ゆとり教育の見直し(その1)、知的好奇心を育てる ゆとり教育見直しがニュースで扱われた。過去の詰め込み教育からの弊害が子供達に見られたため、受験重視の教育環境では子供達にストレスを与える。そうしてはじまったのが授業時間の削減から、教科書の教える内容の変化。それを行った結果、子供達はどうかわったのか? ここの議論をしっかりして社会が確認していかないと教科書を厚くしたり、授業時間をまた増やしてみたりしても、あまり意味がないのでは。学力テストで日本の子供の学力が低下した結果がでたから、今回の見直しに一経ったのか? ゆとり教育と青少年や未成年者の犯罪増加には関係がないだろうか? ゆとり教育を見直して、引きこもりがなくなるのだろうか? 教える授業内容や授業で使われる教科書、授業時間を話し合う前に、日本という社会が今後、少子高齢化を迎える社会においてどのような人間を育てたいのか、どのような子供に育って
2月27日に新著「ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く!」(文藝春秋刊)が刊行されます。 アマゾン、紀伊国屋等で予約が始まりました。 第一読者である妻の読後の第一声が「なんか、いつもと違うことが書いてあったね」だったので、これまでに僕の本を読んでくださった読者の皆さんにも、きっと楽しんでいただけるのではないかと思います。 「ウェブ進化論」以来、この二年間はモノを書くことに没頭してきたのですが、これが最後の単著「書き下ろし」作品です。 どう「書き下ろし」たかについては、今週中に文藝春秋社サイトに本書の特設コーナーができ、そこで「この本はどうやって作ったか」の舞台裏の話が本書担当編集者の山本浩貴さんなどによって書かれる予定なので、その詳細はまた後日ご紹介したいと思います。 ウェブ時代 5つの定理―この言葉が未来を切り開く! 作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 20
ちゃんと向き合わないといけないなあと思ったので、ちゃんと書く。 ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)梅田 望夫 おすすめ平均 「お金が一番」という価値観に疑問を持つすべての人に薦めます! インターネットを活用して生きるコツ 気が重くなった わくわくする、たとえそれだけだとしても価値がある 楽しく逞しく時代をサバイブするすべ Amazonで詳しく見る by G-Tools 年寄りがダメな世界で頑張ること。 これは会社に入ったときに非常に感じた。 専門的な知識はみんなすごいけど、ネット関連のニュース、価値観を 全然わかってない。そこで自分がうまく組み合わせたら面白くなりそうって思った。 自分がどこで頑張るかは、ちゃんと選べるんだから選ばないと。 面白いものだと楽しむ心を持つ 未来は創造するものだということである。 待ってたって誰もやってくれない。 自分でちゃっち
遅ればせながら、「ウェブ時代をゆく」読了。献本感謝。 WoWに没頭しすぎていて、読み終わるのがずいぶん遅くなってしまった。 今回読み始めるのが遅くなってしまったこともあり、 読み始める前に、この本読んでずいぶん勇気付けられたというコメントを 知人の何人かから聞いていた。 その中には、今年から社会人になった新卒のエンジニアもいれば、 すでに「好きなこと」を貫いて世の中での自分のポジションを確立している人もいた。 それでも「あちら側とこちら側」や「高速道路」というような、 梅田氏がウェブ進化論でまとめたり紹介したりした言葉は、 私たちの会話の中でしばしば使われるものとなった。 彼は今ではソースコードは一行も書いていないかもしれないが、 ソフトウェアそのものではなく、 ウェブについて論じる際に基盤となる概念をまとめあげたのだ。 そういう視点で見たとき、本書で述べられている「けものみち」や 「ロー
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
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「いんたーねっとのあかうんと」を取ってから、この年末でまる11年になります。 実際にはコミュニケーション目的としての場は長い間(インターネットには出ずに)パソコン通信の中に留まっていましたが、当時から今に至るまで、 「発信すること(および相互コミュニケーション)を、現在もしくは将来の(経済的な意味での)"生きる糧"につなげる」ことを考えませんでした。 ……どころか、相当注意深く忌避し続けてきました。余暇娯楽の領分を踏み外してはならないと思い続けてきました。 ということをなぜわざわざ書いたかというと。 梅田望夫・著『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書:2007)を買って、読んだのです。 が、 自分でも驚くほどに心を【動かされなかった】のです。 それでは777円出した自分が悔しい(笑)ですが、でも「まぁそういう考えもあるんだろうね」のひとことを心の中から搾り出すのが精一杯だったのです。 『ウェブ進
2007年11月13日00:15 カテゴリ書評/画評/品評Lightweight Languages 「ウェブ時代をゆく」を読む - Only the Paranoid Survive 「ウェブ時代をゆく」というより、私が最も引っかかっているのが、以下の言葉。 Only the Paranoid Survive Andrew S. Grove [邦訳:インテル戦略転換] P. 96 「Only the Paranoid Survive」は、私がシリコンバレーで一番尊敬する経営者アンディ・グローブの言葉だ。 梅田望夫の座右の銘にして、本のタイトルになったこの言葉は、以下の二つの疑問の答えでもある。 Why do so many people love America? - なぜそんなに多くの人が合州国が好きなのか? Why do even more people love to hate A
「ウェブ時代をゆく(梅田望夫)」(参照)は当初思っていたより重厚で読み応えがあり、また提示されているいくつかのダイコトミー(二分法)が多少錯綜するかにも見えるので、図解的に整理してみたい気分にもなった。が、そうしていると読後の記録を逸しそうになるので、強引だが取りあえず自分の思いの側からエントリを書いておきたい。 読者対象はIT系志向の30歳から45歳の働き盛りのビジネスマンだろう。彼らに今後進展するウェブ時代の傾向と、どのように働き生き抜くかという課題を提示し、著者の知識と経験から具体的な対処の手法を各種示唆している。いくつかの部分は昨今流行のライフハック的な箇条書きにもまとめられるだろう。 本書の目論見は、twitterで対象範囲の読者たちの感想を私が散見した範囲では、正面から受け止めている。だが実践面で本書が説く「けものみち」、つまり大企業から離れて職業人として生きていく進路には、さ
いよいよ11月6日に書き下ろし新刊「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書)が刊行されます。 アマゾン、紀伊国屋で予約が始まりました。 この本は「ウェブ進化論」以降、本欄読者の方々をはじめ膨大なネット上の同書への感想をすべて読みながら、一年半かけて考え続けてきたことの全てです。目次は次の通りです。 序章 混沌として面白い時代 一身にして二生を経る/オプティミズムを貫く理由/「群衆の叡智」元年/グーグルと「産業革命前夜」のイギリス/学習の高速道路と大渋滞/ウェブ進化と「好きを貫く」精神/リアルとネットの境界領域に可能性/フロンティアを前にしたときの精神的な構え 第一章 グーグルと「もうひとつの地球」 営利企業であることの矛盾/グーグルはなぜこんなに儲かるのか/奇跡的な組み合わせ/グーグルの二つ目の顔/「もうひとつの地球」構築の方程式/「経済のゲーム」より「知と情報のゲーム」/利便性と自由の代償として
筑摩書房さんからフューチャリスト宣言を送っていただき、遅ればせながら読了。 巻末に書かれている通り、本書は「細部をつついて批判するのがバカバカしいような明るい本」であり、そこにはネットの可能性や、組織から開放されて自由に生きる個人の生活の姿が描かれている。文字通り明るさに満ちた本なので、エスタブリッシュメントに辟易している人が手に取る本としては、最良の書であると思う。 だが、しかし。 ウェブ進化論においては、「あちら側」と「こちら側」とをつなぐ言葉を、模索に模索を重ねて形にしようとしている姿が文章に滲み出ていたし、ウェブ人間論においても同様の姿が平野さんとの対談の中に見られた。 ウェブ進化論が出版されたとき、ブログを書いている知人の多くは、そのほとんどの内容を自分はすでに知っていたと言った。しかし、梅田さんのネットに住む人とそうでない人とをつなごうと懸命に言葉を探している姿に感動し、ほぼ全
「ウェブ進化論」「シリコンバレー精神」と今年は二冊の本を出し、今週後半に「ウェブ人間論」が出るわけだが、三冊目にしてとうとうid:finalvent先生の「本気」を引き出すことができたのかもしれない。本当に力のこもった書評をお書きいただき、ありがとうございました。 [書評]ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎) http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/12/post_a97b.html 僕はものを書くときにいつも、「この人にどう読まれるだろうか」と意識している人が十人くらいいる。それは昔からの友人だったり、尊敬する編集者だったりと、ほとんどはリアル世界の知己であるが、ブログを書くことによって出会った「見ず知らずの人」としては、id:finalvent(心の中でいつも「finalvent先生」と呼んでいる)が、その十人の中の一人に
今週木曜日か金曜日に書店に並ぶ「ウェブ人間論」。知己のブロガーの方々の中の何人かには、見本(書店に並ぶものと全く同じものです、念のため)ができたところでお送りしましたが、早速、書評の口火を切ってくださったのが小飼弾さんでした。本が届いた方々は、どうぞ「書評解禁」ですので、発売日前でもご遠慮なくお書きください。 「書評 - ウェブ人間論」 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50711443.html 本書「ウェブ人間論」は、今や「ウェブ進化論」の著者で通じるようになった梅田望夫と、芥川賞受賞者にして1975年生まれ(これ重要)の平野啓一郎の対談を一冊にまとめたもの。率直に言って、「ウェブ進化論」より格段に面白かった。今年を締めくくるのにふさわしい一冊といってよい。 梅田さんは、「論」より「談」が似合う人だと思う。私自身、梅田さんと「Web 2
12月15日に、平野啓一郎さんとの共著「ウェブ人間論」(新潮新書、714円)が発売されます。その予約販売がアマゾン、紀伊国屋BookWebをはじめネット書店でスタートしました。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4106101939/sr=1-4/qid=1163840698/ref=sr_1_4/503-3837513-5191110? http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=YK-0004801 日本におけるインターネット元年から十年。いまウェブ2.0という新たな局面を迎え、本当の大変化が始まろうとしている。「ウェブ進化」によって、世の中はどう変わりつつあるのか、そして人間そのものはどう変容していくのか──。 ビジネスとテクノロジーの世界に住む梅田望夫と、文学の
「週刊エコノミスト」をランチタイムに読みました。明日にはおっさんになってしまうかもしれません。 特集がウェブ2.0とはなんぞや、で、後ろのほうには私も参加したLAの「LOHAS10」の模様とLOHAS事情の記事が。ちょうど昨日原稿を書いていたのでなかなか面白く拝見。というか先に読んでおけばよかったぜ。 2.0がらみの記事では、梅田さんのインタビューの中の「『エリートと大衆』の間にかなり質の高い第三の層(中略)が台頭することが大きいと思う。」という部分、 こんな人がソトに対して発言できる機会が多くなるのは社会にとって益というお話なのですが、『ウェブ進化論』の同様の内容の記述ではあまりピンとこなかったのですが、 内容の実例で、 「今まではあまり外に対して発言をしてこなかったけれど、『中学や高校のクラスの上から5人』とか、『親戚という小さなコミュニティーで一番敬意を持たれている人』とか」 ってい
このゴールデンウィークに、遅ればせながら『ウェブ進化論』を読了した。 この本を読み終えて自分の中に込み上げた「想い」は、一切漏らさず胸の中にしまっておこうと思っていたが、長尾確先生の「ウェブ進化論」批判エントリー を読んで考えが変わった。 当初、正直なところ「ウェブ進化論」という本にあまり期待感は無かった。というと語弊があるかもしれないが、梅田さんがウェブ上に記した文章はおおかた目を通しているつもりだったし、この本は「ウェブの世界で何が起こっているのか判っていない人に向けた解説書」であるといった紹介を随所で見かけてしまった為だ。だから、自分にとっての「新しい刺激」はあまり期待していなかった訳だ。 しかし実際読んでみると、その様な浅はかな先入観は吹き飛んでしまった。確かに全編を見渡せば既知の話も多かったのだがそんな事は関係なかった。不覚にも感動してしまった。梅田さんがこんなに「熱い」人だとは
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