iPhoneを動作させるための、パソコンならBIOSに相当する重要なソフトウェア「iBoot」が、何者かによってWebに公開されました。悪用された場合、セキュリティ上の脅威となる危険性もあります。 【追記 2018/2/9 8:20】その後、Appleは今回のソースコード流出を認め、iPhoneのセキュリティに影響はなく、心配は不要、とのコメントを出しています。 iPhoneのBIOSとも呼べる「iBoot」 ソフトウェアのソースコードなどを共有できるWebサービスGitHubに公開された「iBoot」は、iOSを起動させるための、非常に重要な役割を担っています。 iPhoneの電源を入れるときに、iOSのベースとなるカーネルが正当なものかをチェックし、問題なければ動作させる「iBoot」の役割は、パソコンでいうBIOSに相当します。 「iBoot」のコードには、iOS9用との記載があり、