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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (18)

  • 麻生太郎総理に - 雪斎の随想録

    ■ 「米国よ、さま見ろ」など嘯いている人々は、当に反省したほうがいい。下掲のロイター配信記事などを読めば、そうした思いを強くする。 □ 〔アングル〕ビッグ3破産法11条申請なら、日経済が戦後最悪の後退局面入りの可能性 2008年 12月 12日 18:33 JST [東京 12日 ロイター] 経営危機にある米ビッグスリー救済法案が米上院で事実上廃案になったが、市場では、今後ビッグ3が米連邦破産法第11条の適用申請に追い込まれるかどうかに注目が集まっている。実際に申請すれば、米国経済のさらなる悪化を通じて、日経済が戦後最悪の景気後退に直面する可能性も浮上してきそうだ。 <米国の後退局面、16カ月超える可能性も> 三菱東京UFJ銀行・経済調査室長の内田和人氏は「ビッグスリーが破たん処理ということになると、サプライヤーの雇用も含め、米国内だけで最大300万人程度に影響がある」と見ている。そ

    麻生太郎総理に - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/12/13
    えー、雪斎先生がぶっちゃけているようなので、オレも言うとですね。世界中が不況になれば、それこそガチ左翼は心の底では喜ぶんでないかい?中南米の持て囃しっぷりを見るにそう思えてならんのだが。
  • 『回顧録』より - 雪斎の随想録

    ■ 「これまで軟弱外交とか、親米とか、親英とかの言を用いて時の当局を攻撃し、事実を究めず、根拠薄弱な放言を以て群集を煽動した弊風は、当事者を鞭撻する上で何ら実質的な効果がなく、却って相手国の誤解を招いたに過ぎなかったのである」。 これは、誰の言葉であろうか。 麻生太郎総理の曽祖父、吉田茂の岳父、大久保利通の次男、即ち牧野伸顕の言葉である。牧野の口述したものを牧野の孫に当たる吉田健一が書き留めた『回顧録』に、この記述がある。 戦前、牧野は外務大臣を務めた後に宮中に入り、内大臣として昭和天皇に仕えた。牧野が内大臣だった時、侍従長だったのが、終戦時に宰相の座にあった鈴木貫太郎であり、侍従武官だったのがが、陸軍大臣であった阿南惟幾である。 牧野が内大臣を退任したとき、昭和天皇は、その退任を落涙しながら惜しんだという挿話がある。後に、牧野と鈴木は、二・二六事件の決起将校によって襲撃され、昭和天皇は、

    『回顧録』より - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/11/27
    穏健保守が電波保守を批判するの図。
  • 「市場」優位の時代は終わったか。 - 雪斎の随想録

    ■ 昨日午前、六木ヒルズで安全保障関連の会合に加わる。 帰りがけに、京橋の「中央公論」に寄ろうとしたら、大和総研に移った著名エコノミストのTさんに出くわす。時節柄、「ビッグ・スリー」の話になる。雪斎は、先刻の「ビッグ・スリー」首脳の議会証言を観れば、「いっそのこと、潰したほうが米国のためにはなるのではないか…」という気がしているl。首脳が議会公聴会にプライヴェート・ジェットで乗り付けたというのも、ひどい話である。この首脳の姿は、米国の企業経営者の現在の「質」を表しているのではないか。Tさんを含め最近会ったエコのミストからは、異口同音に、「ビッグ・スリーはもう駄目だろう…」という話が聞かれる。 ところで、1970年代後半、ベトナム戦争の後、「米国の優越は終わった」と語られた時期があった。日国内には、米国に対する複雑な感情があるせいいか、米国が「変調」を来たせば、「米国は終わった…」という

    「市場」優位の時代は終わったか。 - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/11/22
    これはまた大胆な提案
  • 「気持ちは判る…」で納得しない…よな。 - 雪斎の随想録

    ■ これは、心底、嫌な話である。 □ 連続テロか 元厚生事務次官宅でが刺され重傷 11月18日  産経新聞 18日午後、東京都中野区の元厚生事務次官、吉原健二さん(76)宅で、家にいたの靖子さん(72)が、宅配便の配達を装った人物に刃物で刺された。女性は重傷。警視庁で連続テロの可能性もあるとみて男の行方を追っている。 同日午前には、同じく元厚生事務次官の山口剛彦さん(66)とその(61)がさいたま市内の自宅玄関で刺され死亡する事件がおき、埼玉県警が殺人事件として捜査している。 吉原さんは1986年に社会保険庁長官、88年に厚生事務次官を歴任。その後、日赤十字社理事などを務めた。 「テロ」という言葉を聞くとは、思わなかったけれども、NHKの九時台のニュースでも、テロというニュアンスで伝えられていた。確かに、年金行政を扱っていた元高官が襲われたのだから、何らかの意図を伴った「テロ」と考

    「気持ちは判る…」で納得しない…よな。 - 雪斎の随想録
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    hagakurekakugo 2008/11/19
    ずっと前から思ってたけど、忠臣蔵って典型的なテロじゃん。全然共感出来なかったよ。同じような感想を持ってる人がいてなんか嬉しい。
  • コリン・パウエルの選択 - 雪斎の随想録

    ■ このニュースは、久しぶりに「をを」と思った。 □ パウエル前国務長官、オバマ氏を支持=マケイン氏に大打撃-米大統領選 【ワシントン19日時事】ブッシュ米共和党政権の1期目に国務長官を務めたコリン・パウエル氏は19日放映のNBCテレビの報道番組で、民主党大統領候補のオバマ上院議員を支持すると表明した。オバマ氏を「国民を鼓舞し、国を変革する人物。スタイルも中身もある政治家」などと称賛した。 さらに、オバマ氏が当選すれば「黒人だけでなく全国民の誇りとなり、米国だけでなく世界を熱狂させるだろう」と語り、投票日には「オバマ氏に投票する」と言明した。 黒人初の統合参謀部議長や国務長官を歴任したパウエル氏は、「アメリカン・ドリーム」の体現者。黒人大統領の座を目指すオバマ氏を党派の壁を超えて支援する立場を鮮明にした。 パウエル前長官がオバマ氏を支持するとのうわさは長くくすぶっていたが、選挙戦最終盤で

    コリン・パウエルの選択 - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/10/21
    『「勇ましいことを口にするだけの人々」が有害』 最近の雪斎先生はこういう日本の「保守派」に対するさりげない嫌味が多い気がする。
  • テロ支援国家指定解除? - 雪斎の随想録

    ■ 『インターナショナル・ヘラルド・トリビューン』紙に掲載されたAP通信記事「政府筋、米国は北朝鮮をテロ・リストから外す模様」(U.S. dropping North Korea from terror list, officials say)には、次のような文面がある。 米国政府による北朝鮮のテロ支援国家指定解除を伝える記事である。 The removal from the U.S. list of state sponsors of terrorism, is only provisional, the officials said. North Korea would return to the list if it failed to comply with inspections of its nuclear facilities as part of the effort to

    テロ支援国家指定解除? - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/10/13
    うーん、これは…。「必要が生じれば「武力行使」というオプションを選ぶことを躊躇うまい」いや、躊躇うでしょ。想定される韓国への被害とかは考慮外?クリントン政権時に試算したと思うんだけど。
  • 「パール論争」の下らなさ・続 - 雪斎の随想録

    雪斎は、新著に次のように書いた。 現在でも、「保守・右翼」知識層の中には、日にとっての第二次世界大戦が「アジア解放のための戦争」であったと主張する向きがある。だが筆者は、そうした「保守・右翼」知識層の中に、「日台湾、朝鮮半島、満州を自らの手で解放すべきであった」という主張を聞いたことがない。戦後においてですら、少なくとも「保守・右翼」知識層からは、往時の海外植民地の保持それ自体に疑義を示す声は、あまり聞かれないのである。ましてや、「帝国」の枠組みと海外植民地が残っていた戦前期には、そうした議論は「暴論」の類であったのかもしれない。 文中、そうした議論とは、石橋湛山に代表される「植民地放棄」論である、たとえば満州を日の独占的な支配地域として位置づけるわけにはいかないという議論は、すでに吉野作造、石橋湛山、古島一雄のような人物によって示されていた。 自らの植民地主義行動を総括していると

    「パール論争」の下らなさ・続 - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/10/08
    この人の言葉には美学があるよなぁ。
  • 「パール論争」の下らなさ - 雪斎の随想録

    ■ 今年春より、隔月で『読売新聞』で論壇ショート・コメントを担当しているので、色々な雑誌を手広く読んでいる。ところで、最近、頻繁に目にするのは、「パール判事」という文字である。 ラダ・ビノード・パール判事は、東京裁判でA級戦犯とされた人々を無罪とする判断を示した人物として有名であるけれども、その判断の意図をどのように解釈するかで、論争が起こっているわけである。 ただし、雪斎にとっては、あまり面白くない論争である。 国際刑事裁判所((International Criminal Court、:Cour Pénale Internationale)という枠組がある。それは、「集団殺害犯罪」、「人道に対する犯罪」、「戦争犯罪」に関する個人の責任を追及する枠組である。冷戦終結後、民族紛争に伴う大量虐殺など「人道に対する罪」を裁く国際犯罪法廷が安全保障理事会決議によって臨時に設置された。旧ユーゴスラ

    「パール論争」の下らなさ - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/10/07
    辛辣だが的を射ているなー。
  • 「一時の屈は萬世の伸なり」。 - 雪斎の随想録

    ■ 自民党総裁選挙は、「志ある人々は総て出る」という雰囲気になってきた、結構なことである、 昨日の段階で、石破茂、山一太、棚橋泰文の各氏も出馬の意向を示した。 これに加えて雪斎は、谷垣偵一さんや中川昭一さんにも出てもらえないかなと思う。 候補が八人も九人も並んでくれれば、「麻生の次」は困るまい。「スペアは幾らでもいる」ということを示すのは、政党の強さなのである。 振り返れば、安倍晋三、福田康夫の両氏は、「負けた経験」を持たない政治家であった。「負けた経験」をも持たない故に、その終りは似たようなものであった。 此度の選挙の結果、確実に五,六人は、「負けた経験」を積むことができる。このことの意味は、小さくない。 吉田松蔭が野山獄に送られた折、父親が次のように語ったとされる。 「一時の屈は萬世の伸なり、繋獄何ぞ傷まんや」.。 ところで、昨日夜、NHKニュースで、石破茂さんが、「経済」に関する持

    「一時の屈は萬世の伸なり」。 - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/09/22
    枝野は結構色んな人から期待されてるんだな
  • ブログ運営停止のお知らせ - 雪斎の随想録

    ■ 日未明、「やってられないわ」という気分を表明したところであるけれども、段々、その気分が亢進したので、このブログの運営も潮時だなという想いも出てきた。 ということで、突然ではあるけれども、このブログの運営も相当な期間に渉り、停止することにする。 思えば、このブログの運営は、政治学者が世の「床屋政談」に付き合ってみるという趣旨で始めたものであったけれども、そうしたことにも、限界を感じている。誰か、雪斎のほかに、世の「床屋政談」に付き合おうとする政治学者がいれば、その活躍を期待するけれども、雪斎がその奇特な役割の一端を担いつづける必要もあるまい。 雪斎は、「永田町時代」から、仕えた愛知和男代議士の意向と無縁であることを強調しながら言論活動を続けてきたけれども、「永田町」から撤退して一年過ぎても、「永田町」とのつながりを云々する向きがあるのを知れば、「床屋」と「永田町」、あるいは「大学」を架

    ブログ運営停止のお知らせ - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2008/04/24
    ぎゃあああああああああああああ!そんなあああああああああああああ!お疲れ様でした。
  • 「やってられないわ」という気分 - 雪斎の随想録

    ■ 野村證券の中国人社員が起こしたインサイダー取引事件は、二つの意味で「またかよ…」という印象を世に与えることになる。一つは、野村證券という日の最大手証券会社が起こした不祥事ということで、「またかよ…」であるけれども、二つは、中国j人絡みで起こった問題であるということで、「またかよ…」である。日の金融資主義の実態が与える対外印象の点でも、チベット情勢が惹起した対中感情の悪化を更に進めそうだという展望の点でも、「よいこと」は何もない。 ところで、今、野村のCMに登場しているのが、阿木燿子・宇崎竜童夫である。奥さんの阿木さんは、一体、おいくつなのであろうか。三十年前から容貌が全く変わっていないのが、不思議な女性である、 この夫の代表作品に山口百恵さんが歌った「絶体絶命」がある。次のような一節が有名である。 さあさあ  さあさあ すっかりカタはついたわ すっかりカタはついたわ すっかり

    「やってられないわ」という気分 - 雪斎の随想録
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    hagakurekakugo 2008/04/24
    「絶望した!ネット言論のレベルの低さに絶望した!」
  • 民主党に知恵を付けてみようか。 - 雪斎の随想録

    ■ 昨日、産経「正論」欄に、民主党批判の原稿を載せた。 こういう原稿を書くと、何時も、雪斎における「自民党色」を口にする御仁が出てくる。 雪斎は、「自民党員」であったことは一度もない。 故に、自民党の執政を兎に角、支持するという義務はない。 自民党所属議員の政策担当秘書だったという前歴を云々する向きもあるかもしれないけれども、雪斎の「永田町キャリア」の出発点は、非・自民党政権のスタッフである。こういった事情から、雪斎は、鳩山由紀夫、渡部恒三、羽田孜、岡田克也といった人々には何ら悪しき感情を持っていない。無論、民主党若手には、親しい政治家もいる。故に、民主党を兎に角、批判しなければならない理由もない。 雪斎の原稿に「党派性」を見る人々がいるとすれば、その人々こそが「反自民」、「親民主」という「党派性」を持っているのである。 問題なのは、安全保障、国際経済といったように日の対外信用が掛かって

    民主党に知恵を付けてみようか。 - 雪斎の随想録
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    hagakurekakugo 2008/03/16
    イイ事を言っているのに、タイトルで損をしているような。「私が民主党に助言するならば」の方がしっくり来るかと。
  • 民主党発「永田町不況」か。 - 雪斎の随想録

    ■ 「いい加減にせいよ…」と思う、 日銀総裁人事に関して、民主党の反対の理由は三つである、 1 財務次官経験者では日銀の独立性が保てない。 2 超低金利政策に責任がある。 3 五年前にも反対した。 3は理由にならない。 1も考え方がおかしい。タイガースに移籍した元ジャイアンツの選手が、ジャイアンツの勝利のことを考えるか。 唯一、反対根拠としてまともなもののように映るのは、2である。ただし、あのデフレ環境下で金利を下げるというのは、どうして批判の理由になるのであろうか。 この民主党の理屈は、「ためにする」ものでしかないであろう。 各紙社説は、総裁ネタを扱わなかった読売を除き、朝日、毎日、日経、産経がほぼ一致して民主党の理屈に批判的な論調となっている。当然であろう。 今日水曜日付けの産経新聞「正論」欄には、今年最初の雪斎の原稿が載る。 題して、「民主党発『永田町不況』か」である。 思いっきり、

    民主党発「永田町不況」か。 - 雪斎の随想録
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    hagakurekakugo 2008/03/12
    ただこの声がテレビメディアから聞かれる事はないのであった。NHKとか腰が引けすぎ。民主党執行部が誰の代弁者なのか本気で分からない。
  • コソヴォ雑感 - 雪斎の随想録

    ■ 少し前、オーストリア・ハプスブルク家の当主という人物がインタビューに答えて、「私は、ヨーロッパ人だ」語っていたのを視たことがある。そういえば、今の欧州連合というのも、見方によっては、多様な民族を包み込んだ「帝国」であるといえなくもない。このハプスブルク家当主の幼少時には、まだオーストリア・ハンガリー帝国の枠組は存在していたのであるから、彼にしてみれば、欧州連合の枠組は、「結局、昔に戻っただけのこと」なのかもしれない。 ところで、こうした「帝国」の枠組に最も激しく反発しているのが、セルビアであり、そのセルビアに肩入れしているのがロシアであるという構図は、百年前と今とでは、さほど変わっていないようである。サライェヴォ事件の折、オーストリア「帝国」皇太子夫の暗殺に及んだのは、セルビアの民族主義者であった。 コソヴォ独立は、セルビアにいわせれば、「米国とEUの陰謀」らしいし、ロシアにとっては

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  • 国連旗を持った中国人民解放軍 - 雪斎の随想録

    ■ 色々な可能性を考えておく必要がある。 □ 北の緊急時、軍派遣 中国、核の安全維持計画 米シンクタンク 1月9日8時1分配信 産経新聞 【ワシントン=有元隆志】中国人民解放軍などの北朝鮮専門家が米研究者に対し、北朝鮮で不測の事態がおきた場合の対応として、人民解放軍が北朝鮮に入り、核兵器などを管理する可能性を語っていたことが、8日まで に米シンクタンク戦略国際問題研究所(CSIS)のまとめた報告書で明らかになった。 報告書によると、中国北朝鮮専門家らは、北朝鮮の状況について、安定しており、金正日総書記の急死などの事態がない限り、今の状態が数年以上は続くとみている。ただ、不安定化の可能性が増すことを懸念している。 北朝鮮が不安定化した場合の中国の優先課題は、国境から難民が押し寄せてくることを防ぐことで、軍を北朝鮮国内に派遣することもあるという。その場合、国連と緊密に連携し、承認を得たほうが

    国連旗を持った中国人民解放軍 - 雪斎の随想録
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    hagakurekakugo 2008/01/25
    宮崎哲弥だったか、中国が穏当に北朝鮮を支配する可能性に触れていたな。
  • 政治という技芸 - 雪斎の随想録

    ■ 「なるほど…」と膝を打った対応である。 □ 福田首相「一律救済」を決断=議員立法で対応、今国会成立目指す-薬害C型肝炎 12月23日19時1分配信 時事通信 福田康夫首相は23日、薬害C型肝炎の被害者について「全員一律救済ということで、議員立法とすることを党との相談の結果、決めた」と表明した。与党はそのための法案を今国会に提出、成立を目指す。民主党など野党にも協力を呼び掛ける。一律救済を求める薬害肝炎訴訟の原告側の主張を踏まえ、首相が血液製剤の投与時期などで救済対象を決める政府方針を転換した。これに対し、東京都内などで記者会見した各地の訴訟原告・弁護団は「大きな一歩だ」と評価。首相に対し被害者らと面談し実情を聞くよう重ねて訴えた。 首相は、大阪高裁和解骨子案を踏み出して、原告側の要望に応えるには行政府としては限界があることから、自民党総裁として決断した。最近の内閣支持率の急落を受け、指

    政治という技芸 - 雪斎の随想録
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    hagakurekakugo 2007/12/25
    うむ、これはいただけない
  • 保守論客の「冬の時代」 - 雪斎の随想録

    ■ 安倍晋三内閣の総括が始まっている。たとえば次のような記事がある。 □ 特集:安倍首相の1年 安倍政権の挫折 「戦後レジームからの脱却」「美しい国」 長期政権を目指した安倍晋三内閣は、首相自らがその任に耐えられなくなったことで、1年という短命に終わる。「戦後レジーム(体制)からの脱却」を掲げ、内政・外交を問わず目指す政策を力で推し進めながら、終えんは余りにあっけなかった。強気の首相を支えたのは、小泉前政権の遺産とも言うべき衆院での与党の圧倒的多数。しかし、参院選で過半数を失い「数」に頼る政策展開が不可能になったことで、再起への意思は阻まれた。【古陽荘、田所柳子、大場伸也】 …中略 ◇保守派、「冬の時代」懸念 安倍首相の突然の退陣に、閣内外で政権を支えてきた保守派は落胆を深めている。「リベラル寄り」と位置づけられる福田康夫元官房長官が自民党の新総裁になったことで発言力が弱まるのは確実で、

    保守論客の「冬の時代」 - 雪斎の随想録
    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2007/10/02
    穏やかな語り口ながら、誰よりも辛辣。
  • 安倍晋三第一次改造「下値固め」内閣 - 雪斎の随想録

    ■ 明日、安倍晋三内閣の改造が行われる。 此度の内閣改造の目的は、安倍晋三内閣と自民党の勢いにおける「下値固め」をおこなうことである。だから、この内閣改造で支持率の劇的な反転を狙う意味はない。「底」が抜けるのを避けることができさえすればいい。 故に、今次改造内閣は、次の衆議院選挙に向けた内閣ではない。次の選挙は、「第二次改造内閣」か「ポスト安倍内閣」で対処することになるのであろう。そのためにも、安倍総理にとっては、此度の改造は、「慎慮の所産」でなければならない。「殿軍の戦」を闘うのが、此度の改造内閣なのである。 ところで、『朝日新聞』朝刊(8月22日付)文化面には、「曲がり角の保守系論壇誌 過激にあおる雑誌台頭」と題された記事が掲載され、雪斎のコメントが結びに付されている。ところで、この記事を読んで知ったのは、保守論壇では安倍総理に対する落胆の感情があるということである。しかし、そうした保

    安倍晋三第一次改造「下値固め」内閣 - 雪斎の随想録
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    hagakurekakugo 2007/08/31
    こういう外交では小泉元総理より遥かに上なんだけど、慰安婦問題や靖国問題だけで落胆したり見限ったりする保守系知識人が本当に分からない
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