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bookとLifeに関するhatayasanのブックマーク (22)

  • 人間やってる以上「課題」はなくならない / 熊代亨『「若作りうつ」社会』を読みました

    我が家の日々の生活に基「他者」は滅多に入り込まない。親世代と連絡を取るのも年に数回、お客さんが来ることも少なく、近所付き合いはない場所に住んでいる。人間の夫婦とねこ1匹で成り立っている。 ある時、(俺の)母親から「友達呼んだりしないの?みんなで鍋とかやらないの?」と問われて面らったことがある。だって「家」はプライベート空間だろう。そんな週末のたびに誰かを呼んだりしていたら、この小さい家族だけでのんびりする暇がなくなっちゃうじゃないか。そう思ったのだけど、そういや俺はこの母親に育てられたはずなのに、何故こうなったんだろう。 母親自身は近所付き合いが盛んで、事情があるせいでなかなか人を呼べないことを悔しがっているタイプの人種である。実家は広めのLDKがある。「人種」の違いなんだろうと勝手に思っていたが、これもしかして現代居住環境の問題なのではないかと、書第四章を読んでちょっと思ったりした

    人間やってる以上「課題」はなくならない / 熊代亨『「若作りうつ」社会』を読みました
    hatayasan
    hatayasan 2014/03/01
    “「その年齢でやっておきたかったことをやれなかったから、後悔がエイジングアンチになって醜悪さを増す」”
  • 家庭環境と読書の習慣のこと/図書館となら、できること

    少女:先生のお父様は、最初大工さんで、そのあとを修理する職人さんになられたのでしたね。 司書:ええ。 少女:お母様はどういう方ですか? 司書:元気な人です。子供たちの釣りに〈引率〉を口実に着いてきて、一番夢中になって釣りを楽しむような人でした。 少女:やっぱりが好きな方でしたか? 司書:いいえ。彼女はを読めませんでした。おそらく自分の名前以外は書くこともできなかったと思います。彼女は早くに父親を亡くして、働きに出なければならなかった母親のかわりに、弟や妹たちの世話をしなければなりませんでした。学校は好きでしたが、ほとんど通えなかったと言っていました。 少女:そうだったんですか。 司書:彼女が読むようになったのは、私の父が亡くなってからです。識字教室を探してきて、そこで読むことを学び始めました。「これでやっとお父さんの仕事を読むことができるね」と喜んでいました。もっとも父は洋古書の修繕

    家庭環境と読書の習慣のこと/図書館となら、できること
    hatayasan
    hatayasan 2012/12/31
    「私はこの件について諦めることを、すでに諦めていたのです。」
  • Amazon.co.jp: 自分を探さない旅: 吉田友和: 本

    Amazon.co.jp: 自分を探さない旅: 吉田友和: 本
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    hatayasan 2012/08/05
    35歳で会社を辞めて旅行作家専業になったという話。8月6日朝日書評に掲載。
  • Amazon.co.jp: いのち―8人の医師との対話 (講談社文庫): 柳田邦男: 本

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    hatayasan 2010/11/29
    山崎章郎、日野原重明、河野博臣氏などとの対話を収録。
  • Amazon.co.jp: ドナウよ、静かに流れよ (文春文庫): 大崎善生: 本

    Amazon.co.jp: ドナウよ、静かに流れよ (文春文庫): 大崎善生: 本
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    hatayasan 2010/11/29
    手紙や遺品、インタビューを通して33歳の恋人と心中した19歳の心に迫る。感情移入多めでノンフィクションというよりはノベルに分類したほうがいいかも。
  • Amazon.co.jp: パルモア病院日記―三宅廉と二万人の赤ん坊たち (新潮文庫): 邦彦,中平: 本

    hatayasan
    hatayasan 2010/11/14
    周産期医療の走りとなった神戸の産科「パルモア病院」創設者・三宅廉氏のあくなき情熱。1986年刊だけど内容は今にも通じるものが。cf.http://www.palmore.or.jp/popup/outline-miyake.html
  • Amazon.co.jp: ガン再発す: 逸見政孝, 逸見晴恵: 本

    hatayasan
    hatayasan 2010/10/26
    いつもは古本しか買わない父親が珍しく新刊で買ってきたのを驚いた思い出が。逸見政孝氏のガン発表の会見の様子は今でも覚えている。
  • たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い (新潮文庫) | 佐野 三治 |本 | 通販 | Amazon

    たった一人の生還―「たか号」漂流二十七日間の闘い (新潮文庫) | 佐野 三治 |本 | 通販 | Amazon
    hatayasan
    hatayasan 2010/10/26
    1992年のヨット遭難事件の生還者の手記。「新潮文庫の100冊」に入ったこともあったけど、今は新刊では手に入らない模様。
  • Amazon.co.jp: 病院で死ぬということ (文春文庫 や 26-1): 山崎章郎: 本

    Amazon.co.jp: 病院で死ぬということ (文春文庫 や 26-1): 山崎章郎: 本
    hatayasan
    hatayasan 2010/10/26
    病床にある父親が子に向けて手紙を書く章「息子へ」を読むだけでも買う価値がある。
  • 梅田望夫 - Musings - ウェブブック『生きるための水が湧くような思考』(梅田望夫著)

    (梅田望夫『シリコンバレー精神』ちくま文庫、2006年8月、文庫のための長いあとがき) 「シリコンバレー精神」とは/そのときグーグルは何をしていたのか/未来を創造する営みが水面下で続けられていた歴史起業家主導型経済にバブルやモラルハザードの発生は必然/「シリコンバレー精神」だけがメカニズムを補強できる/活況を呈したシリコンバレーでまたバブルが起きるか/「シリコンバレー精神」でモノを書く/「二〇〇一年秋から二〇〇六年夏」のこと/その後の私

  • [書評]わたし、男子校出身です。(椿姫彩菜): 極東ブログ

    「わたし、男子校出身です。(椿姫彩菜)」(参照)を勧められて読んでみた。読書前には著者椿姫彩菜についてはまるで知識を持っていなかったし、書籍についても性的同一性障害の子の話らしいという以外は知らなかったが、ためらうことなくポチッと購入して読んだ。 今アマゾンを振り返って見ると読者評がきびしいが、私はこれはかなりの良書であると思う。少なくとも星は4つはつける。5つ付けてもいいんじゃないかとも思うが、私はおよそ星数の評価というものが自体が好きではないし、星1つ引く趣向があるわけではないが、このは受けない人もいるだろうから少しお勧め度を減らすかなくらいだ。しいていえば学校の先生には是非読んで欲しいとは思う。 版元は、ズッコケ三人組(参照)で有名と言うべきだが、私としてはかいけつゾロリ(参照)で有名なポプラ社というか、原ゆたかのイラストのせいかどうにも坂井宏先社長(参照)につい親近感を感じてしま

  • 指先で紡ぐ愛-グチもケンカもトキメキも - 煩悩是道場

    このは、先日asahi.com(朝日新聞社):目見えず、耳も聞こえず 東大・福島さんに博士号 - 社会で話題になった福島智さんの奥様である光成沢美さんがお書きになられただ。 上述したasahi.comの記事のブックマークコメントでid:ceekz「この方をモデルにしたドラマを観た記憶があるのだけど、なんと言うタイトルだったかなぁ。」とお書きになられているのを目撃し、いろいろ探ってフジテレビのドラマで「指先でつむぐ愛」というドラマではないだろうか、と思い、その旨をブックマークで書いた。残念ながらceekzさんがお探しのドラマはこれではなかったようなのだけれども、私はこのドラマの存在をきっかけにして、原作である同著に辿り着いたのだから不思議な縁を感じざるをえない。この場をお借りして、このを知るきっかけを作ってくださったceekzさんに感謝の意を表したい。 福島智さんは、9歳で失明を、

    hatayasan
    hatayasan 2008/06/18
    "共依存"の話など。
  • 「最高」を知ることの大切さ - 琥珀色の戯言

    個人サイトで「つまらなかった」と書く必要性(琥珀色の戯言(3/25) 「面白い理由」を表現することの難しさ(琥珀色の戯言(3/26) ↑のエントリの話の続きみたいなことを書いてみます。 岡部さんので、すごく印象に残った部分があったので。 あるの「面白い理由」を表現できるようになるためには、どうすればいいのか、という話なのですが、面白い作品の「面白さの理由」に近づくためには、「つまらない」をどんなにたくさん読んでも、なかなか難しいのではないか、という話です。 (シンボリ)ルドルフとの出逢いが、どうしてそれほど私の人生に大きな影響を及ぼすことになったのか。ひと言でいうならえ、ルドルフによって「最高」というものを知ったからである。 それ以前にもグリーングラス(昭和53年の天皇賞・春を勝利)などの名馬に乗ることはできていたが、そんな歴史的な名馬とくらべてもルドルフは次元が違った。 デビュー前

    「最高」を知ることの大切さ - 琥珀色の戯言
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    hatayasan 2008/04/13
    「「最高」を知っていれば、その「完成形」からの引き算で、「足すべきもの」が容易に見えてくるのです。」最高とされるものに触れる、知ることで自分の補うべき器量がわかってくるという話。
  • 記録するということ。 - みんなの25時

    web, あれこれ恥ずかしながら戻ってまいりました。新しい仕事は見つかっておりません。突然勤務先をクビになり荒んだ日々を送っておりましたが、やさぐれているだけではこの局面を打開できない、何かきっかけを作らなければと思い直し、3/3〜5と上京してきました。ここのコメント欄やtwitterなどで励ましの言葉をいただいた方々に直接お礼を言うことができてよかった。お会いできた皆様、当にありがとうございました。この旅行が自分にとってどんな意味を持つかは今後の自分次第なので、もうちょっと頭を整理して考える時間を取りたいと思います。この3日間で同世代の人と話す機会をたくさん持つことができました。話題は主に自分たちの世代*1が置かれている状況について。未婚、既婚、会社員、フリーランス、専業主婦、東京生まれ、地方出身、などなど、職業や立場の違いもあいまって実に様々な意見が交わされましたが、誰にも共通してい

    hatayasan
    hatayasan 2008/03/07
    「日記は、過ぎ去った過去を提供する。在庫目録の作成としてではなく、瞬間撮影の形で。ーー展望の形ではなく、のぞきこむことによって。」
  • RK's blog "ON AND OFF":「生物と無生物のあいだ」からの問い - livedoor Blog(ブログ)

    ページを繰るのももどかしく一気読み。ああ、読書の喜びとはこうでなくては。 書のメインテーマは、”生命とは何か”という大きなものだ。科学史上、このテーマをめぐって成し遂げられてきた重要な仕事と、関係した人物が、福岡先生ならではのライティングで新たな像として浮かび上がり、わかりやすく、かつ、美しい文章で綴られている。さらに、福岡先生の鋭利だけれどもどこか温かさとユーモアをたたえた視点が加わることで、我々は科学と社会、あるいは科学と人間、そして科学と自分の関わりについて、過去の知見を学ぶのみならず、これから、自分で思考するためのヒントを得ることが出来る。 また、このおもしろさを倍加させているのは、福岡先生が自らのの研究の歩み、いや、研究者・科学者を志した子供の頃からの知の遍歴が随所に組み込まれているところだ。そのおかげで、「の筆者である福岡先生−の内容−の読者である我々」の三者の関係

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    hatayasan 2008/02/19
    「もし、あの2年間、もっとちゃんと学んでいたら。もうすこし「準備された心」を持っていたら、私にも「生命」というものが違った様相で見えるようになっただろうか。違う仕事、別の人生があっただろうか。」2007年6月
  • stillwantto.be

    hatayasan
    hatayasan 2008/02/15
    夢を追う人に贈る本。
  • 役立たずなものほどおもしろい。 - Something Orange

    どう言ったらいいのかな……趣味趣味以外の意味を付加されたくない。不純物をなるべく取り除きたい。ネガティブな意味でもポジティブな意味でも付加価値は無くていい。「教養になる」「人生が変わる」「承認欲求が満たされる」「逃げ場所になる」そんなもの全て、知ったことか! とか思う。 もちろん、他人にまでそうしろと言うつもりはないし、僕自身そこまで自由になれているとは思っていない。でも、方向としてはそっちに行きたいんだよね。 「付加価値はいらない。」 そうですね。そんな感じ。 早稲田大学の名物教授の講義をまとめた『ホラー小説でめぐる「現代文学論」』に、文学部に入る者の条件は「他人には絶対に言えないこと」をいくつ抱えているかだ、と述べている箇所があります。 さびしさ、むなしさ、無関心、嫌悪、憎悪、嫉妬、うそ、虚栄心、孤独感、性的関心、破壊欲、消滅願望――それらの「絶対に言えない」ことをたくさん抱えている

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    hatayasan 2008/01/08
    「さびしさ、むなしさ、無関心、嫌悪、憎悪、嫉妬、うそ、虚栄心、孤独感、性的関心、破壊欲、消滅願望――それらの「絶対に言えない」ことをたくさん抱えているひとほど、文学部向き」思い当たる節、ちょっとある。
  • ウェブリブログ:サービスは終了しました。

    「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧

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    hatayasan 2007/11/17
    「「三十歳から四十五歳」という時期をどう過ごすかといった話題が、一番きつかった。まさにその通りだから。年齢も、そして状況も。」
  • 『ネット』と『生きる糧』との距離 - CONCORDE

    「いんたーねっとのあかうんと」を取ってから、この年末でまる11年になります。 実際にはコミュニケーション目的としての場は長い間(インターネットには出ずに)パソコン通信の中に留まっていましたが、当時から今に至るまで、 「発信すること(および相互コミュニケーション)を、現在もしくは将来の(経済的な意味での)"生きる糧"につなげる」ことを考えませんでした。 ……どころか、相当注意深く忌避し続けてきました。余暇娯楽の領分を踏み外してはならないと思い続けてきました。 ということをなぜわざわざ書いたかというと。 梅田望夫・著『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書:2007)を買って、読んだのです。 が、 自分でも驚くほどに心を【動かされなかった】のです。 それでは777円出した自分が悔しい(笑)ですが、でも「まぁそういう考えもあるんだろうね」のひとことを心の中から搾り出すのが精一杯だったのです。 『ウェブ進

    『ネット』と『生きる糧』との距離 - CONCORDE
    hatayasan
    hatayasan 2007/11/13
    「願わくば距離を離したままで安らかにネット人生を全うせんことを」。『ウェブ時代をゆく』を読んで確かめたネットとのつきあい方。
  • 村上春樹「ノルウェイの森」を読む: asyuu@forest

    関西地方は残暑が厳しい。静かな土曜日の始まりだ。 村上春樹「ノルウェイの森」を読了。 37歳の僕(ワタナベくん)が大学生活を振り返るシーンから始まる。 ワタナベくんは親友のキズキの自死によって「死は生の対極にあるのではなく、我々の生のうちに潜んでいるのだ」という諦観を持つ。キズキ・直子(キズキの恋人)・ワタナベというトライアングル(死んだ者も生者の中で生きるのだ)の中で、ワタナベは直子を愛するようになるが、彼女は死の方に惹かれ心を病んでいく。 いっぽう大学の同窓である緑は死を受け止め、それに圧倒されない強い女性として描かれている。我々の生に潜んでいる死の影に翻弄されることを拒否する強さだ。 「ノルウェイの森」が多くの読者の支持を得たのは,ある者はワタナベに、ある者は直子・緑に自分の姿を投射することができたからだろう。 ワタナベくんは、療養のため京都の療養所(といってもそれはコミューンのよう

    hatayasan
    hatayasan 2007/09/30
    「日々の残酷さはまわりだけではなく、あなた自身から発するものもある。だからこそ,きちんと生きましょう。疲れていても歯を磨き髭を剃ろう。」