■ 昨日、産経「正論」欄に、民主党批判の原稿を載せた。 こういう原稿を書くと、何時も、雪斎における「自民党色」を口にする御仁が出てくる。 雪斎は、「自民党員」であったことは一度もない。 故に、自民党の執政を兎に角、支持するという義務はない。 自民党所属議員の政策担当秘書だったという前歴を云々する向きもあるかもしれないけれども、雪斎の「永田町キャリア」の出発点は、非・自民党政権のスタッフである。こういった事情から、雪斎は、鳩山由紀夫、渡部恒三、羽田孜、岡田克也といった人々には何ら悪しき感情を持っていない。無論、民主党若手には、親しい政治家もいる。故に、民主党を兎に角、批判しなければならない理由もない。 雪斎の原稿に「党派性」を見る人々がいるとすれば、その人々こそが「反自民」、「親民主」という「党派性」を持っているのである。 問題なのは、安全保障、国際経済といったように日本の対外信用が掛かって