直近に読んだ「刑務所の中の中学校」(角谷敏夫著)はたいへん素晴らしい本でございましたが、その中でも特に感銘を受けた、"受刑者兼中学生"にとってだけでない社会生活を営むすべての人にも当てはまるであろう対人関係の要諦が挙げられていたので、ひとつのエントリーとして残しておこうと思いました。 まあ、その手のハウツー本では垢だらけの話なんだろうけれど。 ①お互いに「さん」づけで名前を呼び合いましょう。 (お互いに一人格者として尊厳のある存在です。その人格を尊重しましょう) ②お互いに1歩下がって生活しましょう。 (お互いに1歩出たら衝突するのは当然。一方が1歩下がっているのに一方が1歩出たら、下がっている人はおもしろくなくなります。双方が1歩下がって生活すればおあいこです) ③悪口や陰口は絶対に言わない。 ④どんな些細なことでも「ありがとう」と礼を言いましょう。 (言われた方は「力」になり、