IPv6に関する一般的な質問 1. IPv6の利点は何ですか? IPv6の大きな利点はNATが不要になることです。 IPv4では、IPアドレスの不足を解決するためにNATが広く使われていますが、 NATには以下の問題があります。 NATを介する通信では、 通信を開始できる端末が限定される (通信の非対称性)。 実装や運用が難しい。 使用できるアプリケーションが制限される。 企業合併などでネットワークを併合すると、 プライベートアドレスが重なり、アドレスを付けなおす必要が生じる。 IPv6では、アドレスを潤沢に利用できるのでNATは不必要であり、 以上の問題は解消されることになります。 NATがなくなることによって、端末間で双方向の通信を実現できるようになります。 たとえば、ファイルを送信したいときに、 IPv4ではメールサーバやWWWサーバを介してファイルを送信しますが、 IPv6では直接