成り上がりの金持ちが、美女をとっかえひっかえ自分のものにする――。 聞けば誰しも不快感を覚えてしまうであろう、この行状を堂々やってのけた人物がいます。 太閤殿下こと豊臣秀吉です。 側室にした女性は数知れず。当時から「アイツやり過ぎじゃね?」と指摘された行為は、なんとも節操なき相手にまで及んでいます。 現代で言えば、上司や同僚の身内に手を出しまくったわけですよね。 ここまで来ると、女癖が悪すぎて明治天皇に叱られた伊藤博文をも彷彿とさせますが、同時に豊臣秀吉は創作エピソードが多い人物としても知られます。 実際のところ、秀吉には何人の妻や側室がいたのか? それは、どんな女性たちだったのか? 本稿で秀吉の女性遍歴を振り返ってみましょう。 ※以下は伊藤博文の関連記事となります