■ 「米国よ、さま見ろ」など嘯いている人々は、本当に反省したほうがいい。下掲のロイター配信記事などを読めば、そうした思いを強くする。 □ 〔アングル〕ビッグ3破産法11条申請なら、日本経済が戦後最悪の後退局面入りの可能性 2008年 12月 12日 18:33 JST [東京 12日 ロイター] 経営危機にある米ビッグスリー救済法案が米上院で事実上廃案になったが、市場では、今後ビッグ3が米連邦破産法第11条の適用申請に追い込まれるかどうかに注目が集まっている。実際に申請すれば、米国経済のさらなる悪化を通じて、日本経済が戦後最悪の景気後退に直面する可能性も浮上してきそうだ。 <米国の後退局面、16カ月超える可能性も> 三菱東京UFJ銀行・経済調査室長の内田和人氏は「ビッグスリーが破たん処理ということになると、サプライヤーの雇用も含め、米国内だけで最大300万人程度に影響がある」と見ている。そ