(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は25日までに、飛行中に先端部の翼の折り畳みが可能な航空機の実験飛行を実施し、成功したと発表した。 実験は米カリフォルニア州にあるアームストロング飛行研究センターで実施。試作品の航空機の翼には、合金のような軽量素材を利用。この素材は、一定の気温条件で形状を「記憶」出来る特性を有しているという。 実用化にめどが付いた場合、民間航空界も恩恵が期待出来るとし、油圧系統に大きく頼ることによる弊害なしに空気力学上の効果の向上が見込めると指摘。超音速飛行や音速より早い速度での飛行の実現に貢献出来ると期待した。
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