昨年、Appleが10億ドル(約1,150億円)を出資して話題を集めたライドシェアサービスのDiDiが、Apple本社近くに、人工知能を用いた自動運転関係の研究施設を設置する、と米メディアRecodeが報じています。 Apple本社の近くに研究施設を設置! DiDiは、「中国版Uber」とも呼ばれていましたが、Appleからの巨額出資を受けた後、「本家」Uberの中国事業を買収し、一気に中国最大のライドシェア事業者となりました。 DiDiが進出するのは、Appleの新旧本社があるクパチーノからも近く、Googleが本社を構えるマウンテンビューです。DiDiにとっては、初の中国以外の拠点となります。 DiDiは、Googleの自動運転自動車部門Waymoのソフトウェア技術者などを引き抜いており、自動運転技術に強い関心を持っているのは明らかです。 シリコンバレーへの進出は、自動運転に不可欠な人