料に関しての回答と、もうひとつ不明点/まだわからないときはさらに聞いてみるに限る - 万来堂日記3rd(仮)
  • 遺伝学的悪夢 - 万来堂日記3rd(仮)

    昨日買ってきたリチャード・ドーキンスの「祖先の物語」をちょこっと読んでから寝たら、職場の商品をひたすら遺伝学的に分類し続けるというわけのわからない悪夢を見た。 古やらゲームやらの遺伝学的分類って、いったいなんやねんな。

    遺伝学的悪夢 - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2006/09/05
    それなんてパンドラ?
  • Waste of Pops すげぇ - 万来堂日記3rd(仮)

    Waste of Pops 80s-90sの6月12日付の文章がすごい! 著作権の話になると「権利者団体vs著作者・利用者」というわかりやすい構図にあてはめて物事を捉えがちなんだけれども、著作者の利益と利用者の利益は別に一致するわけではないということをわかりやすく書いた名文だと思う。 いや、ホントすごいっすよ。

    Waste of Pops すげぇ - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2006/06/13
    確かに、すごい。元記事URIがパーマネントでないのでこちらで。
  • 終わる物語と終わらない物語―時間の矢と時間の環 - 万来堂日記3rd(仮)

    Someting Orange 終わる物語と終わらない物語 平和の温故知新@はてな-終わる物語と終わらない物語 小説、コミック、アニメ、媒体を問わず物語を愛好する人なら一度は思いをはせた事があるであろう大問題。 物語は基的には終わるものであると思うのだけれど、古今東西、終わらない物語というのも存在しているみたい。鬼平犯科帳であったり、ペリー・ローダンであったり、先ごろ復活したエルリック・サーガであったり。探せばもっと色々出てくるに違いない。そういや、「ドラえもん」も終われなかった物語に入るのかな? 他にはグインサー……いや、なんでもないです。 で、連想したのが(最近グールドばっかりでちょっとアレだが)スティーブン・ジェイ・グールドの「時間の矢・時間の環―地質学的時間をめぐる神話と隠喩」という。てか、この自体は未読なんだけれども(笑)。ついでに「時間の矢」「時間の環」という概念はグール

    終わる物語と終わらない物語―時間の矢と時間の環 - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2006/06/09
    DBZは螺旋を描きながら飛んでいく矢で、なおかつ「終われない物語」で、つまりそれは人の営みと同じ。
  • 接続された眞鍋かをり嬢 - 万来堂日記3rd(仮)

    テレビを見ながらぼんやりと「この有名人が『このがとても面白いです』とかいったら、そこから火がついてベストセラーになったりしないかなー」とか考えたりしていたんですわ。ほら、古い話になるけれど「アルジャーノンに花束を」のヒットにヒムロックが一枚かんでいるような感じで。 と、なんだ、これってティプトリーの傑作短編「接続された女」そのまんまじゃないかということに思い当たった。 「接続された女」は短編集「愛はさだめ、さだめは死 (ハヤカワ文庫SF)」に所有されている作品。一切の広告が禁止され、その代わり厳選されたセレブ達がその商品を愛用することで企業が宣伝活動を行うようになった世界を舞台にした、壮絶なラブストーリー。作品の持つ先鋭的なイメージはサイバーパンクの先駆なんぞと再評価されたりしたのも、今では古い話で。 この作品で示された『有名人が広告塔代わりになる』という状況も、ありえない話ではなくなっ

    接続された眞鍋かをり嬢 - 万来堂日記3rd(仮)
    gnt
    gnt 2005/12/20
    言われてみれば。昔からハイプはあって、その抽象としてSFは機能したんだけど、今は現実が追いついた、ッてことかな?
  • 2005-11-10

    今までseesaaでやってたんですが、はてなの方に引っ越してきました。 皆様、よろしくお願いいたします。 宇宙舟歌 (未来の文学) 作者:R.A. ラファティ国書刊行会Amazon ラファティの長編を読むのはこれで4冊目(「宇宙舟歌」と「地球礁」「悪魔は死んだ (サンリオSF文庫)」「トマス・モアの大冒険―パスト・マスター」を読了済。邦訳された長編だと残るは「イースターワインに到着 (サンリオSF文庫)」だけだけれども、そんなもんどこに行けば見つかるんだ?)。「トマス・モアの大冒険」を読んだのはかなり昔のことなので記憶もあやふやだけれども、今まで読んだ中では一番とっつきやすいと思う。長編というよりは連作短編集みたいな感じで読み進めていけるのよね。それでもラファティはラファティなんだけれど。 ラファティ作品に出てくる登場人物(人間とは限らないけどさ)は、見た目も人間だし、作中でも人間だと言わ

    2005-11-10
    gnt
    gnt 2005/11/11
    文壇サロン政治の最たるものな気が。てかお引っ越しおめでとうございます。
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