ADB=アジア開発銀行はアジア地域でのインフラ需要に応えるため、三菱東京UFJ銀行など国際的に活動する大手銀行と協力し、途上国の政府に対して民間の資金を呼び込むための助言を行う方針を発表し、さらなるインフラ建設につなげたい考えです。 これについてアジア開発銀行は4日、アゼルバイジャンで開いている年次総会で途上国のインフラ建設に民間の資金を呼び込むため、国際的に活動する各国の大手銀行8行と協力を強化することを発表しました。 日本の銀行では三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、それにみずほ銀行の3行が協力します。 新たな取り組みでは資金を長期で安定的に回収できる計画づくりや、法律の整備が遅れている国で担保をどう設定するかなど、民間の融資を呼び込むための妨げとなっている問題について途上国の政府に助言を行います。 アジアの開発支援を巡っては、中国がAIIB=アジアインフラ投資銀行の設立を提唱しており、